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ジュンコ先生の
スロー・フォックストロットの
レクチャーが続いている。


音楽を“感じる”あるいは、

“聴く”テクニックは

過集中に陥りやすい
という。

ルンバなどの音楽がニガテ、
外しちゃうという人の中には、
過集中の人が結構多く、
なぜソウ(過集中に)なっちゃうのかには、
大体2つのケースがある。


ケース1 
音楽を外してはダメだと注意をし過ぎて、
結果、外れてしまう
ニガテ意識から力んで音楽を聴いてしまう


これは、とってもよく見受けられるケース。
カウントには何とか合っている(正解な)
人の中にも過集中気味な人は多いので、要注意!


ケース2 
音楽が聴こえ過ぎて、結果、外れてしまう

これは、分かりにくいケース。
音楽には強いほうなのに、
なぜ外してしまうんだろう?という人や
どんな方法を用いても、
音楽を外してしまうという人は、
ソレ(聴こえ過ぎ)を疑ってみて
欲しいということなのだが・・・


千恵子さんは、
声楽をやっていた関係もあり、
音楽には精通している方

「はじめは、
音楽に対する心配は特になかったのですが、
だんだんと、アレ?おかしいな、
と思うようになってきたのです。
そのうち、人からも
『ルンバ、音楽から外れているよ』
と指摘されるようになって。
自分では合っていると思って
機嫌良く踊っていただけに、
ショックでした」



自分の“音楽的過集中”を
疑い始めた千恵子さんは、
グループレッスンの後、
個人的にジュンコ先生の
“診断”を受けることに。


ジュンコ先生
「これからいくつかの
ルンバの音楽をかけていくので、
それにあわせて
ベーシックムーブメントを踊ってみてね」


テンポやフィーリングの違う音楽、
約20種類を順にかけながら、
千恵子さんの様子を
チェックしていくジュンコ先生。


ジュンコ先生(心の中で)
「スタートから完全に
間違っているものもあるわ。
出だしはスムーズなのに、
途中からくるってくるものも」


全曲、一通り診断してから、
危なかったなどのいくつかの曲を
選んでもう一度、チェック。

「アラ、さっきは外していたのに、
今後は大丈夫という曲もある。
反対に、1回目の時は十分OKかな?
と思っていたのに、
今は外れている・・・
一定の(外す)
パターンというものがないわ」

「音楽的傾向も、
ビートがハッキリしているものでも、
外れていたり、
反対に、これは分かりにくいかな?
という曲でもクリアしていたり、
色々ね」


ジュンコ先生は、
音楽を聴いているときの千恵子さんを
もっと詳しく観察することにした。
そして、アル重大なことに気がついた。
して、千恵子さん本人と話し合うことに。

「やはり、

聴こえ過ぎからくる

過集中
のように思うわ」

「千恵子さん、
音楽の情報がものすごくたくさん
入ってきている
ようね。
そして
音楽のさまざまな変化に反応して、
そのたびに小さな
パニックを起こしてしまう

・・・違うかしら?」



「ハイ、そんな感じです。
例えば、
前奏が柔らかい感じで入ってきた後に、
ボリュームのある歌声が突然入ったりすると、
『あら?』と感じてしまう。
すると、
『カウント、外したかしら?』
と心配になってきたり。
最初は『1・2・3・4』と数えていて、
『これはチャンと合っている』
と思っていても、
音楽のファ~とした流れを聴いていると、
カウントと合っていないような気がして、
混乱してくるコトもあります。
それに、急に楽器の音が
(耳に大きく)入ってくるコトも。
すると、
『音楽の“1”を探さなきゃ』
と思ってしまってパニックになり、
音楽が聴こえなくなってしまうんです。
ソウコウしていると
『音楽とステップが合っているかしら?』
と不安になってくる。
それに、あんまり(音楽に)集中しすぎて、
ただの音楽というBGMのようになって、
自分から(音楽が)
離れていくコトもあるんです。
するとボーっとなってくる」




ジュンコ先生はうなずきながら聞いている。
「ものすごく

“忙しい”環境なのね。

ユックリ楽しんで
踊るなんてできないわね(笑)」



「実際、踊っているときは、
ここまで聴いていない・・・と思います。
『もう、いいわ』って感じで、
先生の言う『聞く』だけで
サラサラ踊っているんです。
でも
『音楽を聞くのではなく、聴くのですよ』
と習ってからは、
もっと『聴く』ように 
すごく気をつけるようになりました。
すると、
かえって変になってきたんです」

と、千恵子さん。



ジュンコ先生は言う。

音楽をスーッと自然に、

受け入れているとき


音楽が楽にカラダに入るのを許しているときは、
ものすごく、
スムーズに踊れているのにね」



「ソウですね。
もっと気楽にしないといけないんでしょうね。
でも、ただ単に気楽にするだけでは
味わいのない
『聞く』ダンスになってしまいそうです。
もっと深い
『聴く』世界で踊りたいんですが」




「OK。では、
ドウのようにしていけばいいのか、
一緒にやってみましょう」



      続く 第651話へ



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