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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.5 

自立~競技&社交スタイルの

融合を目指せ教授時代


優先順位 ⑨


1999年、
ノストラダムスの大予言どおり(?!)
私たちのダンス・ワールドは
終焉(しゅうえん=終わり)を迎えた。
学生の頃から
ずっと一緒だったリーダー・ニヒル君と、
公私共のカップル解消、
ジュンコ一人でのダンス・レッスンが始まったんだ。


35歳~37歳

ジュンコ・自立への教授時代

頼るモノは誰もナシ。
否応なく
自立の道を歩まねばならなくなった私には、
とにかく
“ダンスのお勉強”が必要だった。 
なぜって、
それまではリーダーがやっていたコトも含め、
“すべて”を一人ぼっちで
やらなくてはいけない事態になったからだ。
(リーダーが受け持っていた生徒さんの、
ほとんど全員を引き継ぐことになったんだ)
グループレッスンも、
モチ、一人で仕切らなきゃ、だし
本格的に男性役もできないとダメ
生徒さんのデモ用ルーティンも
ちゃんと組まなきゃいけない。
教科書・ビデオ・・で、
勉強しながら、即、実践、また、勉強・・・
大変だったけど、
この頃苦労した体験、
今でもすごく活きているよ。

で、あるとき突然、転機が訪れた。 
ひょんなことから
ヨーロッパのとあるダンス先進国での、
“仰天ダンス(!?)”に
触れる機会を持つことができたんだ。

“仰天ダンス(!?)”っていっても、
実は、チットモ仰天じゃないんだけどね。
でも、当時の私にとったら、
ホンマ、ビックリだったんだ。
だって

海外には、

競技用のダンス以外に、

ちゃんとした

社交用のダンスが別にある!!


なぁんて、知らなかったんだモノ。
ソウ、仰天ダンスとは、
本場の“社交ダンス”のことだ。

当たり前のことかもしんないんだけど、
競技用のダンスと、
社交用のダンスは、踊り方が全然違うんだ。
種目的には、かぶるものも多いんだけど、
目的が全然違うから
(競技用・・・競技が目的 
社交用・・・コミュニケーション・
リフレッシュが目的)
例えば、
「ハイ、チャチャチャを踊りましょうね」
ってときに、
大切にするテクニックの優先順位
全然違うんだな。
(第363738参照)

もちろん、
テクニックの優先順位が違うから、
結果、できあがってくる
チャチャチャも違うシロモノってわけ。
競技用のチャチャチャしか知らない人が
社交用のソレを見たら
「ワ、下手なんチャいますのん!?」
って感じは否めなくもない。 
なぜなら、
見た目の美しさ、
スピード、キレなどを重要視していないからだ。
(特に、初級クラスほどソウ)
じゃ、何を優先させているのかというと、

ズバリ!踊る、楽しさ

そして、

ナチュラルさ・・・

実は、ワタクシ、
この本場の“社交ダンス”を知って、
ショックだったんだ。
なぜって、
「自分たちが生徒さんに教えていたものは
“競技ダンス”だったんだ」
とわかったから。
そら、フツーの人たちに教えるの、
難しかったハズやわ・・・
とともに、
ムッチャ、
舞い上がるほどにうれしくもあったんだ。
まさに、
「探し求めていたものは、コレだ!!」
って感じ。
それは、ロンドン留学以来ずっと
持ち続けていた疑問
「どうして、
海外のダンサーは
あんなにもナチュラルで上手いのか?

の、謎が解けた!
って瞬間だったから。

「そうか、
海外だと競技ダンサーであっても、
この“社交ダンス”が
その基盤にあるのか・・・」
ということを知ったんだな。
そう、つまりは、
で、
「社交用・競技用として
枝分かれする前の基礎、
つまり、踊る基盤、土台」
(第600話・第603話参照)
ってモンを、
こういうやり方で、

教育していたのか!!

って直感したってわけ。

すなわち、
“本場の社交ダンス・テクニック”は、
競技ダンスを踊るための、
基盤・土台になっている、
日本で言うなら、
社交ダンス&競技ダンスを踊るための、
基盤・土台になっているってことがわかったんだ。
(日本の社交ダンスは、
競技スタイルをとっているものだから)

うれしさで有頂天になっていた私は、
さっそく、自分のレッスンにその
“本場の社交ダンス”を取り入れようと
試み始めたんだな。
レッスン対象は、
全くのビギナーはもちろん、
中上級者で、
小学校教育的(基盤・土台)なモノを
やり残している、人たち
ってことは、
今いるほとんど全員の生徒さんだ。

私は思った。
「本場の社交ダンスは、
ホンマに上手いことできてるわ」
「ビギナーは、
ここから入れば、
ドンナ人も絶対に上手くなるだろう」
「どうしても
リキミが取れない中上級者たちも、
コレをやれば、
カラダを再教育できるに違いない」
なぜなら
「楽しく踊りながら、自然に、
基礎がカラダで学べる
仕組みに組み立ててある」
「カタチから入るダンスではなく、
動きの本質から入るダンスだ」
「コレをやれば、
音楽に乗ってボディで踊るという基礎を、
もう一度勉強し直すができる」

ってコトで、
ジュンコはたった一人で、
こういう時代に嬉々として突入!
したんだな。


38歳~

競技&社交ダンススタイルの

融合を目指しての、教授時代


本場の社交ダンス・ノウハウを知ることで、
ビギナーを教えることに自信を持った私は
初心者対象のグループレッスンで、
“本場の社交ダンス・テクニック”
を指導し始めたんだ。
年齢は60歳代・
全くの初心者ばっかりだったのに、
数ヵ月後には、浅く広く、
色んな種目の基礎を踊れるようになったんだ。
日本だと、後回しになる
ウインナ・ワルツや、
パソドブレもやって・・・
しかも、みんな楽しそう!
パーティ会場でよく見かける、
深刻そうな表情はない。
なぜなら、
とっても簡単なモノばかりだから。
そう、ジルバにしてもルンバにしても、
超えるべき一つひとつのテクニック・
ハードルがムッチャ低いんだ。

大いに手ごたえを感じた私は、
新たなレッスン形態に挑戦だ。
そう、

ビギナー向け・ダンスライブ

を始めたのもこの頃なんだ。
(第532話参照)
ソレは、ピン・ポイントで行う
(1回きり)全員参加型ダンス・イベント
スローガンは
いつでも・どこでも・誰とでも・・・
「たった8秒でダンスデビュー!?」

コレって、ウソじゃないからね。
ホンマ、全員すぐに
踊れるようになるんだもん。
参加者は
社交ダンスに対してのイメージが払拭され、
「すごく楽しかった!」
の声しきり。

さて、中上級者のグループレッスンの中にも
基礎コースを作り、
この“本場の社交ダンス・テクニック”を
教えることに。
また、個人レッスンでも、
例えば、
「スロー・フォックストロットができません!」
って人には、
本場の“ブルース”を教えたり
“フォックストロット” を使って、
スイングを教えたり・・
(第238話参照)


ウンウン、ナカナカいいぞ!
と思っていたんだけど、
アレ?ジュンコ先生、
こんなこと、言ってるぞ。

ジュンコ先生
「せっかくいいノウハウを手に入れても、
使い方を間違っちゃダメじゃない!?」



えぇ~、どういうこと???



      続く 第608話へ



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