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エクササイズ&プラクティス集へ




前回の続きだよ。
高エネルギーの出入り口があるという

胸の中心=デコルテの中心位置

正しくデコルテを開いたならば、
良いエネルギーがスムーズに出入りし
正しくないときは、ソウならない

・・・という話だった。

して、その中心とは?
を知るために、
これから言うようにやってみて。

胸の前で、両手のひらを合わせ、

合掌(がっしょう)のポーズ

合わせた親指の付け根を胸の中央に近づけ、
軽く押し付けるんだ。
で、押し付けている部位を少し上下にずらしながら、
もっともシックリと落ち着く場所を探してみよう。
乳首と乳首の間の辺りかなぁ・・・
が、カラダのエネルギーの
コントロールセンターの一つである

中丹田(ちゅうたんでん)

ってものなんだ。

「丹田って? 
下腹にあるモノとばかり思っていました」
って方へ、

実は、いわゆる

丹田※って全部で3つあるんだよ。

※「丹田」の丹は「薬」、田は「田んぼ」の意、
健康を保つための薬ができる場所という意味
薬に相当するのはエネルギー・気と言うことで、
丹田とはエネルギー・
気のコントロールセンターということ


で、その3つともが関連しあっていて、
ドレもが活性化し、
シッカリと機能するようになると、
足し算ではなく、なんと、
掛け算的な効果が期待できるんだ。
(もちろん、コレはダンスをする際も同様だ)
例えば、中丹田は下丹田があって
はじめて安全かつ効果的に活用できるものだし、
上丹田は中・下丹田があってはじめて、
社会に受け入れられる、
豊かで優れたパワーを発揮するものなのなんだな。
ってここで、まず、
3つの丹田についておおざっぱに説明しておこう。


上丹田(かみたんでん)

両眉の間にある。
「第3の目」などと呼ばれているところで
“知恵”を生み出すセンターとされている。
最近の“能力開発”でも注目を浴びているよ。
いわば、
知・精神のエネルギーコントロールのカナメ


下丹田(しもたんでん)

臍下丹田(せいかたんでん)とも言われる。
臍下の臍はヘソって意味だから、
ヘソの下にあるんだ。
へそ下3センチ?9センチ?など、
人によって感覚にはバラつきあり。
ここがシッカリすると、
肝が据わる・動きが安定する・
ものごとに動じなくなる・・
武術や武道ではこの丹田を重視し、
下丹田を中心に鍛えられる。
いわば、
肉体のエネルギーコントロールのカナメ
なお、単純に丹田と言った場合、
下丹田のことを指していうことが多い。


今回注目の

中丹田(ちゅうたんでん)

胸の中心 乳首と乳首の間辺り。
コミュニケーションの丹田とも言われ、
ここが活性化されれば
「心に深い安らぎとゆとりを感じさせ
歓びや感謝が自然に湧いてきて、
他者をやさしく包み込むことが
できるようになる」とも。
社交ダンサーにとっては、
メッチャ重要かもね。
ちなみに、合気道の世界でもココを
(下丹田と共に、時にはそれ以上に)
重要視するそうな。
なぜなら、
中丹田は精神と
肉体のバランスを取る
大切な部位。
しかも、
肉体を精神が上になって導くために
重要な丹田

ってなことを合気道の開祖サンが
語っているからなんだな。
いわば、
肉体精神のバランスをとる
“ココロ”のエネルギーコントロールのカナメ

この3つの丹田は人体の縦に並んでるんで、
全部が活性化され、ちゃんとつながれば、
ダンスで言う

「まっすぐ立つ」

「カラダに軸がある」


にようやくなれるそうで・・・ムムム深い話だ。

さて、前回までのお話と合体させれば

正しくデコルテを開くには

中丹田(ちゅうたんでん)の

活性化が必須


ってことになるんだな。


次回は、そのエクササイズを取り上げよう



      続く 第685話へ



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