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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.6 

思い込みを打破せよ!

ダンス力を生き・活き力に転用しよう ⑩ 


今日も、ダンスインストラクター養成に作った、
テキストの中からの抜粋の続きだ。

なぜ、社交ダンスが、
日常の習慣性を打破するために役立つのか?
ってな話。
ダンスにおいても日常においても
「更なるレベルアップのために、
変化したい!でも、できない」
ってお悩みの方、必読!

「ダンスは、他者(相手)との係わり合いの中で
自分の内的世界の表現を試みていく作業である。
この行為は、自分を新たな目で見つめなおす
プロセスに人を導いてくれる。
それは、
『自分は○○な人間である』という

習慣的思い込みによる

低いレベルでの

『自己定義』から

脱出できるチャンス
なのだ」

ね、面白いでしょ?

「わたしはどうせ・・・」ってな言い方で、

みんな自分のことを
見くびっているところってあるんよね。
「わたしはどうせ脚が太いですよ」
「わたしはどうせ冷たい人間ですよ」
「ワタシはどうせ、
このくらいしか仕事できませんよ」
「ワタシはどうせ、
口ほどに行動が伴いませんよ」
「僕はどうせまた、失敗するんだ」
「僕はどうせまた、捨てられるんだ」・・

その“思い込み”

そしてソコから勝手に導き出しちゃう

“結論”こそが、変化したくても

なかなか変化できない

最大の理由
なんだな。

では続き。

「音楽・相手との触れ合いによる刺激は、
潜在的感情を引っ張り出してくる。
固有の筋肉反応も見られる。
つまり、心とカラダの持つ

“クセ”“習慣性”が表出してくるのだ」

「例えば、踊ると
どうしようもなく肩に力が入ってしまう人は、
日常の対人関係においてがんばってしまう
クセ・習慣性を持つ人が多い。
コミュニケーションを要するダンスの中では、
そんなクセ・習慣性が拡大してくるのだろう。
しかし、ダンスの上達に焦点を合わせ、
的確な練習を積み、
ダンスの中でこのクセ・習慣性が改善されれば、
日常にも必ず効果が出てくるのである」

「日頃、人の話を
ジックリ聞くことのできないタイプの人は
ダンスの中でも、
相手の言うことを聞かず、
悪い自分勝手に陥りやすい。
音楽・相手を感じる大切さをダンスの中で習い、
徹底して“聴く”習慣をつけ、
リード&フォローの楽しさに
目覚めることができれば
ダンス以外の部分でも、
いかに“聴く”ことをしていなかったかを理解し、
反省に結びつけることができるようになる。
そうすることで、
また、ダンスも飛躍的に良くなり、
ダンスと日常どちらもが
良い循環を生み続けることが可能となってくる」

うっひゃ~ソレこそ、
耳の痛い話が書いてありますって感じだけどね。

でもホンマ、ダンスは人を変えるよぉ。
を、身をもって知っているのが、このワタクシ。

性格・体格・人格・・・

色んな“格”自体がメッチャ変わりましたモン。
ダンスを始めた頃の性格って、
学連物語の登場人物紹介
「情にもろく、おっちょこちょい。
かなりのドンクサ系だが、
やる気は人一倍。
ダンスと恋に燃える少々過激な頑張り屋さん」

プラス、
メッチャ“根暗(ネクラ)”。
モノゴトの判断基準も、ブレまくり。
思い込みが激しく、
低いレベルの自己チュウだったんだけど
おかげさまでずい分改善されましたわ。

ダンスの中で思い知ったことは、数々あれど
「落ち着いて、周りに惑わされず、
モノの本質を感じられるようになった」

・・・リラックスしてセンター・バランス
踊るという訓練から
が、もっとも役立ってるかな。

これ以上は、
またオイオイお話するとして、
コレだけは言える。
自分に対する思い込み結論を見抜き、
変化させていくことは、

誰にでも可能だ!!

最終回へ。



      続く 第707話へ



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