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“ハイヒール履きこなしレッスン”
に入る前に、この際だから
ハイヒールへの思い込みを捨てよう!
ってところから
ジュンコ先生は話だした。

「日頃からハイヒールを履いている理由を
『ダンスが上手くなる訓練の一つだから』
(第658話参照)
と言ったけれど、
実はもう一つあるの。
それはね、ハイヒールの方が
フラットシューズより

実はラク!だからよ」



「それって、
先生のカラダが変化して、
ハイヒールになじんだとか、
慣れたからという意味ですか?」

と真理が聞く。



「ええ、それもあるわ。
ハイヒールを履きこなせるように
鍛えたからね。
でも、それ以外にも理由がアルの」
ジュンコ先生はそう言って
みんなの方に向き直り、

「まず、知らなきゃいけないのは、
靴のギョーカイの話なんだけど
ハイヒールにまつわる研究と
テクノロジーはこのたった数年で、

驚くべき進化を遂げているってこと。

ハイヒールは疲れるって言うのは
過去の話になりつつあるのよ」


へぇ~という感じで、
みんなは聞いている。


ジュンコ先生は続ける。
「人間の足には

土踏まずがあるでしょ?

そのくぼみにきちんと
フィットするのは、
実は、フラットシューズよりも
ハイヒールの方
なの。
上質の靴は、
その土踏まずのアーチのフィット感に
こだわったものが多いから、
なおさらなんだけど・・・。
で、そのくぼみの部分にピッタリ密着して、
下からグッと足を持ち上げることで
立つのも歩くのも、
足の負担を軽減してくれるのよ」



ケイコさんが手を上げて
「ということは、
ハイヒールを選ぶとき、
自分の土踏まずのアーチ型に合う
のが良いってことですよね?」




「そうね。
コレはダンスシューズ選びも一緒なので、
覚えておいて欲しいんだけどね、

アーチが安定すると、

ヒールの高さを感じないし、

とてもラクで疲れない
モノなのよ。

履いてみたとき
『あ、コレ自分の足型にあってるな・・・』
ってものは、たいてい土踏まずの
アーチがあっているものね。
足との一体感があって
吸い付いてくるような感じがするわ」

「ハイヒール(ダンスシューズも含む)
選びで他に気をつけることは

靴の中で、

足の指すべてが伸ばせる
もの。

特に小指は気をつけてね
(第641話参照)
あ、それから、靴選びをするときは
デザインで選ばないことね。
好きな靴と履ける靴は違うコトも多いから。
それに、
できれば時間かけて選ぶ方がいいわ。
最初はいいかな?
って思っても5分ほど履いていると
締め付けられてきてって場合もあるし。
どこか少しでも違和感があれば、
絶対やめておく方がいい」



外反母趾には、

ならないんですか?
ちゃんと自分に合った靴を選べば・・・」

とハナコさん。



「あ、ソウ、
私もそれを聞きたいです。
だんだん、
ひどくなってきているんで」

カナちゃんも言う。



ジュンコ先生は
「うーん、外反母趾は、
ハイヒールのせいばかりじゃないからね。
ハイヒールやピンヒールを履いたら
必ずなりそう・・・というのも思い込みよ。
スニーカーを履いていてなる人もいるし、
男性もなるものだからね」


「良い機会だから
外反母趾についてお話しましょうか・・・

“ダンサー病”みたいなもの

でもあるからね」



      続く 第661話へ



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