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エクササイズ&プラクティス集へ
競技選手現役の頃、サンバは大の苦手・・・
だったなぁ~のワタクシ。
なぜか?
アラユル意味でドンくさかった私にとって、
サンバには、
「メッチャ、難しいし、手ごわいわ」
な、テクニックがあったから。
その名も・・・
“サンバ・バウンス”
ナンデそんなに難しく手に負えない
テクニックになってしまっていたのか?
という理由はいくつかあるんだけど・・
① ヒザや足首の曲げ伸ばしだけで、
サンバ・バウンスをやろうとしてたから
もう、これ致命傷!
ゆえに、
ボディの運動はほとんどなく、
いや、あっても、
下半身(ひざ・足首)の運動との
つながりを感じてはいなかったしね。
ユックリやったら、
まぁまぁなんとかカッコウになるんだけど、
“いざ、音楽に合わせて”
となったら、ちーとも間に合わない。
なにより、
足元のテクニックばっかりやろうとして、
ボディ・リズムなんてナイモンだから、
音楽の表現なんてほとんど皆無。
そりゃ、面白くない種目になっちゃうわね。
で、また、
② サンバ・バウンスを
“音楽を感じた結果”ではなく、
無理やり“やらねばならない
テクニック”として捉えていたから
わぁ、これまた致命的だよね。
音楽を無視した時点で、アウト!
すべてのテクニックは、
強制なモンになっちゃうからねぇ。
考えてみれば、
サンババウンス・テクニックって
スローフォックストロットや、
ワルツにおいての
スウィング・テクニック
と同じなんだな。
つまり
音楽を感じることから
生まれてきた
ムッチャ、
本質的なテクニックなんだ。
で、あるからにして
このような本質的・永遠なるテクニックは
(音楽からやってくる)自然発生的なモノとして
位置づけない限り、
絶対、真にモノにすることはできないんだ。
(バウンスやスウィング・テクニックって)
ある意味、
必死になって練習するべきものではなく、
つまり、
スウィングしよう、やるぞ!やらなきゃ・・・
バウンスしよう、やるぞ!やらなきゃ・・・
ってなモンではなく、
音楽を聴いていたら
揺れたい!となって、スウィングが始まり
弾みたい!となって、バウンスが始まり
みたいな、
ナチュラルな原点に戻らなきゃ、
練習倒れしてしてしまうモンよ、
ってなことなんだ。
はぁ~、前置きが長くなってしまいましたが、
ソンナコンナで、
前回、紹介した
即興で好きに踊る
エクササイズ
って、有効なモンなんだけどね。
「もうチョイ、はっきりとした“型”がないと、
練習やりにくいわ」
という人たちへ、
実際、日々、
ジュンコ先生がやってます・・・な、
サンバ・エクササイズを紹介するね。
サンバ・クルクル
クルクルって・・・変な名前だね(笑)
まずは、好きなサンバの音楽を選ぼう。
(もしなかったら、ビートがはっきり
聴こえてくる感じのものが良いね)
左右どちらかの足を前に出し、
モデル立ちまたはセレブ立ちのような位置にする
(第665話参照)
一応
後ろ足の土踏まずの内側に、
前足のカカトをつけて立つ
(モデル立ち)
後ろ足のつま先に、
前足のカカトをつけて立つ
(セレブ立ち)
なんだけど、
今回は、立ち姿をみせる練習ではないため
ピッタリ足をくっつけないで、
ゆったりと無理なく楽にバランスできるように、
両足の置き位置を探してね。
で、そのカッコウのマンマで、
カラダの中を感じていくよ。
意識をあわすのは、ズバリ、
背中側・胸椎(きょうつい)の
11・12番目
このあたりを(つまり、みぞおち辺り)
音楽を感じながら
回旋(かいせん)する
エクササイズなんだ。
(第587・588話参照)
左肩&左足前で、立っている時は、右回し
右肩&右足前で、立っている時は、左回し
をやってね。
音楽の1・2・3・4にあわせて
1回ずつクルッって回すんだ。
カラダの中をクチャクチャ回すなんて
最初はすごく難しいけど、
練習を積めばちゃーんと
できるようになるってモン。
できれば、1曲。
だんだんカラダが動くようになってくるよ。
1曲クルクルした後は
前に置く足を変えて、もう1曲クルクル。
そう、音楽を感じながら
ひたすらクルクルしてね。
ポイントは、
頭を高く、静かに保つこと
と、最初は、
腰が動かないようにすること
と
胸骨(きょうこつ)
ココにも意識を置くこと。
(第695話参照)
胸椎&胸骨・・・この2つはセットで
活性化がベストだからね。
なお、このエクササイズは、
背骨にくっついてる重要インナーマッスル
脊柱の姿勢保持の微調整を図る
回旋筋(かいせんきん)のトレーニングにもなるよ。
(第585・586話参照)
クルクル回して
胸椎(きょうつい)と
胸骨(きょうこつ)のセット使い
がダイタイできるようになったら
仙骨(せんこつ)のセット使いも試みてみよう。
(第720話参照)
つまり、一緒に、
腰もクルクルするわけね。
さて、このサンバ・クルクルは、
思いのほか色んなモンに効果がある
優良エクササイズなんだ。
ムッチャシンプルだけど、
実は奥深いモノだってことが、
やった人にだけわかるわヨン♥
クルクルする部位である
胸椎の12番目ってホラ、
あの大腰筋にもつながりがある・・・・
だから、変にヒザ・足首を使うことなく
サンバ・バウンスが
できるようになってくるんだ。
ってことで
次回は、サンバ&サンバ・バウンスに
もうチョイ踏み込んで、
スローフォックストロットとの、
関連を見ていくよ。
続く 第727話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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競技選手現役の頃、サンバは大の苦手・・・
だったなぁ~のワタクシ。
なぜか?
アラユル意味でドンくさかった私にとって、
サンバには、
「メッチャ、難しいし、手ごわいわ」
な、テクニックがあったから。
その名も・・・
“サンバ・バウンス”
ナンデそんなに難しく手に負えない
テクニックになってしまっていたのか?
という理由はいくつかあるんだけど・・
① ヒザや足首の曲げ伸ばしだけで、
サンバ・バウンスをやろうとしてたから
もう、これ致命傷!
ゆえに、
ボディの運動はほとんどなく、
いや、あっても、
下半身(ひざ・足首)の運動との
つながりを感じてはいなかったしね。
ユックリやったら、
まぁまぁなんとかカッコウになるんだけど、
“いざ、音楽に合わせて”
となったら、ちーとも間に合わない。
なにより、
足元のテクニックばっかりやろうとして、
ボディ・リズムなんてナイモンだから、
音楽の表現なんてほとんど皆無。
そりゃ、面白くない種目になっちゃうわね。
で、また、
② サンバ・バウンスを
“音楽を感じた結果”ではなく、
無理やり“やらねばならない
テクニック”として捉えていたから
わぁ、これまた致命的だよね。
音楽を無視した時点で、アウト!
すべてのテクニックは、
強制なモンになっちゃうからねぇ。
考えてみれば、
サンババウンス・テクニックって
スローフォックストロットや、
ワルツにおいての
スウィング・テクニック
と同じなんだな。
つまり
音楽を感じることから
生まれてきた
ムッチャ、
本質的なテクニックなんだ。
で、あるからにして
このような本質的・永遠なるテクニックは
(音楽からやってくる)自然発生的なモノとして
位置づけない限り、
絶対、真にモノにすることはできないんだ。
(バウンスやスウィング・テクニックって)
ある意味、
必死になって練習するべきものではなく、
つまり、
スウィングしよう、やるぞ!やらなきゃ・・・
バウンスしよう、やるぞ!やらなきゃ・・・
ってなモンではなく、
音楽を聴いていたら
揺れたい!となって、スウィングが始まり
弾みたい!となって、バウンスが始まり
みたいな、
ナチュラルな原点に戻らなきゃ、
練習倒れしてしてしまうモンよ、
ってなことなんだ。
はぁ~、前置きが長くなってしまいましたが、
ソンナコンナで、
前回、紹介した
即興で好きに踊る
エクササイズ
って、有効なモンなんだけどね。
「もうチョイ、はっきりとした“型”がないと、
練習やりにくいわ」
という人たちへ、
実際、日々、
ジュンコ先生がやってます・・・な、
サンバ・エクササイズを紹介するね。
サンバ・クルクル
クルクルって・・・変な名前だね(笑)
まずは、好きなサンバの音楽を選ぼう。
(もしなかったら、ビートがはっきり
聴こえてくる感じのものが良いね)
左右どちらかの足を前に出し、
モデル立ちまたはセレブ立ちのような位置にする
(第665話参照)
一応
後ろ足の土踏まずの内側に、
前足のカカトをつけて立つ
(モデル立ち)
後ろ足のつま先に、
前足のカカトをつけて立つ
(セレブ立ち)
なんだけど、
今回は、立ち姿をみせる練習ではないため
ピッタリ足をくっつけないで、
ゆったりと無理なく楽にバランスできるように、
両足の置き位置を探してね。
で、そのカッコウのマンマで、
カラダの中を感じていくよ。
意識をあわすのは、ズバリ、
背中側・胸椎(きょうつい)の
11・12番目
このあたりを(つまり、みぞおち辺り)
音楽を感じながら
回旋(かいせん)する
エクササイズなんだ。
(第587・588話参照)
左肩&左足前で、立っている時は、右回し
右肩&右足前で、立っている時は、左回し
をやってね。
音楽の1・2・3・4にあわせて
1回ずつクルッって回すんだ。
カラダの中をクチャクチャ回すなんて
最初はすごく難しいけど、
練習を積めばちゃーんと
できるようになるってモン。
できれば、1曲。
だんだんカラダが動くようになってくるよ。
1曲クルクルした後は
前に置く足を変えて、もう1曲クルクル。
そう、音楽を感じながら
ひたすらクルクルしてね。
ポイントは、
頭を高く、静かに保つこと
と、最初は、
腰が動かないようにすること
と
胸骨(きょうこつ)
ココにも意識を置くこと。
(第695話参照)
胸椎&胸骨・・・この2つはセットで
活性化がベストだからね。
なお、このエクササイズは、
背骨にくっついてる重要インナーマッスル
脊柱の姿勢保持の微調整を図る
回旋筋(かいせんきん)のトレーニングにもなるよ。
(第585・586話参照)
クルクル回して
胸椎(きょうつい)と
胸骨(きょうこつ)のセット使い
がダイタイできるようになったら
仙骨(せんこつ)のセット使いも試みてみよう。
(第720話参照)
つまり、一緒に、
腰もクルクルするわけね。
さて、このサンバ・クルクルは、
思いのほか色んなモンに効果がある
優良エクササイズなんだ。
ムッチャシンプルだけど、
実は奥深いモノだってことが、
やった人にだけわかるわヨン♥
クルクルする部位である
胸椎の12番目ってホラ、
あの大腰筋にもつながりがある・・・・
だから、変にヒザ・足首を使うことなく
サンバ・バウンスが
できるようになってくるんだ。
ってことで
次回は、サンバ&サンバ・バウンスに
もうチョイ踏み込んで、
スローフォックストロットとの、
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