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~静の中の動・動の中の静~

“静と動のコントラストで見る

上級ダンスへの道”


の第2回目は、

「ヘッド(頭)の動きが

静かであるということ」




まずは、
ジュンコ先生のグループレッスンの
生徒さんである
紀子さんの、
コンナお話からどうぞ。

「もう20年以上ダンスやっているんだけど、
だんだんと気が付いてきたのよね・・・
まだまだ、基礎ができていないって。
それに、基礎がキッチリ、
素敵にできることこそが、望みだって」

「特に・・・ルンバに関してソウ思うわね。
ベーシックを美しく踊りたいの。
踊りに行っても、
スタンダードはどうしても
男性との係わり合いが大きいから
女性一人では
どうしようもないところもあるけれど、
ラテンは違う。
女性の力量しだいで、
ずいぶん変わっちゃうんじゃないかしら?
と、思うしね」


「私、もっと、
ターンやスピンが上手くなりたいの。
最近は、
スポット・ターンをすごく美しく
できるようになりたいって・・・。
ある、パーティで見かけたのよ。
すごく、

キレのある、

スポット・ターンをする方を。

芯がぶれない

それにね、全体的にすごく

頭が静かだったわ。

たくさんの人が踊っているフロアーで、
ひときわ目立っていた。
どうやったら、
あぁなれるのかしら?」



さて、紀子さん、
ジュンコ先生のルンバレッスンの時に
上記の件、質問してみたんだな。
すると・・・

「OK。
では、

“腕の動きが静かであること”


に続いて次は、

“頭が静かであること”

を取り上げましょう」



みんなからも声が上がった。

「何もスピンやターンを
するときだけではなく、
頭が静かって、いいですよね。

存在感があります」


と坂田さん。



「ワタシはよく注意を受けるんです、
今でも。

頭の位置が低いって。

だから、
動きがブレルんだと言われます。
でも、踊っている時、
気が付いたら、
頭が低くなっていて・・・。
気をつけて、
頭を高くしておこうと思ったら、
ものすごく力んじゃう」

とハナコさん。



「僕はよく

あごが上がると言われます。

ビデオで自分の姿を見ても、
確かにシルエットがイヤなんです。
背中が弱々しくって、
後頭部あたりが崩れている。
何とか直したいです」

と森田さんだ。



「上手な方は、
しッかり立てていますワナ。
カラダの軸がシッカリアル」

と平田さん。



「軸とか芯とかって、
イメージのものなんでしょ?
難しいナァ。
でも、私も
頭が静かで切れのあるスポットターンは、
絶対、できるようになりたいです」

とカナちゃん。



ジュンコ先生はうなずきながら
「ソウね。
みんなの今の意見も聞き入れながら、
頭が静かだということ見ていきましょう」



      続く 第580話へ



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