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エクササイズ&プラクティス集へ




では、時間のある方、
第381話をそれとなーく
見ていただいていいですかぁ?
そんなおヒマのない方のために
ソコでの重要&デカ文字だけを拾いつつ、
チョイまとめてみましょね。

身体活動中、
手足がドンナ動きをしても、
背骨が重力と
いい関係を持ち続けていられるように
背骨に直接くっついて、
一生懸命働いているインナーマッスルを
脊柱まわりの

単関節筋 (たんかんせつきん)

という。
この筋肉は
カラダがリラックスしているときこそ、
本領発揮!
単関節筋はユルユルに

緩んで(ユルンで)くる・・・

こうなることで本来の

弾力を取り戻すことができるんだ。

そして、
脊椎の1個1個の間(椎間=ついかん)を、
ゆた~って引き離すような感じになり、
なんと、

カラダを垂直方向に

押し上げてくれる!


コレがアノ

美しきダンス姿勢の正体だ。

前回、お話した、
「自然体の良い姿勢って時は、

全体重を骨で支えているけど、

その骨を支える筋肉との関係も上手くいってる」
の骨を支える筋肉の中でも
すごく重要ですよなモンの一つに、
脊柱まわりの

単関節筋(たんかんせつきん)

ってのがあるんですねぇ~。


今回はその単関節筋の中から具体的に
この筋肉を取り上げるよ。

回旋筋(かいせんきん)

アノ、多裂筋よりもさらに深部にアル筋肉だ。
(第305324話参照)

椎骨(ついこつ) って、
脊柱を形成する骨のことだけど、 
その一つひとつにピチャピチャって付着。
上は頚部、下は仙骨まで
脊柱に沿ってみっちり存在している、
まるで、
背骨を編み上げているような
細やかな筋肉
なんだ。
筋は短く、
横または角度の浅い逆Vの字。
で、
その名のとおり、

回旋(体幹をひねる・回転する)

運動のキーマン


でもあるんだ。
回旋と言っても、
背骨にくっついてるわけで、
背骨に直接、
回旋運動を働きかける
ため、
結果、
カラダの中心部分から
回旋アクションを起こすことになる
んだな。
だから、ブレが少ない。
この筋肉を活性化し、
練習を積めば、

スピンやターンが上手になる

よぉ~!!
って言う点だけでも、
ダンサーにとっては超重要な筋肉だよね。
(ちなみに回旋筋が緊張して硬くなると…
とたんに
首・頭が回りにくくなっちゃうよ)

この筋肉で特筆すべき点がもう一つある・・・
ソレは、

脊柱の姿勢保持の

微調整を図る


ことだ。

このちっちゃな筋肉、
一つひとつに、

非常に高度なセンサー

=筋紡錘体(きんぼうすいたい)が

密に存在しているんだ。
靭帯(じんたい)からの信号や
筋肉そのものにかかる

カラダのブレをキャッチして

脊椎の並びの微妙な調整
をしている。

ってことは、この筋肉が完璧目覚めれば、
ムッチャ、
バランスの良い人になれるってこと!!
現世界チャンピオン、
マリトースキーの名パートナー
ジョアンナの“美的スピン”のごとく、
しびれるような
ブレなしパフォーマンスが可能に!?
なるかも知れないって、うれしいねぇ。
ただし、
センサーを有効に働かせるためには、
リラックスが必須だ。
一つ一つの筋肉の反応・変化は微弱で精妙、
デリケートに扱わないと
NGというところが少々手ごわいぞ。

次回、この回旋筋を無理なく
活性化するエクササイズをご紹介。
ゼヒ、活性化に成功し、
重力から背骨を解放、
スーッと伸びた

背筋のうえに、

美しく鎮座する

ブレない体軸(たいじく=カラダの軸)を

ゲットしよう!!



      続く 第586話へ



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