2008.12.20 (第697話)社交ダンスが教えてくれたこと vol.6 ダンスは人間・達人になる道?
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特別シリーズ
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.6
ダンスは人間・達人になる道?
ダンス力を生き・活き力に転用しよう ①
私、ジュンコ、ただいま、44歳。
うーん、44歳か。
あと、約1ヶ月すれば45歳に。
45年間も生きてきて、色んなことがあったよなぁ。
ちなみにダンス歴は18の頃に始めて、26年。
うわぁ、26年って結構長くやってるよねぇ。
ソンナコンナも含め
他者の人生とは全く違う、
ジュンコ固有のソレ(人生)があったわけで、
だから
ジュンコは、この世で唯一のモンであり、
これからもソウあり続ける・・・
なぁんて、イミシンな書き出しで始まった
「社交ダンスが教えてくれたことシリーズ」
今回は、ま・さ・に
社交ダンスが教えてくれたことであり、
その(社交ダンスの神様?)声は
こう言っているよってお話だ。
「オマエさん方、人間の中には、
これほど多くの宝物が、アルんじゃ。
ソレらを、社交ダンスを利用して
存分に掘り出してみぃ」
さて、その宝物ってナニなのか?
答えは、“力”だ。
もっと言えば、
生きる(命をたもつ)力であり
活きる(有効に使う)力だ。
ん?分かるようでわかんない?
OK、もうチョイ詳しく説明しよう。
もしあなたが30歳なら30年、
40歳なら40年、
あなたにも、固有の人生があったわけだ。
さまざまな体験から得た
たくさんの知恵も手にしていることだろう。
たとえあなたがダンスは全くの初心者であっても、
人生の初心者ではない!ってこと。
今すでに手に入れている
知恵のすべては
ダンスに転用できるんだよ。
大いに活かしてみよう。
(ダンスの中で何か問題が起こったときなど、
どうかこのことを思い出して欲しい)
で、これは反対も言えるッテことなんだ。
そう、ダンスによって培われ(つちかわれ)てゆく力は
みんな実生活で役立つものばかりだというわけ。
それは決して
「足腰が丈夫になった」
「キレイな姿勢が手に入った」
といった外側のことだけではない。
その力とはいわば、
身体の中に練りこまれてゆく
“知恵”そのものだ。
ダンスの神様が伝えてくれた宝物とは
生きる・活きる力であり
それらは、知恵となって
あなたのカラダを形成していくというお話なんだ。
ただし
「あ~そうなんだ。
今、ダンスの中で勉強している、
コレコレシカジカの内容は、
実生活で○○力を身に付けていくために
必要なコトなのよね」
って、意識がなくても、
勝手にある程度は、
その部分の成長してはいけるだろう。
例えば、ダンスをしているとものすごく
「集中力」がつく。
なぜか?
実際にワルツを踊っているときの様子を
例にとって見てみると
「音楽を聴き、
3拍子のリズムを刻みながら、
相手と感じ合って、
色々なステップを踏み続ける。
そうしつつ他の人にぶつからないように
上手く道を切り開きながらフロアーを回ってゆく」
音楽・相手・自分の動き・周りの動き・・
同時にたくさんの情報が入り乱れて入ってくる。
もう、大忙しだよね。
でも、何度も経験を重ねるうちに
ドンだけ忙しいなかでも、
多くの情報を余すことなく的確にキャッチし、
適当に取捨選択し、
優先順位の高いものを選び出し、
それらを瞬時に統合する。
ナァンテいうすごい「芸当」が、
誰もができるようになってくるんだもん。
ソウ、誰もが“ある程度は”
“知らず知らずに”
できるようになってくるもんだ。
が、ソレを意識的なこととして
つまり
「集中力がついてきたぞ!」
と認知し、
その力をもっと拡大できるよう、
意識的に努力し、
その集中力を実生活にも意識的に転用し
・・・となれば、
メッチャ、素晴らしいことになるよって
お話なんだ。
ワルツを踊る力はダンスが終われば、
ハイ、サイナラだけど、
そこで培った集中力って宝物は永遠だ。
まぁ、もともと、優れた集中力という宝物は、
誰ものカラダのに内在されている
いわば、システムみたいなもの。
でも(その内蔵システムを)発見しなかったり
さらに伸ばすよう鍛えなかったりしたら、
平凡なモンで終わっちゃうモンねぇ~。
ワタクシ、思うに、
“達人”って
そういう力がアルことを知り、信じ、
意識的に高める努力を正しく行った人、
やないかなぁ。
さて、ダンスによって引き出される力って
集中力以外にはどんなモノがあると思う?
とっさに色々な情報を感じ取る力、「感受力」
それを選別・仕分けする力「識別力」
見通す力「洞察力」
柔軟に物事に対応して変化してゆく「変化力」
さらには
自分をコントロールする「自制力」
最後まで丁寧に踊り通すことで
「持久力」や「忍耐力」も。
その人が望むのならば、まさに無限なまでの
「人間として必要な力」は
手に入るかもしれない・・・
うっひゃぁ~
社交ダンサー全員が
人間・達人の予備軍かも
なんて、さぁ、どうなりますことやら・・・
次回より、
具体的にお話を進めてまいりますぞ。
続く 第698話へ
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ダンスは人間・達人になる道?
ダンス力を生き・活き力に転用しよう ①
私、ジュンコ、ただいま、44歳。
うーん、44歳か。
あと、約1ヶ月すれば45歳に。
45年間も生きてきて、色んなことがあったよなぁ。
ちなみにダンス歴は18の頃に始めて、26年。
うわぁ、26年って結構長くやってるよねぇ。
ソンナコンナも含め
他者の人生とは全く違う、
ジュンコ固有のソレ(人生)があったわけで、
だから
ジュンコは、この世で唯一のモンであり、
これからもソウあり続ける・・・
なぁんて、イミシンな書き出しで始まった
「社交ダンスが教えてくれたことシリーズ」
今回は、ま・さ・に
社交ダンスが教えてくれたことであり、
その(社交ダンスの神様?)声は
こう言っているよってお話だ。
「オマエさん方、人間の中には、
これほど多くの宝物が、アルんじゃ。
ソレらを、社交ダンスを利用して
存分に掘り出してみぃ」
さて、その宝物ってナニなのか?
答えは、“力”だ。
もっと言えば、
生きる(命をたもつ)力であり
活きる(有効に使う)力だ。
ん?分かるようでわかんない?
OK、もうチョイ詳しく説明しよう。
もしあなたが30歳なら30年、
40歳なら40年、
あなたにも、固有の人生があったわけだ。
さまざまな体験から得た
たくさんの知恵も手にしていることだろう。
たとえあなたがダンスは全くの初心者であっても、
人生の初心者ではない!ってこと。
今すでに手に入れている
知恵のすべては
ダンスに転用できるんだよ。
大いに活かしてみよう。
(ダンスの中で何か問題が起こったときなど、
どうかこのことを思い出して欲しい)
で、これは反対も言えるッテことなんだ。
そう、ダンスによって培われ(つちかわれ)てゆく力は
みんな実生活で役立つものばかりだというわけ。
それは決して
「足腰が丈夫になった」
「キレイな姿勢が手に入った」
といった外側のことだけではない。
その力とはいわば、
身体の中に練りこまれてゆく
“知恵”そのものだ。
ダンスの神様が伝えてくれた宝物とは
生きる・活きる力であり
それらは、知恵となって
あなたのカラダを形成していくというお話なんだ。
ただし
「あ~そうなんだ。
今、ダンスの中で勉強している、
コレコレシカジカの内容は、
実生活で○○力を身に付けていくために
必要なコトなのよね」
って、意識がなくても、
勝手にある程度は、
その部分の成長してはいけるだろう。
例えば、ダンスをしているとものすごく
「集中力」がつく。
なぜか?
実際にワルツを踊っているときの様子を
例にとって見てみると
「音楽を聴き、
3拍子のリズムを刻みながら、
相手と感じ合って、
色々なステップを踏み続ける。
そうしつつ他の人にぶつからないように
上手く道を切り開きながらフロアーを回ってゆく」
音楽・相手・自分の動き・周りの動き・・
同時にたくさんの情報が入り乱れて入ってくる。
もう、大忙しだよね。
でも、何度も経験を重ねるうちに
ドンだけ忙しいなかでも、
多くの情報を余すことなく的確にキャッチし、
適当に取捨選択し、
優先順位の高いものを選び出し、
それらを瞬時に統合する。
ナァンテいうすごい「芸当」が、
誰もができるようになってくるんだもん。
ソウ、誰もが“ある程度は”
“知らず知らずに”
できるようになってくるもんだ。
が、ソレを意識的なこととして
つまり
「集中力がついてきたぞ!」
と認知し、
その力をもっと拡大できるよう、
意識的に努力し、
その集中力を実生活にも意識的に転用し
・・・となれば、
メッチャ、素晴らしいことになるよって
お話なんだ。
ワルツを踊る力はダンスが終われば、
ハイ、サイナラだけど、
そこで培った集中力って宝物は永遠だ。
まぁ、もともと、優れた集中力という宝物は、
誰ものカラダのに内在されている
いわば、システムみたいなもの。
でも(その内蔵システムを)発見しなかったり
さらに伸ばすよう鍛えなかったりしたら、
平凡なモンで終わっちゃうモンねぇ~。
ワタクシ、思うに、
“達人”って
そういう力がアルことを知り、信じ、
意識的に高める努力を正しく行った人、
やないかなぁ。
さて、ダンスによって引き出される力って
集中力以外にはどんなモノがあると思う?
とっさに色々な情報を感じ取る力、「感受力」
それを選別・仕分けする力「識別力」
見通す力「洞察力」
柔軟に物事に対応して変化してゆく「変化力」
さらには
自分をコントロールする「自制力」
最後まで丁寧に踊り通すことで
「持久力」や「忍耐力」も。
その人が望むのならば、まさに無限なまでの
「人間として必要な力」は
手に入るかもしれない・・・
うっひゃぁ~
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人間・達人の予備軍かも
なんて、さぁ、どうなりますことやら・・・
次回より、
具体的にお話を進めてまいりますぞ。
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