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エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生の
スロー・フォックストロットの
レッスンが続いている。
お題は、「フットワーク」
「みぞおちの奥の
脚の付け根にあたる部位の運動と、
末端の足で行われている
フットワークをつないでいくことが大切」
ということで、
例として取り上げているのは、
男性フェザーステップの1歩目、
右足前進についてだ。
フットワークは「HT」(ヒールトウ)
このフットワークを
みぞおち奥の脚の付け根にあたる部位から行い
よりナチュラルに、
そして正確にしていくためには
足・脚のリラックスとともに、
あるモノがたくさん必要という。
そのあるモノを手に入れると、
右足前進のフットワークは
HT(ヒールトウ)から
H(ヒール)の
アウトサイド・エッジからT(トウ)
の変化するというのだが・・・。
果たして、
そのあるモノとは一体なにか?
ジュンコ先生が答えた。
「それはね・・・
詳しく言えば2つあるんだけど
知識と情報よ」
「知識と情報?」
みんなは先生の思いがけない言葉に、
???という感じだが。
「それぞれ、
どういうことかをおおざっぱに言えば
知識とは、主に、
そのフットワークが行われる
足の上でのテクニック的知識と
その次の足の上でのテクニック的知識よ。
情報とは、
そのフットワークが行われる足、
または、
その前の足を踊っているときに
入ってくるモロモロの情報・・・
ウーン、ちょっと分かりにくいかな?」
「まず、知識において・・・
フェザーステップ男性1歩目を例に取れば、
“フットワークが行われる足の上での
テクニック的知識”というのは、
もちろん右足に対するものね。
じゃ、チョットみんなに聞いてみようかな。
フェザーステップ男性右足1歩目に関して、
どんなテクニック的知識を知っているかしら?」
すると、平田さんが声を上げた。
「CBMがありますな」
「ソウね。他には?」
と、ジュンコ先生。
すると
トシ子さんが
「女性のインサイドに前進する」
「OK!すごく重要なことね。
他には?」
森田さんが
「終わりでライズがかかる」
「ソウね。
スウェイに関してはどうかしら?
スウェイはあるかな?」
和夫が答える。
「スウェイはありません」
「ソウ!正解。
・・・これで大方出そろったかな。
では、次ね。
“その次の足の上での
テクニック的知識”というのは、
2歩目の左足に関するものね。
でも、なぜ、次の足である
左足に関する知識が必要なのかを、
説明するわね」
「右足におけるフットワークというのは、
言うなれば右足の上で、
カラダが、
どんなアクションを起こせば良いのか
その結果、
右足の裏のどこを体重が通っていくのか
で決まってくる。
では、右足の上で
どんなアクションをすればいいのか?
を考えるとき、
みんながさっきあげてくれた、
右足上での知識だけでは不完全なのね。
次の足である左足の上で行われる
アクションについて全く知らなかったら、
どうしていいかよくわからないハズなのよ。
ただ、教科書どおりに
『右足前進HT』とやったところで、
右足一歩 で、終わっちゃう。
次の左足につながる感覚が薄いから、
『右足から左足に体重が移る間』という
とっても大切なところを、
踊りきれないでしょうね」
「つまりは
右足の上で
カラダがアクションを起こした結果が、
次の左足でのカラダや
足元のアクションの元になる・・・だから
左足の上でのテクニック的知識が
たくさんあれば、あるほどに
右足のフットワークには、
その分たくさんの
意識が働くようになるわ。
では、みんなに聞いてみようかな・・・
フェザーステップ男性2歩目の
左足に関して、
どんなテクニック的知識があるかしら。
何かいえる人!」
ジュンコ先生が、
手を上げてというしぐさをすると
まず森田さん
「2歩目も前進で、
フットワークはTです」
「ソウ!他には?」
ジュンコ先生が言う。
すると平田さん
「アウトサイドパートナーになる
準備をしながら、
左ショルダーリードで前進・・・ですわな」
「その通り!
コレはとっても重要ね。
他には?」
和夫は
「スウェイは右です」
「そうね
さて、このくらいでいいかな」
ジュンコ先生は、
みんなの方に向きなおり、
「では、今みんなが言ってくれた
右足に関する知識
CBMがある
女性のインサイドに前進する
終わりでライズがかかる
スウェイはない
と
左足に関する知識
前進で、フットワークはT
アウトサイドパートナーになる準備をしながら、
左ショルダーリード
スウェイは右
を、意識しながら、
右足前進のフットワーク
『HT』をやってみましょうか。
ヨーク、右足の裏に変化を感じて見てね。
そして
何も意識せずに、
『HT』というフットワークをやっているのと
比べてみて欲しいの
さぁドウかな? 」
みんなモクモクとやってみているが・・・
「先生!
右足から左足につながった感じが
ありますな」
と、平田さん。
そして、
「H(ヒール)の
アウトサイド・エッジからT(トウ)
になりました」
続く 第638話へ
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フットワークをつないでいくことが大切」
ということで、
例として取り上げているのは、
男性フェザーステップの1歩目、
右足前進についてだ。
フットワークは「HT」(ヒールトウ)
このフットワークを
みぞおち奥の脚の付け根にあたる部位から行い
よりナチュラルに、
そして正確にしていくためには
足・脚のリラックスとともに、
あるモノがたくさん必要という。
そのあるモノを手に入れると、
右足前進のフットワークは
HT(ヒールトウ)から
H(ヒール)の
アウトサイド・エッジからT(トウ)
の変化するというのだが・・・。
果たして、
そのあるモノとは一体なにか?
ジュンコ先生が答えた。
「それはね・・・
詳しく言えば2つあるんだけど
知識と情報よ」
「知識と情報?」
みんなは先生の思いがけない言葉に、
???という感じだが。
「それぞれ、
どういうことかをおおざっぱに言えば
知識とは、主に、
そのフットワークが行われる
足の上でのテクニック的知識と
その次の足の上でのテクニック的知識よ。
情報とは、
そのフットワークが行われる足、
または、
その前の足を踊っているときに
入ってくるモロモロの情報・・・
ウーン、ちょっと分かりにくいかな?」
「まず、知識において・・・
フェザーステップ男性1歩目を例に取れば、
“フットワークが行われる足の上での
テクニック的知識”というのは、
もちろん右足に対するものね。
じゃ、チョットみんなに聞いてみようかな。
フェザーステップ男性右足1歩目に関して、
どんなテクニック的知識を知っているかしら?」
すると、平田さんが声を上げた。
「CBMがありますな」
「ソウね。他には?」
と、ジュンコ先生。
すると
トシ子さんが
「女性のインサイドに前進する」
「OK!すごく重要なことね。
他には?」
森田さんが
「終わりでライズがかかる」
「ソウね。
スウェイに関してはどうかしら?
スウェイはあるかな?」
和夫が答える。
「スウェイはありません」
「ソウ!正解。
・・・これで大方出そろったかな。
では、次ね。
“その次の足の上での
テクニック的知識”というのは、
2歩目の左足に関するものね。
でも、なぜ、次の足である
左足に関する知識が必要なのかを、
説明するわね」
「右足におけるフットワークというのは、
言うなれば右足の上で、
カラダが、
どんなアクションを起こせば良いのか
その結果、
右足の裏のどこを体重が通っていくのか
で決まってくる。
では、右足の上で
どんなアクションをすればいいのか?
を考えるとき、
みんながさっきあげてくれた、
右足上での知識だけでは不完全なのね。
次の足である左足の上で行われる
アクションについて全く知らなかったら、
どうしていいかよくわからないハズなのよ。
ただ、教科書どおりに
『右足前進HT』とやったところで、
右足一歩 で、終わっちゃう。
次の左足につながる感覚が薄いから、
『右足から左足に体重が移る間』という
とっても大切なところを、
踊りきれないでしょうね」
「つまりは
右足の上で
カラダがアクションを起こした結果が、
次の左足でのカラダや
足元のアクションの元になる・・・だから
左足の上でのテクニック的知識が
たくさんあれば、あるほどに
右足のフットワークには、
その分たくさんの
意識が働くようになるわ。
では、みんなに聞いてみようかな・・・
フェザーステップ男性2歩目の
左足に関して、
どんなテクニック的知識があるかしら。
何かいえる人!」
ジュンコ先生が、
手を上げてというしぐさをすると
まず森田さん
「2歩目も前進で、
フットワークはTです」
「ソウ!他には?」
ジュンコ先生が言う。
すると平田さん
「アウトサイドパートナーになる
準備をしながら、
左ショルダーリードで前進・・・ですわな」
「その通り!
コレはとっても重要ね。
他には?」
和夫は
「スウェイは右です」
「そうね
さて、このくらいでいいかな」
ジュンコ先生は、
みんなの方に向きなおり、
「では、今みんなが言ってくれた
右足に関する知識
CBMがある
女性のインサイドに前進する
終わりでライズがかかる
スウェイはない
と
左足に関する知識
前進で、フットワークはT
アウトサイドパートナーになる準備をしながら、
左ショルダーリード
スウェイは右
を、意識しながら、
右足前進のフットワーク
『HT』をやってみましょうか。
ヨーク、右足の裏に変化を感じて見てね。
そして
何も意識せずに、
『HT』というフットワークをやっているのと
比べてみて欲しいの
さぁドウかな? 」
みんなモクモクとやってみているが・・・
「先生!
右足から左足につながった感じが
ありますな」
と、平田さん。
そして、
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になりました」
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