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エクササイズ&プラクティス集へ




ねぇ、ビギナーズ・ラックって知ってます?
「初心者が往々にして得る幸運」
ってな意味。
賭け事で初心者が勝っちゃう話もソレ
(ビギナーズ・ラック)だし、
私が初めて
ブラックバス釣りに挑戦したときに、
「おぉ~!! コンナン、
よう釣れたなぁ~ 
メッチャ、デカイ!」

と、ヒデ君を驚かせたのも同様。
まぁいや
無欲・無心が引き寄せる
幸運ってモンかしらねぇ。

ところで、
ダンスにもビギナーズ・ラックみたいなもの
ってあるのよね。
つまり、初心者がムッチャ、
エエダンスをする
ビックリするほどいいアクションをする・・ 
意外と良くある話なんだよね。

特に、社交ダンスの中で
難しいとされている
スロー・フォックストロットに、
超初心者が挑戦したとき、

アララ、上手いじゃん!!

ってビックリすることって多いんだ。
スローのこと
ナーンにも知らないハズなのに
いや、“知らない”から
こうなっちゃうんだろう・・・。
もちろん、男女どちらか一方は、
スロー上級者の人で、
もう一方がビギナーってパターンでのお話で、
スロー上級者が
「イヤァ、素直で踊りやすいなぁ」
となるわけなんだけど。

ちなみに、ヒデ君が
そのスロー・フォックストロット・
ビギナーズ・ラック経験者なんだ。
といっても、本人は 
「全く覚えがない」
話で
「ただただ、
ワケもわからないままついていっただけで、
楽しくもなんとも・・・」

だったらしいから、
別に幸運ってことでもないんだけどね。


さて、ヒデ君の初スローは
どんなだったのかと申しますと、
フワフワと浮遊感があって
スイングがかかって
音楽にもピッタリ

正直ビックリしましたモンね。
アラアラ、上手ジャン!

さて、なぜ、
そんなダンスが可能だったのかというと
ひとえに

カラダを固めていないから

そう、

ユルユル状態だったからなんだ。

で、結果、
相手の誘導に従って重心を
上手い具合に動かし続けられた
からなんだ。

音楽に関しては、ヒデ君言うに、
「音楽は最初から聞きにくくはなかったよ。
1234ッテ感じの4拍子やし・・・」

なんて言うわけよ。
私が、
「そう? すごいヤン!
スローは、音楽のタイミングを
外す人がとっても多いのよ」
(第264話参照)
と言うや
「フーン」
と解せない表情。
マァ、そうよね。
音楽を取れている人にしてみれば、
外す人がどーして外すのか?
ナァンテわかんないモンだろうし。

さてさて、
ビギナーズ・ラックは、
永遠に続くモンではない。
(ずっと続いていたら
ビギナーズ・ラックという言葉も
ないんだろうけど)
しばらくすると、
あちゃ~、
(音楽の)タイミング、ずれてるヤン!!
スイングもかからなくて、バタバタだし、
不自然な動きがいっぱい・・・
に、なってきてしまったんだな。
これには、ヒデ君も自覚があるらしく、

「アカンワ。
ヤッパ、スローってすごく難しい。
メッチャ、踊りにくいわ」


シャドウをやるほどに
表情が暗―くなるヒデ君。


さて、これって、
実は、ビギナーであるヒデ君に
“あるテクニック”を教えた結果なんだけど
ナンのテクニックかわかるかなぁ?
そう、そのテクニックを教えた途端に、
ヒデ君のビギナーズ・ラックは
終わってしまったってワケなんよ。
つまり、
カラダがガチガチになって、
良いダンスができなくなっちゃったってわけ。
さぁ、一体ナンのテクニックでしょ?
当ててみて。
このブログ、愛読者のアナタなら
簡単に「あぁ、アレでしょ?」
なっちゃうだろうけど・・・

答えは次回ね



      続く 第630話へ



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