2008.08.16 (第571話)チョット中休み エッセイvol.14 ~なりたい自分へのプレリュード ⑦~
目次へ
エクササイズ&プラクティス集へ
チョット中休み エッセイvol.14
決勝戦での活躍
~なりたい自分へのプレリュード※ ⑦~
※前奏曲・事件や物事の始まり
張り出された小さな紙に、
自分たちの背番号が・・・あった。
と、ニコニコ二人が報告に戻ってきたよ。
オォッ~決勝進出!!
おめでとう!!
パチパチパチ・・
マァ、ソウなるだろうナァとは踏んでいたけど、
よくよく考えてみると、
コレって、すごいことじゃない!?
初めての競技会だよ・・・うれしいナァ。
私は、自分が競技会で勝っていくのとは、
また全く別の気分を楽しんでいた。
すごく愉快だ。
子供の、
体育祭につきそう親の心境!?
イヤァ、体育祭はないか・・・
などと考えていると、
ユーちゃんが
とんでもないことを言い出した様子・・・?
(ユーちゃんを指して)
「先生、この子ね
『一番大きいのが、欲しい』
ナンテ言うんですよ(笑)」
と、ヒデ君があきれたような顔をしているよ。
横でユーちゃんが、
明るくケラケラ笑いながら
「だって、見ていると、
一番大きなのがいいナって
思えてきたんですもん」
って、一体、
ナンのことだかわかります?
会場の正面に飾ってある、
トロフィーのことですよ。
“一番大きいの”って、
つまりは優勝トロフィーのこと。
ワワワ、ユーちゃん、
気持ち、わかるよー(笑)
私は大学の頃、競技会ごとに増えていく
トロフィーがうれしくってうれしくって・・
の時代をフッと思い出していた。
と、ヒデ君、
梅干みたいな(!?)顔をしながら
「オイオイ、
そんなプレッシャーかけんといて。
サンバやジャイブのこと考えると・・・」
どうも、ソッチの方が
気になるみたいなんだな。
リーダーとしての責任を、
ココに来て感じ始めている、
ヒデ君だった。
さぁて、決勝前の、
公式練習にフロアーにとび出す二人。
サンバ&ジャイブ、最後の調整だ。
と、その様子を、遠くから、
見つめている審査員がいる。
かなり、食い入るように見ているぞ・・・
興味を持ってもらえたんだろうな。
良いと思ってもらっているのか、
その反対かはわからない。
でも、
「誰?あのカップル・・・」
「さぁ、初めてみる顔ね。
知らないわ」
な、新人が、
いきなり決勝までこぎつけたって
結果だけみていると、
審査員たちの評価は決して悪くはないハズだ。
と、フロアーの袖で
ソンナコンナを見守る私の横に、
フっと、人の気配!?
で、
「がんばっていらっしゃいますね。
ご姉妹ですか?」
と、声をかけてきたんだ。
ん??
アララ、
この方は、確か審査員長!?
あのぉ~でも、ご姉妹って・・・
しばらく、ナンのこと??
って考えたんだけど、
ワワ、ひょっとして、
私とユーちゃんのこと!?
「い、いえ、
彼女は生徒さんでして・・・」
と言うや、
「あ、先生ですか。
失礼しました」
と、丁寧に頭を下げられた(汗)
姉妹と見られたこと、
いろんな意味で新鮮だったよね。
それに、だってまだ彼女29歳だよ。
ってことは・・・ムフフ♥
ナァンテ心の中で微笑んでいると、
審査員長
「よく踊っておられますね、
二人とも。
特に、パートナーの方のジャイブが
とても良いです」
と、お褒めの言葉。
へぇ~そうなんや。
イヤイヤ、
こういうときに、ソーいう言葉って、
うれしいし、気分が乗るもんよね!
確かに、ユーちゃん、
ジャイブ好きスキで、
「布団の上で練習してます」
(自宅マンションにて、
おそらく消音のために)
って言っていたものナァ。
フーン、
ちゃんと見てくれているものなんだナァ、
ってコトもうれしかったよね。
さてさて、いよいよ、
決勝戦の始まりだ。
選手入場口では、前にいた背番号の人が、
決勝に残らなかったためにトップになっちゃった、
ヒデ君とユーちゃんが、待機中。
ヒデ君
「オレ、急に緊張してきたから、
一生懸命、
ナンやわけのわからんこと、
ユーちゃんに話しかけてたんや(笑)」
ユーちゃんもやや緊張の面持ちか。
でも二人とも大いに競技を楽しんでいるようで、
見ているコッチまで楽しくなってくるよ。
ソー言えば、決勝は最初に、
ルンバのアピール・ダンスがあるんよね。
16小節、ソロで踊るんだ。
あ、背番号が呼ばれた。
ソロ競技の開始・・・
恭しく礼をし、
スタンディング・ポジションヘ。
ムム、やや、ムーディで
チョイ難しげな音楽がなり始めたぞ。
ヒデ君、大丈夫か?
気分を乗せながら、
「2・3・4・1」
と口ずさんでいる。
OK、正解だ。
16小節のアマルガメーションの
最初から最後まで、
キッパリ、ベーシックのみ。
タイミング変化もナシの、
純粋なるベーシックだ。
オープン・ヒップ・トゥイスト
アレマーナ
クローズ・ヒップ・トゥイスト
ホッキースティック
アンダー・アーム・トゥ・ライト・アンド・レフトから、
ニューヨーク
ハンド・トゥ・ハンド・・
そこで終了。
地味と言えばメッチャ地味だし、
レベルがハッキリと
誤魔化しナシにわかっちゃう
怖さもあるよね。
ソー言えば、
後でヒデ君が言っていたもんな。
「ふと、他の人を見ると、メッチャ、
色んなこと(バリエーション)やってるから
ちょっと、おれら、ヤバイんちゃうの?
って心配になってきたよ」
わたしとしては、
ベーシック・フィガーって、ヤッパ、
すごいって思うわけ。
その種目の特徴を的確に表現し、
音楽の美しさを表わすには
ヤッパ、
ベーシックが最高って思うんよね。
(それだけに、難しいけどね)
バリエーションをやっても、
ベーシックが十分OKなら
パフォーマンス力はダンゼン違うモン。
ベーシックはまだまだやけど、
バリエーションなら誤魔化せるって発想は、
やめといたほうがいいヤロね。
競技選手の時も、
“全種目・オール・ベーシックで、
全国制覇”した、
京大のサイボーグS氏のことが憧れだったし、
(第60話参照)
もし、今から競技に出るんだったら、
絶対その大冒険に挑戦するヤロね。
でも、マァそれ(競技会に出ること)はないとして、
今現在、個人的な目標は
“全種目のベーシック・フィガーを
もっともっと上手くなる♥ ”
で、例えば、
ルンバのオープン・ヒップ・トゥイストなぁんて、
現在進行形で、進化中だし、
あぁ、ルンバ・ウォークも・・・
勉強が進み、
カラダが出来上がるにつれて、
全く新しいものとして、
感じることができる・・・
コレって、メッチャうれしいし、楽しい!
ナァンテ言う、
先生に、つき合わせてゴメンね、
って、
ヒデ君・ユーちゃんに対してはチョイ、
思っているけどね。
さて、種目はチャチャチャ、
サンバ、ジャイブと進み、
無事、終了!!!
ごくろーさん。
イヤイヤ、ようがんばったね。
病み上がりで(コンペ)初挑戦にしたら、
上出来だよ。
さて、結果は!?!?
続く 第572話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
エクササイズ&プラクティス集へ
チョット中休み エッセイvol.14
決勝戦での活躍
~なりたい自分へのプレリュード※ ⑦~
※前奏曲・事件や物事の始まり
張り出された小さな紙に、
自分たちの背番号が・・・あった。
と、ニコニコ二人が報告に戻ってきたよ。
オォッ~決勝進出!!
おめでとう!!
パチパチパチ・・
マァ、ソウなるだろうナァとは踏んでいたけど、
よくよく考えてみると、
コレって、すごいことじゃない!?
初めての競技会だよ・・・うれしいナァ。
私は、自分が競技会で勝っていくのとは、
また全く別の気分を楽しんでいた。
すごく愉快だ。
子供の、
体育祭につきそう親の心境!?
イヤァ、体育祭はないか・・・
などと考えていると、
ユーちゃんが
とんでもないことを言い出した様子・・・?
(ユーちゃんを指して)
「先生、この子ね
『一番大きいのが、欲しい』
ナンテ言うんですよ(笑)」
と、ヒデ君があきれたような顔をしているよ。
横でユーちゃんが、
明るくケラケラ笑いながら
「だって、見ていると、
一番大きなのがいいナって
思えてきたんですもん」
って、一体、
ナンのことだかわかります?
会場の正面に飾ってある、
トロフィーのことですよ。
“一番大きいの”って、
つまりは優勝トロフィーのこと。
ワワワ、ユーちゃん、
気持ち、わかるよー(笑)
私は大学の頃、競技会ごとに増えていく
トロフィーがうれしくってうれしくって・・
の時代をフッと思い出していた。
と、ヒデ君、
梅干みたいな(!?)顔をしながら
「オイオイ、
そんなプレッシャーかけんといて。
サンバやジャイブのこと考えると・・・」
どうも、ソッチの方が
気になるみたいなんだな。
リーダーとしての責任を、
ココに来て感じ始めている、
ヒデ君だった。
さぁて、決勝前の、
公式練習にフロアーにとび出す二人。
サンバ&ジャイブ、最後の調整だ。
と、その様子を、遠くから、
見つめている審査員がいる。
かなり、食い入るように見ているぞ・・・
興味を持ってもらえたんだろうな。
良いと思ってもらっているのか、
その反対かはわからない。
でも、
「誰?あのカップル・・・」
「さぁ、初めてみる顔ね。
知らないわ」
な、新人が、
いきなり決勝までこぎつけたって
結果だけみていると、
審査員たちの評価は決して悪くはないハズだ。
と、フロアーの袖で
ソンナコンナを見守る私の横に、
フっと、人の気配!?
で、
「がんばっていらっしゃいますね。
ご姉妹ですか?」
と、声をかけてきたんだ。
ん??
アララ、
この方は、確か審査員長!?
あのぉ~でも、ご姉妹って・・・
しばらく、ナンのこと??
って考えたんだけど、
ワワ、ひょっとして、
私とユーちゃんのこと!?
「い、いえ、
彼女は生徒さんでして・・・」
と言うや、
「あ、先生ですか。
失礼しました」
と、丁寧に頭を下げられた(汗)
姉妹と見られたこと、
いろんな意味で新鮮だったよね。
それに、だってまだ彼女29歳だよ。
ってことは・・・ムフフ♥
ナァンテ心の中で微笑んでいると、
審査員長
「よく踊っておられますね、
二人とも。
特に、パートナーの方のジャイブが
とても良いです」
と、お褒めの言葉。
へぇ~そうなんや。
イヤイヤ、
こういうときに、ソーいう言葉って、
うれしいし、気分が乗るもんよね!
確かに、ユーちゃん、
ジャイブ好きスキで、
「布団の上で練習してます」
(自宅マンションにて、
おそらく消音のために)
って言っていたものナァ。
フーン、
ちゃんと見てくれているものなんだナァ、
ってコトもうれしかったよね。
さてさて、いよいよ、
決勝戦の始まりだ。
選手入場口では、前にいた背番号の人が、
決勝に残らなかったためにトップになっちゃった、
ヒデ君とユーちゃんが、待機中。
ヒデ君
「オレ、急に緊張してきたから、
一生懸命、
ナンやわけのわからんこと、
ユーちゃんに話しかけてたんや(笑)」
ユーちゃんもやや緊張の面持ちか。
でも二人とも大いに競技を楽しんでいるようで、
見ているコッチまで楽しくなってくるよ。
ソー言えば、決勝は最初に、
ルンバのアピール・ダンスがあるんよね。
16小節、ソロで踊るんだ。
あ、背番号が呼ばれた。
ソロ競技の開始・・・
恭しく礼をし、
スタンディング・ポジションヘ。
ムム、やや、ムーディで
チョイ難しげな音楽がなり始めたぞ。
ヒデ君、大丈夫か?
気分を乗せながら、
「2・3・4・1」
と口ずさんでいる。
OK、正解だ。
16小節のアマルガメーションの
最初から最後まで、
キッパリ、ベーシックのみ。
タイミング変化もナシの、
純粋なるベーシックだ。
オープン・ヒップ・トゥイスト
アレマーナ
クローズ・ヒップ・トゥイスト
ホッキースティック
アンダー・アーム・トゥ・ライト・アンド・レフトから、
ニューヨーク
ハンド・トゥ・ハンド・・
そこで終了。
地味と言えばメッチャ地味だし、
レベルがハッキリと
誤魔化しナシにわかっちゃう
怖さもあるよね。
ソー言えば、
後でヒデ君が言っていたもんな。
「ふと、他の人を見ると、メッチャ、
色んなこと(バリエーション)やってるから
ちょっと、おれら、ヤバイんちゃうの?
って心配になってきたよ」
わたしとしては、
ベーシック・フィガーって、ヤッパ、
すごいって思うわけ。
その種目の特徴を的確に表現し、
音楽の美しさを表わすには
ヤッパ、
ベーシックが最高って思うんよね。
(それだけに、難しいけどね)
バリエーションをやっても、
ベーシックが十分OKなら
パフォーマンス力はダンゼン違うモン。
ベーシックはまだまだやけど、
バリエーションなら誤魔化せるって発想は、
やめといたほうがいいヤロね。
競技選手の時も、
“全種目・オール・ベーシックで、
全国制覇”した、
京大のサイボーグS氏のことが憧れだったし、
(第60話参照)
もし、今から競技に出るんだったら、
絶対その大冒険に挑戦するヤロね。
でも、マァそれ(競技会に出ること)はないとして、
今現在、個人的な目標は
“全種目のベーシック・フィガーを
もっともっと上手くなる♥ ”
で、例えば、
ルンバのオープン・ヒップ・トゥイストなぁんて、
現在進行形で、進化中だし、
あぁ、ルンバ・ウォークも・・・
勉強が進み、
カラダが出来上がるにつれて、
全く新しいものとして、
感じることができる・・・
コレって、メッチャうれしいし、楽しい!
ナァンテ言う、
先生に、つき合わせてゴメンね、
って、
ヒデ君・ユーちゃんに対してはチョイ、
思っているけどね。
さて、種目はチャチャチャ、
サンバ、ジャイブと進み、
無事、終了!!!
ごくろーさん。
イヤイヤ、ようがんばったね。
病み上がりで(コンペ)初挑戦にしたら、
上出来だよ。
さて、結果は!?!?
続く 第572話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |