2008.08.10 (第565話)チョット中休み エッセイvol.14 ~なりたい自分へのプレリュード ①~
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チョット中休み エッセイvol.14
どーして競技に出たいのか?
~なりたい自分へのプレリュード※ ①~
※前奏曲・事件や物事の始まり
アレッ? またヒデ君シリーズ?
この間タンゴ・デモのお話が
ようやく完になったバッカじゃない。
でもねぇ、覚えていない?
第558話のラストが、
思わせぶりな締めククリになってたでしょ。
その件についての報告よ。
???ナンのことか、サッパリって方のために
まずは、その思わせぶりな部分を再現だ。
「(サマー・パーティの)
1週間後のアレって一体何なのか
実はですねぇ~
このとき、
ヒデ君、アル世界への
衝撃デビュー
を控えていたのであります!!」
さぁて、ヒデ君が衝撃デビューした世界とは?
・・・って、
もうタイトルからわかっちゃいますよね!
つまりはタンゴ・デモをした
サマー・パーティの一週間後に開催された
とある、社会人コンペで、
な、なんと(無謀にも)
競技会デビューを果たした
というわけ。
うっひょ~!!競技会ってぇ?
そんな話、全然聞いてないよぉ~。
そりゃぁソウでしょ。
周りでも知らない人も多いはず。
なぜって、ジュンコ先生の生徒さんって
競技会を開催する側の人や、
審査する人や、
プロの資格を持つ人やら、
サークルの指導者的な人はいる、
でも一番多いのは、あえて何にもナイが、
本気でダンスが上手くなりたい人
かな。
つまりは、
競技選手はおりませんなぁってことなんだ。
だから、
競技会のことが話題に上ることって、ナイ。
ゆえに、ヒデ君&ユーちゃんが競技会に・・・
なんてウワサにもならないってことなんだ。
それに、チョイ前までは、
「ジュンコ先生って、
“競技会否定派”なんですか?」
とも、よく聞かれていたモンなぁ。
この問いに対して、どう答えていたかって?
「否定はしないよ。
でも、生徒サンに
(競技を)薦めるコトもしないなぁ」
私自身競技選手出身で、
学連の頃とあわせて10年間、
みっちり競技生活にいたモンで、
競技の楽しさなど
良いトコもたくさん知っている。
でも、競技で体験できることが
ダンスのすべてでは決してナイ、
からねぇ・・・なんだな。
実際、私の場合は、
競技という世界から抜け出た後に、
ダンスの世界の深みと広がりを
知ることとなったンだもん。
これって、すごく、
個人差のアルコトだと思うけどね。
競技生活の中で、自分の
真の幸せをクリエイト
できるなら、
ソレはそれでOKだしね。
だから、
否定もしないし、特に薦めもしない
・・・ってことになってしまうわけ。
それに、
生徒サンに競技選手がいないのは、
まぁ当然でしょ、と自覚している。
なぜって、
ジュンコ先生のレッスンの方向性が、
即、競技会で活かせるモンじゃないでしょ?
って思うから。
力を抜いて、ゆっくり、ゆったり
カタチを作らず、カラダの内側を感じて
音楽・相手を感じて・・
ある意味、
見た目ではわかんないことに
重点を置いているんだもの。
さてさて、ソレだというのにヒデ君、
どーして競技会に?
だって、パートナー、ユーちゃんともども、
まだ1年ソコソコのビギナーなのに・・・。
では、ここからは、インタビュー形式で。
Q「なぜ、この時期に
社会人コンペに出ようと思ったの?」
「もともとのきっかけは、
ジュンコ先生の生徒さんが
長年開催している
社会人コンペがアルって言うんで、
オレは、競技に出るっていうより、
イベントとしての競技に興味を持って、
見に行こうかなって思ったんや。
そしたら、
そのコンペが今年で終わるって聞いて、
そんじゃ、一回、
経験として出てみようかな・・・
始めはそんなカルイ感じだった」
Q「種目は?
もちろん、ラテン・・・」
「ソラ、
スタンダードは無理でしょ!?(笑)
タンゴなんて
今回のグループレッスンのモンしか知らんし、
ワルツでさえ、まだ、
パーティでちゃんとLODを回る自信ないし。
オレ、ハッキリ言って、
まともにマァマァ踊れるのって、
ルンバしかないもんなぁ。
(今回出ようかなと思っている社会人コンペの)
種目は、ルンバとチャチャチャ。
で、クラス分けして、上のクラスに残ったら、
サンバとジャイブが入るみたい」
Q「サンバとジャイブって・・・
大丈夫なの?」
「イヤ、全然大丈夫じゃない(笑)
でも、ものすごく簡単なベーシックだったら
足型だけは知ってるし、練習はするよ。
ひょっとして、
(上位クラスに)残ったら、踊らなアカンし、
全くでけへんで(できなくて)
カッコワルイことになったらイヤやからね。
それに、ユーちゃんは、
サンバ、ジャイブが大好きみたいやし。
エエ機会やから、
練習して上手くなりたいと思ってる」
Q「ジュンコ先生は、どう言ってるの?
社会人コンペに出ること」
ヒデ君
「競技会に出るからって、
ソレ専用のレッスンはしないって」
Q「どういうこと?」
「普段どおりの、
レッスンをするってこと。
競技会を目指してのモンではなくね。
特別に(競技会で映えるような)
ステップも組まない、
今までやってきた
ベーシック・フィガーだけでの挑戦するなら、
OKよって。
練習するための目標を持つことは
イイコトやからって。
それと、
自分も学連の頃の楽しかった
競技会を思い出すやろうナァ、
楽しみやなぁ~とも言うてたわ」
Q「パートナーのユーちゃんは、
どう言ってるの?」
「出たいとも、出たくないもない、
って感じかな。
ダンスに関係することやったら、
なんでも体験してみたい・・・そんなノリ。
彼女は、ホンマ、ダンスのコト、
まだナンも知らんし。
わかんないから、
お任せしますって言うてたな。
でも、オレも、
競技ってちゃんと見たコトもないし
未体験ゾーンって感じやワナ」
で、結局、エントリーし、
ソレナリに練習を始めたヒデ君&ユーちゃん。
でも、ヒデ君は、
サマー・パーティが終わるまでは、
タンゴ漬けになっちゃったわけで、
「オレ、不器用だから、
一緒に二つのことって無理や」
ってなワケで、なかなか、
ラテンが本気の練習になりきれなかったんだ。
で、ようやくタンゴ・デモが終了し、
サァ、これから競技会に向けて追い込みダァ!
一心不乱に練習って時になって、
事件が勃発!
あぁ、せっかくの競技会出場あわや
“棄権”のピンチ!
続く 第566話へ
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どーして競技に出たいのか?
~なりたい自分へのプレリュード※ ①~
※前奏曲・事件や物事の始まり
アレッ? またヒデ君シリーズ?
この間タンゴ・デモのお話が
ようやく完になったバッカじゃない。
でもねぇ、覚えていない?
第558話のラストが、
思わせぶりな締めククリになってたでしょ。
その件についての報告よ。
???ナンのことか、サッパリって方のために
まずは、その思わせぶりな部分を再現だ。
「(サマー・パーティの)
1週間後のアレって一体何なのか
実はですねぇ~
このとき、
ヒデ君、アル世界への
衝撃デビュー
を控えていたのであります!!」
さぁて、ヒデ君が衝撃デビューした世界とは?
・・・って、
もうタイトルからわかっちゃいますよね!
つまりはタンゴ・デモをした
サマー・パーティの一週間後に開催された
とある、社会人コンペで、
な、なんと(無謀にも)
競技会デビューを果たした
というわけ。
うっひょ~!!競技会ってぇ?
そんな話、全然聞いてないよぉ~。
そりゃぁソウでしょ。
周りでも知らない人も多いはず。
なぜって、ジュンコ先生の生徒さんって
競技会を開催する側の人や、
審査する人や、
プロの資格を持つ人やら、
サークルの指導者的な人はいる、
でも一番多いのは、あえて何にもナイが、
本気でダンスが上手くなりたい人
かな。
つまりは、
競技選手はおりませんなぁってことなんだ。
だから、
競技会のことが話題に上ることって、ナイ。
ゆえに、ヒデ君&ユーちゃんが競技会に・・・
なんてウワサにもならないってことなんだ。
それに、チョイ前までは、
「ジュンコ先生って、
“競技会否定派”なんですか?」
とも、よく聞かれていたモンなぁ。
この問いに対して、どう答えていたかって?
「否定はしないよ。
でも、生徒サンに
(競技を)薦めるコトもしないなぁ」
私自身競技選手出身で、
学連の頃とあわせて10年間、
みっちり競技生活にいたモンで、
競技の楽しさなど
良いトコもたくさん知っている。
でも、競技で体験できることが
ダンスのすべてでは決してナイ、
からねぇ・・・なんだな。
実際、私の場合は、
競技という世界から抜け出た後に、
ダンスの世界の深みと広がりを
知ることとなったンだもん。
これって、すごく、
個人差のアルコトだと思うけどね。
競技生活の中で、自分の
真の幸せをクリエイト
できるなら、
ソレはそれでOKだしね。
だから、
否定もしないし、特に薦めもしない
・・・ってことになってしまうわけ。
それに、
生徒サンに競技選手がいないのは、
まぁ当然でしょ、と自覚している。
なぜって、
ジュンコ先生のレッスンの方向性が、
即、競技会で活かせるモンじゃないでしょ?
って思うから。
力を抜いて、ゆっくり、ゆったり
カタチを作らず、カラダの内側を感じて
音楽・相手を感じて・・
ある意味、
見た目ではわかんないことに
重点を置いているんだもの。
さてさて、ソレだというのにヒデ君、
どーして競技会に?
だって、パートナー、ユーちゃんともども、
まだ1年ソコソコのビギナーなのに・・・。
では、ここからは、インタビュー形式で。
Q「なぜ、この時期に
社会人コンペに出ようと思ったの?」
「もともとのきっかけは、
ジュンコ先生の生徒さんが
長年開催している
社会人コンペがアルって言うんで、
オレは、競技に出るっていうより、
イベントとしての競技に興味を持って、
見に行こうかなって思ったんや。
そしたら、
そのコンペが今年で終わるって聞いて、
そんじゃ、一回、
経験として出てみようかな・・・
始めはそんなカルイ感じだった」
Q「種目は?
もちろん、ラテン・・・」
「ソラ、
スタンダードは無理でしょ!?(笑)
タンゴなんて
今回のグループレッスンのモンしか知らんし、
ワルツでさえ、まだ、
パーティでちゃんとLODを回る自信ないし。
オレ、ハッキリ言って、
まともにマァマァ踊れるのって、
ルンバしかないもんなぁ。
(今回出ようかなと思っている社会人コンペの)
種目は、ルンバとチャチャチャ。
で、クラス分けして、上のクラスに残ったら、
サンバとジャイブが入るみたい」
Q「サンバとジャイブって・・・
大丈夫なの?」
「イヤ、全然大丈夫じゃない(笑)
でも、ものすごく簡単なベーシックだったら
足型だけは知ってるし、練習はするよ。
ひょっとして、
(上位クラスに)残ったら、踊らなアカンし、
全くでけへんで(できなくて)
カッコワルイことになったらイヤやからね。
それに、ユーちゃんは、
サンバ、ジャイブが大好きみたいやし。
エエ機会やから、
練習して上手くなりたいと思ってる」
Q「ジュンコ先生は、どう言ってるの?
社会人コンペに出ること」
ヒデ君
「競技会に出るからって、
ソレ専用のレッスンはしないって」
Q「どういうこと?」
「普段どおりの、
レッスンをするってこと。
競技会を目指してのモンではなくね。
特別に(競技会で映えるような)
ステップも組まない、
今までやってきた
ベーシック・フィガーだけでの挑戦するなら、
OKよって。
練習するための目標を持つことは
イイコトやからって。
それと、
自分も学連の頃の楽しかった
競技会を思い出すやろうナァ、
楽しみやなぁ~とも言うてたわ」
Q「パートナーのユーちゃんは、
どう言ってるの?」
「出たいとも、出たくないもない、
って感じかな。
ダンスに関係することやったら、
なんでも体験してみたい・・・そんなノリ。
彼女は、ホンマ、ダンスのコト、
まだナンも知らんし。
わかんないから、
お任せしますって言うてたな。
でも、オレも、
競技ってちゃんと見たコトもないし
未体験ゾーンって感じやワナ」
で、結局、エントリーし、
ソレナリに練習を始めたヒデ君&ユーちゃん。
でも、ヒデ君は、
サマー・パーティが終わるまでは、
タンゴ漬けになっちゃったわけで、
「オレ、不器用だから、
一緒に二つのことって無理や」
ってなワケで、なかなか、
ラテンが本気の練習になりきれなかったんだ。
で、ようやくタンゴ・デモが終了し、
サァ、これから競技会に向けて追い込みダァ!
一心不乱に練習って時になって、
事件が勃発!
あぁ、せっかくの競技会出場あわや
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