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エクササイズ&プラクティス集へ
ハーイ、やっとこさ
スロー・フォックストロットのシリーズに
戻ってきましたよ。
でも、こんな声が・・・
「寄り道ばっかりして、
ちっともスロー・フォックストロットらしい話に
ならないじゃない!?
私、スローが好きだし、
上手くなりたいから期待しているのにぃ」
コリャ、申し訳ない。
心を入れ替えまして(?)できるだけ、
スロー・フォックストロットならではの
レクチャーにしていきますんで、ヨロシクね。
なにしろ、実際のグループレッスン、
今期のテーマが
スロー・フォックストロットなモンで、
このブログと
リンクさせたいとも思っておりますのでね。
ってことで、
ジュンコ先生のレクチャー、再開。
「先生!
ちょっといいですか?」
授業のしょっぱな、
元気に手を上げたのはノリタケ君だ。
まだ、スロー・フォックストロットは
フロアーをようやく一周できる程度の初心者だ。
そんな彼からの質問。
「ひとりで練習するとき、
シャドウ以外に
コレをやっておけば、
スロー・フォックストロットに役立つ
ジュンコ先生、
おすすめのエクササイズ
みたいなものはありますか?」
と、カナちゃんが声を上げた。
「ワァ、ソレ、私も知りたい!
最近、やっぱりカラダつくりが
大切だなぁって思い始めていたんです」
ジュンコ先生は
ニコニコしながら聞いていたが
「OK、いいわよ。
下半身用と上半身用それぞれ1つずつ、
紹介しましょう。
どちらも、
スロー・フォックストロットの
音楽にあわせてするものよ」
「下半身用は、
以前にも紹介したんだけど、
もも上げ
(第23話参照)
もしくは、
ナナメ脚上げよ。
(第372話参照)
スロー・フォックストロットの
音楽の半分を使って、片方の足で。
1曲で両方」
そう言いながら、
ジュンコ先生は実際にやって見せている。
と、坂田さんが声を上げた。
「ソレは、確か
インナーマッスルに効くって
言うことでしたね」
「エエ、主に大腰筋にね。
スロー・フォックストロットは
この筋肉が活性化され、
ホントウの意味で
“みぞおちから脚”状態を
カラダで覚えることができれば、
非常に簡単で楽しい種目になるからね」
ジュンコ先生は続いてこう言った。
「上半身用は、名づけて
“代わり番こ・ビッグ・シェイプ”
音楽に合わせて、
両手を大きく前後に伸ばし、
右・左、代わり番こに、
ピクチャーポーズのようなラインを作るのよ。
コレは鏡に向かってやってみましょう」
と、全員を鏡の前に立たせて、
自分のマネをするように指示を出した。
指示は下記の通り・・・
エクササイズ
代わり番こ・ビッグ・シェイプ
できれば全身が映る鏡の前に立つ。
なければ上半身だけが映るのでもOK。
肩幅に脚を開く。
① そこから、右腕をグーッと前に伸ばす。
背中・胸を使って、
大きなシェイプラインを作るんだ。
つまりは肩甲骨から、
そして鎖骨から、ウーンと前へ。
腕もウーンと伸ばし、
中指が遠くへ行くように。
自然と体重は右足に移り、
左足はポイント状態になるくらいまで、
大きなラインを作るんだ。
そして、頭は右に傾き、
背中越しに遠くから前を見るような感じになり、
左のほおがナナメ上を向くくらいまでに
なっていたらOK。
このとき、
左腕は大きく後ろに伸ばしているよ。
② 次に左右を入れ替える。
つまり、左腕が前で、右腕が後ろ。
このときも①と同様、
右のほおがナナメ上を向くくらいまで
大きなシェイプを作る。
音楽の1234で①のシェイプ
次の1234で②のシェイプ、
を交互にするわけ。
切り替えの時、
カラダの中から手を出す感じでね。
ただし、腕のリキミはNGだよ!
ポイントは
手を伸ばしていく間は、
“カラダの中から拡大”していく感じ
手を入れ替えるときは
“カラダの中から縮小”する感じ
ともに、カラダの中からというのがミソ。
腕・手だけのアクションだと、
音楽を持て余してしまうぞ。
伸ばすときは、
カラダの中に引っ張り込む力があるから、
早くにシェイプして終わりって感じではない。
ズーッと切れないでアクションし続けること。
手を入れ替えるときは、
カラダの中がグチャ~って動いて、
いわば、
“カラダの中で左右を入れ替える”感じだ
・・・分かるかなぁ?
音楽、スタート!
でみんなやってみているが
「これ、結構キツイですな。
汗がでてきました」
と平田さん。
「ルンバのスライディング・ドアーズの
練習みたい!」
カナちゃんが喜んでいる。
と、紀子さんが質問だ。
「先生、
ヒザの屈伸運動を
自然にやっちゃう感じですが、
ソレはソレでいいんですよね?」
ジュンコ先生は答える。
「そうよ。
とても重要なポイントね。
腕を大きく、胸、背中を使って動かすと
下半身にまで連動して、
腰のひねるような運動が、
ヒザの屈伸につながってくるわね。
自然につながるから、
わざとヒザを曲げようとしないこと。
でも、ヒザが突っ張ったマンマになるときは
カラダがつながっていない・・・
これもNGね」
「コレは、
チェストセンターを鍛える
ものでもアル。
(第688話参照)
つまり、
スウェイとターンの練習でもあるの」
「しかも、
スロー・フォックストロットは、
まさに今やってもらっているエクササイズどおりに
胸・背中の
インナーマッスルを使って踊る
ものなのよ」
続く 第718話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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ハーイ、やっとこさ
スロー・フォックストロットのシリーズに
戻ってきましたよ。
でも、こんな声が・・・
「寄り道ばっかりして、
ちっともスロー・フォックストロットらしい話に
ならないじゃない!?
私、スローが好きだし、
上手くなりたいから期待しているのにぃ」
コリャ、申し訳ない。
心を入れ替えまして(?)できるだけ、
スロー・フォックストロットならではの
レクチャーにしていきますんで、ヨロシクね。
なにしろ、実際のグループレッスン、
今期のテーマが
スロー・フォックストロットなモンで、
このブログと
リンクさせたいとも思っておりますのでね。
ってことで、
ジュンコ先生のレクチャー、再開。
「先生!
ちょっといいですか?」
授業のしょっぱな、
元気に手を上げたのはノリタケ君だ。
まだ、スロー・フォックストロットは
フロアーをようやく一周できる程度の初心者だ。
そんな彼からの質問。
「ひとりで練習するとき、
シャドウ以外に
コレをやっておけば、
スロー・フォックストロットに役立つ
ジュンコ先生、
おすすめのエクササイズ
みたいなものはありますか?」
と、カナちゃんが声を上げた。
「ワァ、ソレ、私も知りたい!
最近、やっぱりカラダつくりが
大切だなぁって思い始めていたんです」
ジュンコ先生は
ニコニコしながら聞いていたが
「OK、いいわよ。
下半身用と上半身用それぞれ1つずつ、
紹介しましょう。
どちらも、
スロー・フォックストロットの
音楽にあわせてするものよ」
「下半身用は、
以前にも紹介したんだけど、
もも上げ
(第23話参照)
もしくは、
ナナメ脚上げよ。
(第372話参照)
スロー・フォックストロットの
音楽の半分を使って、片方の足で。
1曲で両方」
そう言いながら、
ジュンコ先生は実際にやって見せている。
と、坂田さんが声を上げた。
「ソレは、確か
インナーマッスルに効くって
言うことでしたね」
「エエ、主に大腰筋にね。
スロー・フォックストロットは
この筋肉が活性化され、
ホントウの意味で
“みぞおちから脚”状態を
カラダで覚えることができれば、
非常に簡単で楽しい種目になるからね」
ジュンコ先生は続いてこう言った。
「上半身用は、名づけて
“代わり番こ・ビッグ・シェイプ”
音楽に合わせて、
両手を大きく前後に伸ばし、
右・左、代わり番こに、
ピクチャーポーズのようなラインを作るのよ。
コレは鏡に向かってやってみましょう」
と、全員を鏡の前に立たせて、
自分のマネをするように指示を出した。
指示は下記の通り・・・
エクササイズ
代わり番こ・ビッグ・シェイプ
できれば全身が映る鏡の前に立つ。
なければ上半身だけが映るのでもOK。
肩幅に脚を開く。
① そこから、右腕をグーッと前に伸ばす。
背中・胸を使って、
大きなシェイプラインを作るんだ。
つまりは肩甲骨から、
そして鎖骨から、ウーンと前へ。
腕もウーンと伸ばし、
中指が遠くへ行くように。
自然と体重は右足に移り、
左足はポイント状態になるくらいまで、
大きなラインを作るんだ。
そして、頭は右に傾き、
背中越しに遠くから前を見るような感じになり、
左のほおがナナメ上を向くくらいまでに
なっていたらOK。
このとき、
左腕は大きく後ろに伸ばしているよ。
② 次に左右を入れ替える。
つまり、左腕が前で、右腕が後ろ。
このときも①と同様、
右のほおがナナメ上を向くくらいまで
大きなシェイプを作る。
音楽の1234で①のシェイプ
次の1234で②のシェイプ、
を交互にするわけ。
切り替えの時、
カラダの中から手を出す感じでね。
ただし、腕のリキミはNGだよ!
ポイントは
手を伸ばしていく間は、
“カラダの中から拡大”していく感じ
手を入れ替えるときは
“カラダの中から縮小”する感じ
ともに、カラダの中からというのがミソ。
腕・手だけのアクションだと、
音楽を持て余してしまうぞ。
伸ばすときは、
カラダの中に引っ張り込む力があるから、
早くにシェイプして終わりって感じではない。
ズーッと切れないでアクションし続けること。
手を入れ替えるときは、
カラダの中がグチャ~って動いて、
いわば、
“カラダの中で左右を入れ替える”感じだ
・・・分かるかなぁ?
音楽、スタート!
でみんなやってみているが
「これ、結構キツイですな。
汗がでてきました」
と平田さん。
「ルンバのスライディング・ドアーズの
練習みたい!」
カナちゃんが喜んでいる。
と、紀子さんが質問だ。
「先生、
ヒザの屈伸運動を
自然にやっちゃう感じですが、
ソレはソレでいいんですよね?」
ジュンコ先生は答える。
「そうよ。
とても重要なポイントね。
腕を大きく、胸、背中を使って動かすと
下半身にまで連動して、
腰のひねるような運動が、
ヒザの屈伸につながってくるわね。
自然につながるから、
わざとヒザを曲げようとしないこと。
でも、ヒザが突っ張ったマンマになるときは
カラダがつながっていない・・・
これもNGね」
「コレは、
チェストセンターを鍛える
ものでもアル。
(第688話参照)
つまり、
スウェイとターンの練習でもあるの」
「しかも、
スロー・フォックストロットは、
まさに今やってもらっているエクササイズどおりに
胸・背中の
インナーマッスルを使って踊る
ものなのよ」
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