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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.6 

変化力で勝負だ!

ダンス力を生き・活き力に転用しよう ⑥


え~、お話は佳境に入っておりますが、
皆様付いてきていただけてますでしょうか?

ダンスシーンで、
相手から受ける危険・不快感から
防衛・脱出するときに、
必要とされる感受力・そして変化力ってことで
お話が進んできているんだけど、
チョイ、今までのところを実況解説してみるね。

とある、ダンス・パーティ・シーン。
ワルツがかかった。
目の前の女性は、全く面識のない方。
おもむろにホールドを組む。
お!背中が、か・た・い!
(不快感その1)
右手のひらに全然、そわないよ
(不快感その2)

・・・自分に無駄な力みがなく、
ホールドの力が抜けていればいるほどに
ハッキリと感じられる
しかも、ものすごく右に寄って来きて、
オイオイ頭が近いだろ
(不快感その3)

・・・鉛直方向に、まっすぐ立っていることで、
相手のゆがみが感じられるようになる。
床も感じていないんだろうな、
重心位置が高く、
固まって立っているだけだ。
(不快感その4)

・・・床に対し、ラクに立つことで感じられる。

と、数秒のうちに、
これだけの不快感情報を得たとする。
相手と同調(相手の影響を受ける)度合いが
精密になればなるほどに、 
多くの情報がより正確に
入ってくるようになるだろう。
で、
このまま、
ナチュラルターンに突入すれば、
第1歩の右足の上で
ちゃんとバランスが取れずに、
バランスを崩してしまい、
不発なスイングになってしまうだろう
(危機感察知)


さぁ、勝負はここからだ。

しかし、
「あ~もう、めんどうだ。
ナンニモ感じなかったことにして、
とにかくさっさと踊ってしまえ」
とか
「これだけ、問題が多い人とは、
もはや踊れない。
だって、全然相手に組む気がないんだモノ」
で、終わってしまったら、
感受力も、この後に続く変化力も
鍛えられることはないだろう。

いい?
どんなアクシデントが起こっても、
できるだけ、良い状況に転換させ、
自分のダンスを捨てることなく
踊り続けよう!という

強い信念が必要だぞ。

って言うより、本来は
もう逃げられないハズなんだもんね。
どんなに「あ、ダメだ!」な状況でも、
一緒に踊っている相手を
ホッポリ出して逃げられないでしょ!?
ネガティブ感情につぶされることなく

すべての不快感を

貴重な情報として受け入れる


・・・と、
どんな危機的状況でも打破することができる
変化力がカラダの中に宿るんだよ。

そう、防衛・脱出するために
なんと、

勝手にカラダは変化する

勝手にってことは、
ある意味意識を超えているところで
行われるってことだ。
つまり、次の瞬間、
どのように変化すればいいのか?
は、実はカラダの方が知っているから、
カラダに任せろってことなんだ。

恐れずにカラダに任せちゃうことのできる
精神力もさることながら

瞬時に的確に反応できる

知力のあるカラダを

自在にあやつる


・・・この辺が達人ワザ。
この域にいたるまでのポイントは、やはり、

その瞬間にドレほど

筋肉がほぐれているか
だね。

筋肉が優れた

エネルギー伝達器官になれるように

一切の

クセ・ひっかかりがないか?

ということだ。
(第121122123話参照)
と、もう一つは、

経験・体験の豊富さだろうね。

そう考えると
危機感・不快感を
たくさん提供してくれる人たち(!?)と
“感受力・変化力”を鍛えるために
心して踊る体験も必要かもしれないね。
ただし、どんな状況になっても相手のせいにせず、
最善のダンスを心がける・・・
コレがないと、意味をなさないから要注意。

では、上記例に変化力で対処してみよう。
自らのカラダのリキミを一切なくし、
カラダに任せれば、
つぎのようなことを(カラダは)
勝手に試みてくれるようになるだろう。

音楽・床とのコンタクトを強め、
エネルギーを高める。
重心を低めにして、
相手を下から支えるようにする。
頭の位置を相手と
カウンターバランスにつりあう位置に移行。
相手のカラダに揺さぶりをかけるかのごとく、
スイング起点を想定。
いざ!勝負!


では、達人ではなく、
一般人はどうなっちゃうかというと
カラダや気持ちが力んでしまったり
先入観や、悪い自己主張を入れてしまい、
意識的に動き過ぎてしまう

そして

テクニックを使いすぎてしまう・・・

実践では、いわゆるダンステクニックは
必要最小限であればあるほど良いんだ。
そのためには
「無意識的な、とっさの的確な反応」が
できるようになることを目標として、
日頃からのカラダつくりを含む
意識的な鍛錬・練習が必要だね。

次回へ。



      続く 第703話へ



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