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チョット中休み エッセイvol.15 

スタンダードを受け入れるきっかけ

~スタンダード上達への優先順位⑨~


グループレッスンとリンクするかのように
ヒデ君&ユーちゃん組も
クイックステップと、
スロー・フォックストロットの練習を
開始しているんだけど、
ヒデ君の感想・・・
「難しいナァ、
ラテンのようにはいかへんわ」


そりゃそうでしょ。
なぜって、パートナー、
ユーちゃんもスタンダードに関しては、
ほとんど全くの初心者だもん。

ユーちゃん、
ダンスを始めて1年半なんだけど、
その間、急成長を見せているラテンに比べ、
スタンダードは、
ほとんどやっていなかったからねぇ。
(ユーちゃんは最初からラテンの方が好き!
スタンダードはイマイチって印象だったモンで、
無理にスタンダードをがんばらせることなく、
ラテンを重点的にやってきたわけ)
ラテンの自由度に比べて、
かなり密着するスタンダードに対する驚き、
チョイ

拒否反応もあるようで、

かなりてこずっている模様なんだな。


でもそんな、ユーちゃんが、
「あ、コレは楽しいかも・・・」
と、
スタンダードに
心向けてくれるきっかけになったのが、
実は、

クィックステップだったんだ。


クィックステップを始める前に、
チョコッとワルツと
タンゴの手ほどきだけはしたんだけど、
???だった彼女。
ユーちゃんいわく
「3拍子の音楽とか、
タンゴミュージックなんて、
日常に全然なかったから
なじみがない。
だから、(ダンスの)
イメージがわかない」

で、
「音楽がカラダに入ってこない」
おまけに
「ワルツは物悲しい感じの音楽が多いから、
なぁんか好きになれない」


ウーン、音楽に関して特に
自意識プラス感性の強いユーちゃんらしいなぁ。
困ったわねぇ~だったのに、
じゃぁなぜ、
クィックステップはOKだったのか?

ソレは、なんと
ベニー・グッドマンのヒット曲
「シング・シング・シング」のおかげ(!?)
なんでも、ユーちゃん
かつて「スウィングガールズ」
という映画の中で聴いたカノ曲に、
ゾッコンシビレたそうな。
※落ちこぼれ女子高校生たちが、
なんとビッグバンドジャズを始めることに!?
疲れること、面倒くさいこと、なんて大っきらい!
しかも山形弁ベタベタな田舎娘たちが、
ジャズに触れ、成長を遂げていく青春ストーリーだよ。
オーディションで選ばれたメンバーは、
実際に猛特訓を積んで4ヶ月で演奏をマスター。
吹き替えなしの演奏なのに、
すごいパワーでチョイ圧倒されちゃうかもよ。


その後、
曲のことは忘れてたんだけど、
思いがけない再会を果たすわけ。
実は、ユーちゃん
ダンスを習うきっかけになった
“ビギナー向けダンスライブ”に参加したとき
(第532話参照)
私から賞品として、
(とっても輝いたダンスを踊っていたで賞)
CD
(ジュンコ先生オススメ音楽を集めたCD)
をプレゼントされているのよ。
で、その中に
「あ~っ!!アノ曲だ!!」
そう、「シング・シング・シング」が、
入っていましたとさ…
ユーちゃん、
大喜びだったってわけ。

そのときは、この曲で、
何が踊れるのかはわからなかったんだけど、
「あ、クィックステップって
この曲で踊れるんですね!?」

と、知ったときから、
ユーちゃんのスタンダードは、
非日常的な遠いモノではなくなってきたんよね。

私は、言った。
「スローフォックストロットも、
ジャズ音楽で踊れるのよ」
そして、
フツーの社交ダンス愛好家が聞くと
「え~コンナ音楽、踊れるのぉ?」
「カウント、わかりません」

ってひんしゅくモンかもねな、
ベタベタのジャズ音楽をかけ、
ステップの手ほどきをするや
「楽しいです♥」
「コレなら、踊りたいです」

ってな、反応。
うれしいやら、ビックリするやら・・・。


さて、こうしてようやく

スタンダードへの活路を見出した

ユーちゃんなんだけど、
気に入った音楽にめぐりあえたから、
即効、踊れるってコトでも
もちろんナイってことで、
ヒデ君との練習を
本格開始することになったんだ。

練習用アマルガメーションは、
グループレッスンで取り上げている
ベーシック中心のものをそのまま使うことに。
スタンダードは初心者だけど 
ルンバで培ったインナーマッスルの動きと
超ビギナーの頃の
フォックストロットの心得はある二人
でも、言い換えればソレしか
テクニックを持ち合わせていないって
コトにもなるけれど
マァ、優先順位としては
順当に来ているのよね。
さぁ、どのように成長していくのかしら…。
 
最初の頃は、
かろうじてホールドし、
(しかもカタチにはなっていない)、
後は、自由に踊るラテンのように、
バラバラに踊っていた二人。
ソレが、
みぞおちから脚感覚で、
ステップを作っていく
男女それぞれが自立を果たしつつ、
シッカリ踊る感覚を持つ

など、グループレッスンと同じような内容の
授業を受けながら練習することで、
少しずつではあるが、成長を遂げ
「すごいヤン!
クィックステップは、
踊れるようになってきたね」
となってきたんだな。

さすがにスロー・フォックストロットは、
「難しいナァ~」
な二人だが、
ナカナカ良い練習が
できるようにはなってきたんだな。
ヨシ、次なるレベルアップに行って
大丈夫だろうと感じた私は
ある日、ユーちゃんに
コンナアドバイスをしたんだな。
ソレは、グループレッスンで
アドバンス(発展版)として取り上げたものと、
同じ内容だったんだけど、
ユーちゃんの反応が思った以上のモンでして

「え~こんなこと
やってるんですカァ?」




      続く 第620話へ



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