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エクササイズ&プラクティス集へ




エ~、話は、
どこからつながってきたかというと、
第579話

“静と動のコントラストで見る

上級ダンスへの道”


の第2回目

「ヘッド(頭)の動きが

静かであるということ」


だったんだよね、
ってことを確認しつつ、

「キレのある、芯がブレない

美しいターンやスピンが

できるようになりたい!!」


に憧れる、
紀子さんの声に応えていこう。



「でも・・・」
と、紀子さんは言う。

「ワタシ、
バレエの素養とか全くないですよ。
それに、
回転にはニガテ意識もあるんです。
(美しいターン・スピンに)
憧れはあるけど、
怖いというか、
目が回りそうというか・・・
そんな私でも、
できるようになるのかしら?」




ジュンコ先生はまず、明るく

「大丈夫よ!
紀子さんと同じように
思っている人は多いと思うわ。
ソノ人たちに勇気を与えるためにも、
一緒にがんばりましょう」
そう言ってから

「もちろん、できるようになるためには、
ちゃんとした練習は必要だけれどね」

「ターンやスピンの練習って、
やりにくいものだからねぇ。
カラダが固くなったり、
目が回ってきたり・・・。
だたヤミクモな練習って、
カラダ自体が拒否をする
・・・難しいもの。
だからこそ、
アプローチを変える必要があるの」

「回る練習のみに終始することなく、
回旋(クルクル回ること)運動に
アプローチできるカラダを作ること!

が、まず大切ね。
(第586話 
回旋筋エクササイズをご参照くださいね)


それから、

「カラダが回旋することに対する

正しい知識を持ち、

回旋するときの

意識をシッカリと持つこと」




「カラダが回旋することに対する、
正しい知識!?
面白そうですね」

という、紀子さんとともに、
皆さんもどーぞ・・・


実はですねぇ、

体幹部(胴体)には

回旋しやすいポイント


ってものがあるんだな。
ダンサー諸君にとって、
「こういうことを知ると、
カラダ感覚が変わるのよねぇ」
な、超大事な知識だろうから、
ヨーク聞いてねぇ


回旋しやすいポイント

① 頭の乗っかっている
第1・2頚椎(けいつい)辺り

② 首のつけ根の第7頚椎の辺り

③ 肩甲骨の一番下、
第7・8胸椎(きょうつい)辺り
 
④ みぞおち、第12胸椎辺り

⑤ 股関節辺り


この5つ。
 

ダンスの中でのテクニックで言えば、
①は例えば、
タンゴのネックアクション・スピン全般etc.
②は例えば、
スイングダンスのスイング拠点etc.
③は例えば、
ショルダースイング・
アームアクションの時etc.
④は例えば、
ラテンのヒップアクション・
スイブル・トゥイストetc.
⑤は例えば、
脚に関する回旋運動全般etc.
のときの、ポイントでもあるなんだ。
(こうやって見てみると、
ダンスにおける
回旋テクニックって、重要なんだね)

これらの回旋運動は、モチ、

回旋筋(第585話参照)

の働きがあってこそなんだけど
(5の股関節の回旋は、
仙骨(せんこつ)に付着した
回旋筋の作用を受けている)

スポットターンやアレマーナや、
スピンやらといった回旋に
花丸重要なのは、
わかるかな?
よーく読んでもらったら・・・わかるよね?
の、そう!

④ みぞおち、第12胸椎辺り



すると、
ココで紀子さんから質問が・・・

「ワタシは、
回旋って、もっと、

腰を使うもんだと

思っていた
んですが・・・

だって“ヒップ・トゥイスト”って
言いますでしょ?
“腰を回す”もんだと
思っていましたから。
でも
上記ポイントの中に、

腰椎(ようつい)が

入っていない
ですよね?

なぜ??」




ジュンコ先生は言う。
「いいところに気が付いたわね。
実は、腰は
想像以上に回らないものなの・・・・」

えぇ?
一体どういうことなんでしょ?

次回に続く



      続く 第588話へ



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