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早速だが
サイド・ステップ・ブルースの

低レベル→高レベル

変化をみていこう。
(サイド・ステップ・ブルースの
詳しい足型は第654話参照)



男性のステップで言えば、

左・右・左・右

“点状態”でブツ切れだった

単なる足型・ステップが、
音楽との距離感が縮まるにつれ
(つまり、良く聴こえてくるにつれ)
つながり始め、

左-右-左-右

“線状態”になるんだな。

これは、足で踊っていたのが、
体幹部・インナーマッスルのつながりで
踊れるようになってきた証でもある。

さらに、もっと音楽に対する
感性の豊かさが目覚めてくると、

左~右~左~右

“曲線状態”と進化、

音楽に合わせてカラダの中にゆったりとした

無限大∞を描けるようになってくる。

(第88話参照)

もち、音楽は、

清音に聴こえているはずだ。

(第656話参照)

最終段階は、
男女それぞれの身体の中に描かれた
無限大∞曲線が絡み合い、

溶け合い“渦状態”に。

ここまでくると
最高の“音楽そのもの体験”が可能だね。
自分のカラダの細胞が
音楽を聞いて喜び、波うち、
ホンマに音楽と一体になったって感じが
味わえるだけでなく、
その音楽をなんと
カラダの中で好きなように
“編曲=アレンジ”
できるように
さえなってくるんだな。
まさに

“体内楽器状態”だ。

つまり、音楽を、カラダの中で
大音響にしたり、メッチャ
繊細な音にしたり
または
アクセントをつけたり、
スイングに変化をもたらせたり・・・
まぁ、コレは筋肉・骨総動員でやる
メッチャお楽しみの部分だけどね。

ここまでくれば、ブルースといえども、
かなりの高レベル。
「これ(ブルース)さえあれば
もう後は何もいらない!」
ほどに、楽しいダンスへと

“昇華”を果たしたことになる。

さて、
このような
サイド・ステップ・ブルースにおける上達プロセス

点から線へ

そして、

曲線へ無限大∞から渦へ

のアクションは、
そのまんま、
ルンバの動きにもなるし、
その他全種目の
一歩から一歩への体重移動
リード・アンド・フォローなど、
サマザマなダンステクニックへと
つながってくる
んだな。
(第98話参照)

ってことで、ブルースを

最高のコンディションで

踊っているときの感覚


つまりは
一歩から一歩への揺れが、
音楽そのものになっている体感・・・
コレが、全種目踊っている時の
一歩から一歩への目指す体感であり、
ゆえに、
サイド・ステップ・ブルースは
すべてのダンスの、
大いなる基盤となりうるもの・・・

えぇっ!?
確かに、素晴らしそうだけど、
サイド・ステップ・ブルースって、
習ったことないしなぁ~よう、ワカランなぁ~
な、あなた、
ステップ的にはムッチャ簡単なんで、
第654話を読んで練習し、
勇気を持って誰かと踊ってみてくださいな。
で、
ちまたのパーティ参加の際、
スロー・フォックストロットや
普通のブルースを踊る代わりに、やってみて。
で、感想はまたの機会にね



      続く 第658話へ



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