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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.1 

実践・香水のつけ方のマナー

~社交ダンサーのための香りの教養④~


社交ダンサーのためのフレグランス講座
の第2回目 

実践・香水の付け方のマナー

だよ。
ダンスシーンで、
特に気をつけたほうが良いってモノを、
集めてみたよ。


1.つける場所

つける場所を決める際のポイント。
香水は、
下から上に立ち昇って香る
温められると香りが強まる 
湿度が高いと香りが強まる

ってな性質を知っておくといいわね。
で、
ダンスシーンでは体温が上がり、
空間の湿度も高くなるため、
付けすぎには注意が必要。
特に湿度の高い場所では、
通常の3倍にも香ることがあり、
「チョイ香りが足りないかな?」
と思う程度で十分かも。
また、汗をたくさんかく部位(脇など)は、
香りが変化してしまうため、
外した方が無難だ。

一般的な(ダンスシーンに関係なく)
お奨めの場所としては
動脈の通っている所
(温まりやすく香りやすい)として
手首・首筋
そのほか
耳の裏・腕の内側
があげられるが、
ダンスシーンでは、
ホールドをして至近距離で踊る
動きのあるたびに香りやすいことを考えると、
腕・手を含む
上半身につける香水はすべて、
ホノカに香る程度に押さえるべし。
また、
下半身につけるほうが
香りを抑えることができて安心だよ。
ってことで、
フレグランスをつけ慣れない方も含め

ベスト・スポットは足首かな・・・

後、ひざの内側・くるぶしの内側も
大丈夫部位。
特に、濃厚な重い香りほど、
下半身づけがいいね。

技アリの場所としては、
髪の毛・・・付けすぎは大失敗になるけど、
ムッチャ少量だったら
(アトマイザー1プッシュ・指でポン程度)
「あら、いいお香りのシャンプー?」
ってな感じで意外とOK
スカートの裾・・・舞ったときに
フワッと香る(シミならないよう注意)
汗を拭くハンカチ・・・
拭いた部位にホノカに移り香する。

気をつけて欲しい場所は、
手・・・もし、手で香水をつけた場合、
そのままだと、
相手と手を取り合う
ダンスシーンでは香りが移ってしまう。 
チャンと手洗いしてね。
ウエスト・・・一般的にはOKな部位だが、
ダンスシーンでは触れ合うことも多いため
相手の衣服に移りやすい。
つけないほうが無難。


2.つけ方

「香水は点で、

トワレは線で、

コロンは面で」


つけることは前号でお勉強したとおり。
(第669話)
アトマイザー使用の場合、
スプレー1プッシュを
2~3箇所に分けて、が基本。
また、ダンスシーンでの場合、
香水をつけるタイミングとしては
30分くらい前ぐらいが無難
かも。
なお、素肌につける場合、
清潔な肌につけること!
汗と混じらないように。

季節によって調整できたら上級生。
香水は、温度や湿度によって
香り方が変わるからね。
温度や湿度が高いと
香りは強く感じられる
ので、
特に重厚な香りは季節によって
つける量を変えてみてね。
春や夏は、グリーン系やフローラル系。
秋冬は、シプレー系やオリエンタル系。
がお似合いとか。


次回はちょっと前にさかのぼるけど、
第668話スタジオの“香害”シーンの中での
①~④とリンクさせて
覚えておきたい

“フレグランスの性質”

を見ていきます。



      続く 第671話へ



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