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エクササイズ&プラクティス集へ




さてさて、きっと皆様お困りであろう
スロー・フォックストロットのスタート
=スイング・ダンスの踊り始め
=普通に歩き出すこと
=ナチュラルな重心移動

について、
今回から数回にわたって 

徹底!解説 していくよ。

題して、

「完全なるスイング・ダンスの

スタートへの道」


習得できれば、
「いやぁ、スタートのリード、
上手くなったねぇ」
と、世の女性から賞賛をいただき
・・・となるハズ。
乞うご期待!!


ってことで、
第1回目は、
昨日のまとめと最後の問いに対する答えから。

ナチュラルな重心移動のために外せないのが、

大腰筋の操作だ。

詳しい説明は第474話
参照していただくとして、
大腰筋は、
みぞおち辺りの背骨にくっついているから、
大腰筋の操作と言えば、
背骨(胸椎)の操作のことを指すのかな?

と思いきや、

ジュンコ先生曰く

胸、具体的には胸骨の操作

を意味するらしいこと。
なぜなのか?
の答えは、第695話の胸骨からの
胸椎アプローチでレクチャー済みなんだけど、
赤文字で書いてある

「胸骨とその周辺からの

胸椎アプローチの利点」


って部分をもう一度読んでみて、
確認して欲しいんだな。

特に注目するべきは
④ 胸骨を通した胸椎の連動は、
骨盤の運動に結びつく

という点だ。
ココから、前回の最後の問い、
スムーズな重心移動のためには、
胸骨とペアで使うべき部分がある
って話につながっていくんだけど、
ソレは一体どこの部分か? 

のヒントは“骨盤”だ。

もっと言えば、
骨盤を形成しているアル

なんだ、それって。

その骨は、
人間のカラダの中心線上にあって
(胸骨と同じだよね)
ダンサー諸君にとっては
タダモノならぬ大切な骨であって・・・
あ、分かった?
そう、

“仙骨”だ。

仙骨については以前にも
レクチャーをしたと思う。
詳しくは
第198話をジックリとお読みいただくとして。

改めて言っておこう。
スイング・ダンスの
スタート時の身体操作=

大腰筋のGOODな操作


のためには、

胸骨と仙骨のペア使い

がキモなんだ!!

さらには、
上半身のカナメの関節
胸骨と鎖骨のつなぎである

胸鎖関節(きょうさかんせつ)
(第692話参照)

と、
下半身のカナメの関節
仙骨と腸骨のつなぎである

仙腸関節(せんちょうかんせつ)
(第197話参照)

も、ペア使い・・・これもキモ!

これら

2つのペア使い
(胸骨と仙骨・胸鎖関節と仙腸関節)

が、できて初めて、
上半身と下半身のバランスを取ることができ
もっともナチュラルに動き
(歩き)出すことが可能になるんだな。
まぁいえば、
両手を正しく振って、
両足を正しく振りだすだけってモンだけどね。

次回へ。



      続く 第721話へ



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