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「スロー・フォックストロットにおいては、
なぜ、フットワークを早期に教えるのか?」
のお話に入る前に、質問です。
ところで、

フットワークって何?

フットワークって、
社交ダンスの基礎テクだしね、
このブログでも、何度か取り上げているから
(第214・第337話参照)
中・上級クラスの方にとっては、
「ハイハイ、もちろん分かってますョ」
な、モンでしょうけどね。
もう一度、整理し直しておきましょか。

フットワークの教科書的定義
「各ステップ毎に、床につく
足の各部分の正しい置き方並びに
使い方のことを言う」


ウーン、教科書の説明って、
お堅くってナーンか
余計に難しく感じちゃうから、
チョイ、砕いてユルメて参りましょうね。

まず「床につく足の各部分」とは、
つまり「足裏」の色々な部分こと。
フツーの人にとっての「足裏」は、
「(足裏を)分割して
ソノ名称を言ってみてください」
なぁんてやっても、
「つま先とカカト・・・
あ、それから、土踏まず」
くらいしかできないでしょうけど、
社交ダンスする人は、
もっと細やかに分割できないとダメなんよね。
では、知っておくべき各部分の名称をドーゾ。

足の先端部分、
つまり足の指の部分は
「つま先」英語で「toe(トウ)」
表記は「T」
そういえば、足指のことって、
英語で「Foot finger(フット・フィンガー)」
とは呼ばないんだよね。
ちなみに、親指のことは
「Big toe(ビッグ・トウ)」って言うんだよ。
ついでに言えば、
小指は「little toe(リトル・トウ)」
なぁんか、かわいいねぇ。
オマケに言っちゃえば
足の人差し指 second toe
足の中指   third toe
足の薬指   fourth toe   
だって!

「T」と土踏まずの間の部分は、
「ball of the foot
(ボール・オブ・ザ・フット)」

または、単に「ball」
表記は「B」

「かかと」「heel」
表記は「H」

足裏全体をベタッと床につけるフラット
(足の裏全体を床につけること)の状態
「whole foot(ホール・フット)」
「whole」は全体という意味。
表記は「WF」

内側の端のところは
「inside edge(インサイド・エッジ)」
外側の端のところは
「outside edge(アウトサイド・エッジ)」
なお、足全体の内側の端は
「inside edge of foot」
ボールの部分の内側の端は
「inside edge of ball」
トウの部分の内側の端は
「inside edge of toe」
とも区分されるんだ。
表記は「inside edge」は「IE」
「outside edge」は「OE」

マァ、ざっとこんなもん。
大雑把に言えば、ワルツ、クィックステップ、
スロー・フォックストロットでは、
「T」「H」
タンゴでは
「H」「B」「WF」「IE」
が、よく使われるんだ。


さて、
上記「フットワークの教科書的定義」
に戻って、
足裏各部分の
「正しい置き方並びに使い方
についてだけど、

教科書を見てもらったら分かるけど、
「このフィガーの○○歩目の
フットワークはコレ!!」
ってな具合に、
ハッキリキッパリ書かれてあるんだよね。
それ以外のフットワーク、
例えば、
「T」って書いてあるところを
「H」ナンテやった日にゃ、
「こらッ!フットワーク、間違ってる!!」
って、モンなんだ。

マァ、言えばフットワークって
そのくらい、スタンダード種目にとっちゃぁ
絶対に外せない大事なテクニックでも
あるわけなんだけどね。
でも、いくら大事だからって、
超ビギナーの時から、
一歩一歩のフットワークを正しく間違えずに
・・・なんてやっていたら
チットモ楽しないし、
カラダがカチカチになっちゃうモンね。

でも、スロー・フォックストロットでは、
果敢に勇気を持って(チョイ大げさ?)
フットワークを伝えていく・・・
その理由を簡単にいえば、
フットワークの大事さってものは
当然
なんだけど、
ソレよりもっと、

面白さを知って欲しいからなんだ。

その面白さって・・・



      続く 第632話へ



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