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チョット中休み エッセイvol.14 

新しい風が吹く

~なりたい自分へのプレリュード※ ⑧~

※前奏曲・事件や物事の始まり


あのぉ、正直に言うとですね、
ワタクシ
ひょっとすると、
ひょっとするんやないかなぁって、
途中から思っていたわけよ。

え、ナンのことか、わからないって?
ユーちゃん言葉を借りれば、
「一番、大きいの※」が、
二人におめでとう!パチパチ・・とともに、
もたらされるんやないかナァって、こと。 
※トロフィーのこと
(第571話参照)

つまりは「優勝」よね。
そうね、準決勝を踊り終わったくらいから、
そうなっても(優勝しても)
それほど可笑しくはないかなって、
思いはじめていたんだな。
コレ、贔屓目(ひいきめ)ではなく、
ごく自然な発想・・・
イヤァ、それにしても大胆発言ですナァ。
でも、なぜ、ソンナ風に思ったの?
を、まず、お話するね。


その1 周りの反応から

それは、ヒデ君とユーちゃんが、
ルンバ・ソロを踊るために、
決勝進出者のトップ・バッターとして、
フロアーに出てきたときだった。
私、応援しやすい場所に行くために、
ソロソロと客席の間を動いているときに
偶然、男性1名、女性2~3名のグループが、
こう話しているのを聞いてしまったんだな。
「アァ、やっぱり、
このカップルが優勝やったんやな」

「ワタシも、ソウ思ってたわ」
なんと、気の早いことに、
優勝のオナー・ダンスだと思ったらしいんだ。
で、勘違いだったことに気が付くと、
「ナーンや」
って感じで、
「でも、今日は絶対、
ココが優勝や」

ナンテ話しているんよね。

他にも、
ワザワザ私たちの席のところまでやってきて
やっぱり同じような感じで
「優勝予告」をしてくださる方もいたんだな。
ソウ、なぁんとなーくこういう空気が、
感じられたから、
ひょっとして、
気に入ってくれている人が多いかも、
ってことは、審査員も・・・
と思ったわけよ。

ダンスって、
個人の好みの問題ってところが大きいから、
いくら正確に、
また、上手く踊っていても、
残念なことに

“好かれないダンス”

ってのがあるんだな。
ジャ、ヒデ君とユーちゃんダンスは、
どうして?
ってことになるんだけど、
ワタクシ、思うに
彼らは

“新しい風”だったから・・・

と思うんだ。

そう、確かに

他のカップルとは

明らかに様子が違っていた


すべてベーシック・フィガー。
無防備で、無心。
ヒデ君たら、
「審査員がどこにおるかって、
全然知らんかった。
どの人が審査員かも知らんし、
とにかく、
音楽が鳴ったら踊るだけ・・・。
でも、楽しかった」


そういうリーダーは、
メッチャ目立ってるけど、
ジックリ見たら、
???なところがいっぱい。
でも、一見、上手そうに踊ってるって言うか、
全然、何も気にしない感じで
思い切り踊ってる・・・
その爽快感がいいんだろうな。

「気になって、
ずっと見てしまう。
すごく、面白いから」

ソウ、評してくれる人もいたぐらい。
面白いって言うのが、愉快やけどね。
それに、二人とも、
競技会で踊っているという感じではなく、
そう、サマー・パーティで
グループ・レッスンの学習発表しているってノリ。
フロアー・マナーなど、
新人に見えない落ち着きも好感度大。
(きっと、生涯初めての競技会で、
しかも、ダンス歴1年そこいらの
新人には見えなかっただろうな)


その2 今、現在での
ベストな状態が引き出せていたから、
もしソレが評価されるなら・・・
って思ったから


さっきも書いたけど、
他のカップルとは明らかに様子が違っていた、
ってことは、
ソレが、どう審査員の目に
映っていたかはわかんないが、
もし、良しと受け入れてもらえば、
ソラ、優勝にナるんやない!?
ッテ感じなんだな。
(もし、その反対・・・つまりは、
受け入れてもらえなければ、
最下位ってことになるはずだけどね)

では、何が一体、
他のカップルとは違っていたのか?
ソレは、平たく言えば、
何を大切に、
日々練習をしているか、
からやってくるモノ・・・だろうね。 
つまりは、

テクニックの優先順位

みたいなモン。
ソレが、
他のカップルとは決定的な違いとなって
現れたんやないかな?と思っている。

言っておくけど、
コレ(テクニックの優先順位)に関しては、
ドレが良くてドレが悪いは、
一切ナイ。
個人のカラダによっても明らかに違うだろうし、
本人の気質、性格も考慮するなら
ダンスのテクニックのドレを
優先的に教えるかなんて、
絶対に画一できないモンだって思っているんだ。

ちなみに、
ヒデ君とユーちゃんは、まだ、
ラテンのフットワークをほとんど知らない。
驚くべきことに、
リード&フォロー・コネクション(手による)
もしていない。
まだ、それぞれの力というか、
潜在的な能力が、
半分も表出できていない間に、
小さくまとめたくはないからだ。
また、姿勢を直されることも、ない。
取り澄まして、キレイに、
まとめて、踊ることは奨励しない。
ビジュアル重視、
テクニック主導の
世界観をもって欲しくないからだ。
カラダの矯正は必要だろう、
でも、まだ、
踊っている時のカタチは
あえて持たなくてもいい。

自分なりの音楽に身をゆだね

解放的に・・・


ソレが、ラテンダンスの、
基礎ってモン、と思っているからだ。
ソンナコンナを十二分に満喫した暁には、
“秩序”を自分のカラダに
必要と感じるときがクルだろう。
その秩序なるものが、フットワークであり、
姿勢であり、
リード&フォローとなっていくのではないかと
思っているんだよ。


マァ言えば、この二人、
「アァァ~!!」
のターザン状態なのかもしれないよな。
そう、自然児。
そりゃぁ、まだ、
都会の人間の暮らしには相容れないだろう。
って考えたら、よう(よく)
都会のコンペになんて出たモンよ、
ナンだけどね。

先生としては、二人に対し
ラテン・ダンスをすることで、
(コレはスタンダードにもいえるけど、
より自由性の高いラテンだから特に)
いろんな角度から
“本能”“潜在的自己”に目覚め、
ソレが、ホンマに
なりたい自分へのプレリュードになればな、
といつも思っているんだよ。


で、今回は、
ホンマとっても良く踊れていたと思うんだ。
一緒に楽しませてもらえました
だから、先生からは、
堂々チャンピオンの称号をプレゼントだ。
(だだし、ココで言うチャンピオンは、
相対的なモンではないけどね)

おっと、ごめんなさい!
前置きが長くなってしまいました。



さて、実際の審査結果は・・・
ジャジャン
なんと、

準優勝だったんだ。

惜しい!?
残念!?
イヤイヤ、
考えてみればスゴイことでしょ。 
立派でしょ。
良かったねぇ。
おめでとう!
目標は立派に果たせたし
(開催者、Hさんご夫婦、
すごく喜んでくれました)
また、機会があったらがんばろう
だったんだけどナァ・・・


この後、実は、
まだまだエライコトがあったんですよ。
耳を澄ましてみて、
ホラ
ヒデ君の悲鳴が聞こえてくるでしょ。

「や、やめてくれぇ~!」



一体何が????
      
次回、お楽しみに



      続く 第573話へ



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