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エクササイズ&プラクティス集へ




え~、
のっけ(一番初め)からチョイ難しくも、
メッチャ重要な質問をどうぞ。



「スイングダンスの基本動作とは?」

え~! そんな、原理原則を問うような
高度な質問、わっかんないなぁ。
ヒント、ちょうだい!

「基本動作の数は3種類」

ムムッ!? そんだけ? 
もうちょっとヒント、お願い。

「すべてのスイングダンスの

フィガーは、

この3種類の動作の組み合わせで

構成される」


アラ・・・ってことは、
その3つをできるようになれば、
スイング・ダンスを制覇できちゃうってことね!? 
ヨーシ、がんばって考えよって、
ヤッパ、全然わかんないや。
でも、答え聞いたら、
な~ンだって思うようなモンでしょ?

「もちろん。
実は以前にもチョコッと、
このブログで紹介した」

(第180話)

ナニナニ? あ、ホントだ。
分かった、この3種類ね。

スイング・スウェイ・ターン

「正解。
では、その3種類を簡単に解釈せよ」


簡単にって、そんなぁ。
え~と、
スイングは振り。
スウェイは傾き。
ターンは回転・・・かな?

「合っている。
ただし、少しだけ付け加えておく」


スイングは、

移動・振り。

スウェイは、

自然発生的レベルでは本能、

人為的レベルでは表現。

ターンは、

スパイラル(ラセン状に展開する)・

回転。



・・・と、ココから
前号のお話の続きになるわけだけど
この3種類の基本動作のうちの
スウェイとターンが、
デコルテを正しく開く
ことで
非常にやりやすくなるってことだったよね?
もっと言えば、

計算どおりにできるようになる!?

この“計算どおり”って
言葉が実はイミシンなんだけど、
この辺の話に入っていく前に、
ジュンコ先生のグループレッスンに戻ろう。



「3つの基本動作の中で、
スウェイとターンは、主に
“わく”の運動から生み出されるの」



坂田さんがすかさず質問する。
「あの、わくって、
コレのことですか?」

ホールドの形をとっている。



「ソウよ。
わくって、辞書的には
『物の周囲をふちどる線。
また、
境などを示すため、四方を取り囲むもの』
や、
『範囲をきめて制限すること』
といった、意味がある。
ダンスのホールドには両方の意味があるわね」

「言い換えるなら、
スウェイとターンは、主に
ホールドという
“わく”の運動から生み出される




すると森田さんが、
「ホールドを使うとは難しそうですね。
ホールドって、
あんまり動かしてはいけない部分だと
思っていますから。
崩れてはいけないし、
女性を引っ張ったりしてもダメ出し、
と思っていました」




ジュンコ先生は微笑みながら
「そうね。
多くの人は、
ホールドを使うことに慣れていないし、
あまり上手くはないわ。
だから、スウェイとターンが余計に
難しいものになるんだけど」

「確かに、ホールドという“わく”は、
見た目、崩れてもダメだし、
相手に影響があるから、
ムチャなことができない部位ね。
だからこそ、正しく、
正確に使わないといけないわけ。
そのためのポイントが

胸の中心

=デコルテの中心位置

=中丹田


にあるの。
ダンス用語的に言い換えれば

チェスト・センター


次回へ



      続く 第688話へ



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