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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.6 

習慣改善のススメ

ダンス力を生き・活き力に転用しよう ⑨


まず、この文章を読んでみて欲しい。
数年前にダンスインストラクター養成に作った、
テキストの中からの抜粋である。
チョイ、難しいかもしれないけど、
とっても重要な内容だからジックリ味わってみて。

「(ダンスが上達するにつれて)
今まで感じなかったことが
“不快感”“違和感”として
感受されてしまうようになる。
これは、外部刺激(相手のことや音楽など)、
それに反応する自己、
両方に関してのものである。
感受性が豊かになり、
本来の敏感さが戻ってきた証拠で、

歓迎すべきことなのであるが、

問題は、ソノ感じてしまった
“不快感”“違和感”の行き先である。
このデリケートな感情は、

大変傷付きやすいものであるため、

大切に扱わなければならない」

「今まで感じなかったことが
“不快感”“違和感”として
感受されてしまうということは、
ソノ部分に何か

改善の余地がある

ということの示唆(しさ=暗示・ほのめかす)なのである。
ほとんどの場合、
もうずい分前から、本当は
“不快感”“違和感”を持っていたにもかかわらず、
感じないように、
あるいは無視し続けていたモノだろう。
やっかいなことにその多くは、

“習慣”と化しているはずだ。

“習慣”は変わりにくい。
だが、せっかく表面化できたのだから、

勇気を持って改善しようではないか」

「とはいえ、
心とカラダに練りこまれた習慣を改善するには、
かなり強い“動機付け”が必要である。
無意識化してしまっている習慣は、
意識的な作り直しを忍耐強くやらないと直らない。
混乱や葛藤の結果、
元の習慣に引き戻されてしまう人も多い。
どれだけ『よし、今度こそは・・・』と心に決め、
ホンキで改善しようと試みても、
いざ、実行してみると難し過ぎる、
あるいは自分には不可能だと感じてしまうのだ。
これまでの安定を崩し、
リスクを犯してまで変化させるよりも、
“不快感”“違和感”を持ちながらも、
その不調和な状況に慣れてしまったほうが良いと、
自分に言い聞かせようとするかもしれない」


さぁて、ココまで読んで、
ダンスの話ではなく、
「うわぁ、たばこをやめようと思って
やめられなかった状況を思い出したよ」
「カレシとの付き合いで、
泥沼化したときの感覚と似ているわ」
なんて人もいるからね。

では、しばらくテキスト抜粋の続きを・・・
ココからの習慣は一応
“自分のダンスにおける悪しき習慣”
だと思ってお読みくだされ。


「心とカラダの奥深くに
練りこまれた習慣を改善していくには、

きちんとしたプロセスと

強い決意が必要
である。

そうやって、結果、
深い習慣を断ち切ることができ、
真からダンスの上達を遂げたとき
実は、その人の内面的な進化が
始まっているのである」

「人の“存在”とは、
その人の“人格”ソコから発せられる
“フィーリング”“声”
“行動様式=スタイル”
見た目の“姿勢・体格”などのトータルである。
そんな、人の“存在”もまた繰り返される
習慣性の結果として形成されていく。
例えば、“意識・感情・想い”が
筋肉の運動“緊張・収縮・弛緩(しかん=ゆるむ)”
を引き起こし、
そのパターンは筋肉に記憶されていく。
そしてソレが度重なるとやがて定着し、
カタチと成していくのである。
いわば、

心からカタチが生まれるのだ」

「いったん、カラダに表出し、
カタチとなった心は簡単には変化しない。
カタチによって心は固定化されていくのである。
このように習慣は、
心とカラダの相関関係により強化され、
かなりの影響力をもって
人の生活を支配している」

「習慣は安定・安心・秩序を生み、
人に安らぎを与えてくれるものでもある。
しかし、お決まりのマンネリズムも生む。
真の創造力が発揮される機会が薄れ、
体験の幅は狭められていく。
自分自身で、その
居心地の良いバランスを
あえて崩さない限り
変化は望みにくい


「ダンスは“曲に乗って相手と踊る”
というシンプルな行為のなかに
“習慣改善のチャンス”が多く組み込まれている。
カラダと心を総動員させ

全く新しい行動習慣パターン

を作り出すことによって、
固定化されたカラダ・心に
揺さぶりをかけるからである」

次回へ



      続く 第706話へ



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