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リラックスを説明するにあたって、
まずはコンナ会話、聞いてみて。


リラックス状態って

(脳波は)アルファ波が出るんだろ?」


「そうだよ・・・
あ、危ない!! 足元にヘビが・・・」


「ギャァ~イヤァ~!!」


「今、Aからたくさんアルファ波が出てるよ」


「・・・???
(ヘビなんてウソだったのか)
な、ナンデ、今、アルファ波なんだよ。
ヘビって聞いて、
リラックスどころじゃなかったのに」


「じゃ、Aにとって、
リラックスってなんだ?」


「え?力を抜くことだろ」


「Aは、今、力抜けていた?」


「だからァ、そんなわけないだろ!
ヘビって聞いて、大慌てしたんだもん。
力、入っていたさ、きっと」


「いいや。
オレ的には、
リラックスしているように
見えていたんだけどナァ。(笑)
なぜって、
すぐにでも逃げ出せる、
バツグンのカッコウになっていた
んだもの
これこそが、
アルファ波の出るリラックス体勢さ」


「ち、ちょっと待って、
リラックスって・・・
ん?わからなくなってきたぞ」



さぁ、この話の言わんとするところ、
わかるかな?

例えば、
緊張する場面で
こんなふうに考えたことないかな?
「力を抜いてリラックスしなきゃ!」
でも、

ただ単に、力を抜く

=ダランとする

=リラックスではない
んだな。

そう、
“力を抜く”ってのは
“ダランとすること”じゃないんだ。
実は、

“ダランとしている”のも緊張なんだ。

どこか無駄なところが緊張しているから、
猫背になったりして
“ダランとしている”ように
見えるだけなんだよ。
誤解の無いように言うなれば、
緊張感のないカラダなんて、
この重力の元では存在しない。
カラダの全部がダランとできるのは
「死体」だけだもんな(笑)

じゃ、

正しいリラックスってナニ?

ソレは、
「余計な力を抜く」ってことだ。
言い換えれば、
「適切な緊張感が入っているカラダ」
であり、
だからこそ、
「いつでも、サッと、
最適な動きのできるカラダ」

ってことなんだ。

だけど緊張してる時は、
この加減がうまくできない
なぜなら
力加減を調節する機能自体に
力が入っちゃってるからだ。

さて、上記のお話で、
ヘビだって言われたとき、
とっさに “いつでも逃げ出せる、
最適な格好を取った”
コレはリラックスのたまものだ。
なぜ、こういうことができるのかって・・・ソレは

余計なことを考えないから。

これも、
正しいリラックス状態に自らを導ける、
方法なんだ。

ってことは、
「あぁしよう、こうしよう」
ってな、意志の力がが増えれば増えるほど、
リラックスから遠ざかっちゃうかもってこと、
お忘れなくね・・・


さて、正しいリラックスを抑えたとことで、

「頭の動きが静かであること」

のテーマに戻っていこう。



      続く 第583話へ



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