目次へ
エクササイズ&プラクティス集へ
社交ダンス的・プロトコールのススメvol.1
ジュンコ先生の愛用香水
~社交ダンサーのための香りの教養⑧~
社交ダンサーのためのフレグランス講座
の第6回目は、
男性ダンサーの方へ
フレグランスのススメ
の具体的な話に移ろう!の前に、
下記を読んでみて。
チョイ以前の話なんだけど、
トアル新聞に載っていた記事の抜粋だ。
「中高年男性の
“フレグランス(芳香性化粧品)熱”が
高まっている。
都内のある百貨店では、
フレグランスを購入する客に占める
男性の割合が、ここ1年で倍増した。
担当者は、
『クールビズやウォームビズで、
“おしゃれの関門”を通り抜けた
中高年層の購買意欲が高い。
購入目的は、自分を演出するオシャレ派と、
加齢臭・おじさん臭を気にする
実用派に分かれている』と担当者は話す」
「『香水などをつけるという行為に、
女性っぽさや照れを感じていた中高年男性が、
身だしなみを気にするようになり、
抵抗感が薄れてきている』
『購入客の10人に3人は男性。
中でも40、50代以上の方が増えています』
と担当者。
取引先に向かう途中、
汗だくで立ち寄って購入していく
サラリーマンもいるという」
「男性の香りに対する愛着は、
食品の世界にも広がっている。
かむと体内からバラの香りが発散されるという
『男性向けのフレグランスガム』
奇抜なコンセプトだが、
あまりの人気に生産が追いつかず、
販売休止の状態に追い込まれている」
どう?
ウーン、フレグランスは
ちょっとなぁって思っていたあなた、
気持ちが変わったかな。
ではいよいよ、
男性のあなたへの
フレグランスのススメ
いってみよう。
まずは、第671話で
フレグランスの性質をお勉強してもらって
香水の種類
(第669話)
これは基本的には同じだが、メンズの場合、
だいたいトワレかコロンが主流、
充実しているようだ。
香水の系統
(第669話)
メンズではフローラル系(花の香り)は少なく、
シトラス系統
柑橘類の香り。
フレッシュで、すがすがしさを感じさせる
フゼア系
リフレッシュ感があるが、
独特の透明感のある甘さを持った香調。
現在は男性用香水のみに使用される香調
(詳しくは第669話参照)
オリエンタル系
ムスクなど動物性の香料が主に使われ最も重厚。
中東などのエギゾチックなイメージ。
シプレー系
男性用香水には多く使用される香調。
融合させる他の香料により、
印象が一変するのも特徴。
以上が、基本になるかな。
他には次のようなモノがお勧めだ。
グリーン系統
刈ったばかりの芝生や
露にぬれた草木のイメージ。
草原を思わせる落ち着いた香り。
ウッディ系統
言葉通り、木から抽出した香り。
白檀などおだやかで深みがあるのが特徴。
オゾン系
海など水を感じさせるような香り。
すっきりクールな印象を持たせる。
さて
メンズ香水の4つの系統
(シトラス、フゼア、オリエンタル、シプレー)の中で
「女性の好感度」の高いのはどれか想像つくかな?
人気NO1は、
爽やかな
「シトラス系(柑橘類の香り)」
なんだって。
チョイセンスのあるダンディな男性が好みそうな、
フゼア、オリエンタル、シプレーは
意外や、それほど受けない・・・?
まぁ、これが欧米だと違った結果に
なるかもしれないけどね。
日本ではメンズ香水の
イントロダクション(はじめ)は、
シトラス系が無難かも、
と思ったりもしちゃうけど
男性用フレグランスというのは、
女性のソレ以上に、
その人の
体臭や雰囲気、個性などと
マッチすることができるような香り
のものを選ぶのが大切とか。
(香りだけが浮いちゃうと、大変!ってこと)
また、自分にはどんなモノが合うのか
サッパリって人は、
友人たちの意見(特に女性の)、
また
恋人、奥様のアドバイスは
メッチャ参考になるね。
「コレは、ダサくて
余計におじさん臭くなる」
とか
「あなたのキャラクターには似合わないわ」
と、ハッキリ指摘してもらったほうがいいからね。
で、
フレグランスを購入するときは、必ず、
店頭で香りの確認を。
基本的には
「あ、これ良い香りだな」
ってピンときたものでOKだろう。
最初から香りがきついものや
チョイ変わってるな・・・ってモノは、
避けるほうが無難。
「自分にはちょっと自然すぎるかな?」
くらいからスタートしてみよう。
香水の付け方・マナーは
第670話を参照にしてみてね。
だたし男性ならではポイントをいくつか・・・
まず
「周囲の人に
迷惑をかけないように、
控えめに付ける」
を女性よりもココロしておこう。
なぜなら、
男性は一般的に女性に比べ体温が高めで、
ただでさえ香りがたちやすいからだ。
香水を付ける前には、汗・皮脂をよく拭き取り、
すごく汗が出ると思われる場合には
先に制汗剤をつけていたほうが良いね。
汗・皮脂と香水が混ざり合うと、
不快な臭いになるから。
もちろん、汗をかきやすい脇の下は避けて。
次に付ける場所、
フレグランス初心者の方は
足首、膝の裏がお勧めだ。
次なる場所は
手首と首筋のあたり。
ただし、ここで注意!
「手首に付けた香水をこすり合わせて
首筋あたりに付ける」など
“こすり合わせる”ことは
やめたほうがいい
(こすり合わせることで)
香水の匂いと皮脂の臭いが混ざって
せっかくの良さが台無しになっちゃうから。
アトマイザー使用の場合、
スプレー1プッシュを2~3箇所に分けて、
が基本だとか
また、ダンスシーンでの場合、
香水をつけるタイミングとしては
30分くらい前ぐらいが無難だってことは
女性と同じだよ。
(第670話)
え~、では今回の講座の最後に
ジュンコ先生愛用の
フレグランスをチラリご紹介♥
一つ目はフェラガモの逸品。
INCANTO(=魅惑の魔法)
フォーメン
ソウ、男性用のつけてるんですよ。
モダンクラッシックな
グリーン・ウッディの香り。
スーツ姿のピッタリとくる
大人の貴方のマスキュリン
(男性的なという意味)を
小気味良く演出って・・・・
コンセプトのモンらしく、甘さはナシ。
ラストノートのサンダルウッド、
ホワイトムスクがお気に入り。
ピシッと決めたいレッスンの時に。
2つ目がエトロの
SANDALO
サンダロって、サンダルウッド、
つまり白檀(びゃくだん)のこと。
コレ、ものすごく落ち着く香りなんだ。
自分が癒されたいときに使ってる。
女性の生徒さんのウケがよく、
「あら、イイ香りですねぇ~」
ってよく言ってもらえるんだよ。
ブランドコンセプト“西洋と東洋の融合”も、
お気に入りの理由。
だって、ジュンコ先生が目指すダンスの
コンセプトみたいだもん。
最後に、トッテオキのお気に入り
ジョルジオ・アルマーニ、
ARMANI/PRIVE(アルマーニ・プリベ)の
AMBRE SOIE
大陽の影 (琥珀石)
まずパッケージがすごく良い。
黒い漆塗りのような四角い容器の上に
ポツンと置かれた天然石のような蓋 。
まるで彫刻かなにかのモニュメントのようなんだ。
香りは、チョイ独特。
そう、お香みたい。
(ジュンコ先生のお気に入りって
みんなそんな感じなんだけど・・・)
バニラやシナモン・クローブの香りも混ざった、
オリエンタル・スパイス系。
魅惑的な香りだ。
純度が高いためか持続時間が非常に長く、
髪にシュって1吹きするだけで
なんと、朝から夜まで香ってるって感じ(笑)
心を落ち着かせたいとき・・・
シュッってやってます。
ただし、髪の内側に吹き付けるため、
ほぼ自分しかニオワないかも。
続く 第675話へ
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ジュンコ先生の愛用香水
~社交ダンサーのための香りの教養⑧~
社交ダンサーのためのフレグランス講座
の第6回目は、
男性ダンサーの方へ
フレグランスのススメ
の具体的な話に移ろう!の前に、
下記を読んでみて。
チョイ以前の話なんだけど、
トアル新聞に載っていた記事の抜粋だ。
「中高年男性の
“フレグランス(芳香性化粧品)熱”が
高まっている。
都内のある百貨店では、
フレグランスを購入する客に占める
男性の割合が、ここ1年で倍増した。
担当者は、
『クールビズやウォームビズで、
“おしゃれの関門”を通り抜けた
中高年層の購買意欲が高い。
購入目的は、自分を演出するオシャレ派と、
加齢臭・おじさん臭を気にする
実用派に分かれている』と担当者は話す」
「『香水などをつけるという行為に、
女性っぽさや照れを感じていた中高年男性が、
身だしなみを気にするようになり、
抵抗感が薄れてきている』
『購入客の10人に3人は男性。
中でも40、50代以上の方が増えています』
と担当者。
取引先に向かう途中、
汗だくで立ち寄って購入していく
サラリーマンもいるという」
「男性の香りに対する愛着は、
食品の世界にも広がっている。
かむと体内からバラの香りが発散されるという
『男性向けのフレグランスガム』
奇抜なコンセプトだが、
あまりの人気に生産が追いつかず、
販売休止の状態に追い込まれている」
どう?
ウーン、フレグランスは
ちょっとなぁって思っていたあなた、
気持ちが変わったかな。
ではいよいよ、
男性のあなたへの
フレグランスのススメ
いってみよう。
まずは、第671話で
フレグランスの性質をお勉強してもらって
香水の種類
(第669話)
これは基本的には同じだが、メンズの場合、
だいたいトワレかコロンが主流、
充実しているようだ。
香水の系統
(第669話)
メンズではフローラル系(花の香り)は少なく、
シトラス系統
柑橘類の香り。
フレッシュで、すがすがしさを感じさせる
フゼア系
リフレッシュ感があるが、
独特の透明感のある甘さを持った香調。
現在は男性用香水のみに使用される香調
(詳しくは第669話参照)
オリエンタル系
ムスクなど動物性の香料が主に使われ最も重厚。
中東などのエギゾチックなイメージ。
シプレー系
男性用香水には多く使用される香調。
融合させる他の香料により、
印象が一変するのも特徴。
以上が、基本になるかな。
他には次のようなモノがお勧めだ。
グリーン系統
刈ったばかりの芝生や
露にぬれた草木のイメージ。
草原を思わせる落ち着いた香り。
ウッディ系統
言葉通り、木から抽出した香り。
白檀などおだやかで深みがあるのが特徴。
オゾン系
海など水を感じさせるような香り。
すっきりクールな印象を持たせる。
さて
メンズ香水の4つの系統
(シトラス、フゼア、オリエンタル、シプレー)の中で
「女性の好感度」の高いのはどれか想像つくかな?
人気NO1は、
爽やかな
「シトラス系(柑橘類の香り)」
なんだって。
チョイセンスのあるダンディな男性が好みそうな、
フゼア、オリエンタル、シプレーは
意外や、それほど受けない・・・?
まぁ、これが欧米だと違った結果に
なるかもしれないけどね。
日本ではメンズ香水の
イントロダクション(はじめ)は、
シトラス系が無難かも、
と思ったりもしちゃうけど
男性用フレグランスというのは、
女性のソレ以上に、
その人の
体臭や雰囲気、個性などと
マッチすることができるような香り
のものを選ぶのが大切とか。
(香りだけが浮いちゃうと、大変!ってこと)
また、自分にはどんなモノが合うのか
サッパリって人は、
友人たちの意見(特に女性の)、
また
恋人、奥様のアドバイスは
メッチャ参考になるね。
「コレは、ダサくて
余計におじさん臭くなる」
とか
「あなたのキャラクターには似合わないわ」
と、ハッキリ指摘してもらったほうがいいからね。
で、
フレグランスを購入するときは、必ず、
店頭で香りの確認を。
基本的には
「あ、これ良い香りだな」
ってピンときたものでOKだろう。
最初から香りがきついものや
チョイ変わってるな・・・ってモノは、
避けるほうが無難。
「自分にはちょっと自然すぎるかな?」
くらいからスタートしてみよう。
香水の付け方・マナーは
第670話を参照にしてみてね。
だたし男性ならではポイントをいくつか・・・
まず
「周囲の人に
迷惑をかけないように、
控えめに付ける」
を女性よりもココロしておこう。
なぜなら、
男性は一般的に女性に比べ体温が高めで、
ただでさえ香りがたちやすいからだ。
香水を付ける前には、汗・皮脂をよく拭き取り、
すごく汗が出ると思われる場合には
先に制汗剤をつけていたほうが良いね。
汗・皮脂と香水が混ざり合うと、
不快な臭いになるから。
もちろん、汗をかきやすい脇の下は避けて。
次に付ける場所、
フレグランス初心者の方は
足首、膝の裏がお勧めだ。
次なる場所は
手首と首筋のあたり。
ただし、ここで注意!
「手首に付けた香水をこすり合わせて
首筋あたりに付ける」など
“こすり合わせる”ことは
やめたほうがいい
(こすり合わせることで)
香水の匂いと皮脂の臭いが混ざって
せっかくの良さが台無しになっちゃうから。
アトマイザー使用の場合、
スプレー1プッシュを2~3箇所に分けて、
が基本だとか
また、ダンスシーンでの場合、
香水をつけるタイミングとしては
30分くらい前ぐらいが無難だってことは
女性と同じだよ。
(第670話)
え~、では今回の講座の最後に
ジュンコ先生愛用の
フレグランスをチラリご紹介♥
一つ目はフェラガモの逸品。
INCANTO(=魅惑の魔法)
フォーメン
ソウ、男性用のつけてるんですよ。
モダンクラッシックな
グリーン・ウッディの香り。
スーツ姿のピッタリとくる
大人の貴方のマスキュリン
(男性的なという意味)を
小気味良く演出って・・・・
コンセプトのモンらしく、甘さはナシ。
ラストノートのサンダルウッド、
ホワイトムスクがお気に入り。
ピシッと決めたいレッスンの時に。
2つ目がエトロの
SANDALO
サンダロって、サンダルウッド、
つまり白檀(びゃくだん)のこと。
コレ、ものすごく落ち着く香りなんだ。
自分が癒されたいときに使ってる。
女性の生徒さんのウケがよく、
「あら、イイ香りですねぇ~」
ってよく言ってもらえるんだよ。
ブランドコンセプト“西洋と東洋の融合”も、
お気に入りの理由。
だって、ジュンコ先生が目指すダンスの
コンセプトみたいだもん。
最後に、トッテオキのお気に入り
ジョルジオ・アルマーニ、
ARMANI/PRIVE(アルマーニ・プリベ)の
AMBRE SOIE
大陽の影 (琥珀石)
まずパッケージがすごく良い。
黒い漆塗りのような四角い容器の上に
ポツンと置かれた天然石のような蓋 。
まるで彫刻かなにかのモニュメントのようなんだ。
香りは、チョイ独特。
そう、お香みたい。
(ジュンコ先生のお気に入りって
みんなそんな感じなんだけど・・・)
バニラやシナモン・クローブの香りも混ざった、
オリエンタル・スパイス系。
魅惑的な香りだ。
純度が高いためか持続時間が非常に長く、
髪にシュって1吹きするだけで
なんと、朝から夜まで香ってるって感じ(笑)
心を落ち着かせたいとき・・・
シュッってやってます。
ただし、髪の内側に吹き付けるため、
ほぼ自分しかニオワないかも。
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