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デコルテは、

「襟(えり)を大きく開けた」

という意味、だったね。
(第679話参照)

ところで、

襟(えり)には、

衣服の首回りの部分という以外に、

胸のうち・心のうち

という意味があるのをご存知かな?

ってことは、
美しく開かれたデコルテは、
「胸のうち・心のうちを開いていますよ」
という、シグナルともなるんだな。
また、
「すべてを受け入れてますよ」
という

“寛容”(かんよう)

や、もっと言えば

“愛”のエネルギーが働く部位でもある。

※心が広く、人の言動を受け入れること。
他人の罪や欠点などをきびしく責めないこと


なので、私たち社交ダンサーにとっては、
ムッチャ大切な部位といえるんだな。
なぜって、
ダンスはある意味

「相手を受け入れないと

成り立たないものだから」


そういえば、中世の貴婦人にとって
美しく開かれたデコルテは、
当然のたしなみだったんだもんな。
マリー・アントワネットのような女王様はもちろん、
お姫様、伯爵夫人・・
みんな艶やかなデコルテ・ラインを、
あるいは努力の末に手に入れていたんだ。
(猫背のフランス人形ってないでしょ?)
彼女たちは舞踏会で踊るとき、
開かれた自らのデコルテを
相手の男性のデコルテと向かい合せ、
歓迎・友好の意を示したそうな。
言い換えれば、国際的な社交場では、
至近距離でデコルテを向かい合わせる
“ダンス”という行為は、
必然なコミュニケーションであったってこと。
そう、

デコルテは社交する部位

でもあったんだな。

もちろんこのことは、
現代における社交ダンスにおいてもいえること。
しかし、競技ダンスとしてのデコルテ・ラインは、
寛容・愛といった
“高度な社交”を意味するというよりも、
あくまでテクニックって感じがなきにしもあらず・・・
なぜって、
豊かに開かれたデコルテ・ラインは、
ビジュアル的にも非常に美しいモノであり、
トップダンサーほど、輝いている部位だもんねェ。


ジュンコ先生は言う。
「社交ダンスと競技ダンスが
入り混じった感のある、日本のダンスでは、
この

デコルテの扱いは、

気をつけなければいけない
わ。

どういうことかというと、
ビジュアル的な美しさだけが先行して、
デコルテを開いた場合、
ただ『筋肉鍛えて、肩甲骨寄せて、
ピッカピカのデコルテで踊ろう!!』とか
カタチだけ『相手を受け入れて、ホールドしよう』
という風になってしまいがちなのよ。
そんなふうな気持ちで開かれたデコルテは、
『ただ、胸を張っているだけ』
それじゃダメなのか?
ってコトなんだけれど、
ハッキリ言って絶対NGよ」

「なぜか・・・
まずは、
胸を張ることで、
背中側の肋骨が閉じてしまう
から。
肋骨の前面(デコルテ側)と
背面のバランスをとることが必要なの。
それにもっと大切なことは、
上記で話したように、
デコルテは寛容・愛のエネルギーが
“実際に”働く部位で、
精神性がすごく絡んでくるため、
カタチだけ
“開かれたデコルテ”を作るなんて
もともと無理
ってこと。
つまり、

心身ともに開かれた

デコルテであることが超重要!!


「でも、実際は
キレイなデコルテをしている人の中に
『ヤバイなぁ、危ないなぁ』な、
ダンサーが結構多いわね。
その人は、デコルテを開くことで、
社交ダンスが上手くなるはずが、
ならなくなっている、
でも、本人は気がついていない・・・」

次回、

デコルテの正しい開き方

の話にはいっていくよ。



      続く 第681話へ



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