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まず、
「音楽エネルギーをカラダが感じ、
そのエネルギーによって、カラダが動く」

まさに、ソノ時の、
ジュンコ的イメージを言うとですね、

「皮膚の小さな穴という穴から
ジワーっと音楽がしみてきて、
カラダいっぱいに広がる」


で、ココからが、
どうなるかがポイントなんだけど、
なんと、

身体共鳴現象を起こすんだ。 

詳しくは、
ハーモニー&メロディの多くは
筋肉・内臓(これも筋肉になるのか)と共鳴し、
ビート&リズムと共鳴するのは、

“骨”・・・なんだ。

骨がビートを聴いて、
振動しだす・・・そんな感覚だ。


では、ここで質問。
実際、音は聴覚、
つまり耳で聴くだけではない!
っていうことは、ご存知かな?

「知ってるわ、骨でしょ? 

骨伝導(こつでんどう)だったっけ。

あの、ベートーベンの話が有名じゃない。
晩年、聴覚障害に悩まされたベートーベンが、
音を聴くとき、
タクト(指揮棒)を口にくわえ、
その先をピアノに押し付けて、
音を聴いていたって話」
 
というアナタ、ご名答!

音って、結局は空気の振動。
で、普通その振動は、
耳の中に伝わり、鼓膜を震わせ、
やがて耳の奥にある蝸牛
(かぎゅう=カタツムリのカタチをした器官)
という部分へと伝わって、
その蝸牛から、
音の情報が脳へと伝わってゆくって
経路をたどるんだけど、
先のベートーベンの話では、
大きな音がでているそのピアノの振動が、
タクトへと伝わり、
タクトの振動は歯に伝わり、
歯から頭蓋骨、
そして蝸牛(かぎゅう)へという経路で、
ベートーベンは音を聴いていた
というわけなんだな。
このエピソードから分かることは

「音は骨でも聴ける」ということ。

鼓膜の振動だけではなく、
頭蓋骨の振動によっても、
蝸牛へ音を伝えることは可能なんだ。
で、このように骨で
音を聴くことを骨伝導と呼んでるんだけど、
もちろん音を聴く骨は、頭蓋骨だけではない。
全身の骨ぜーんぶなんだ。
でもダンサーである私たちは、特に、
ソウね、頭蓋骨とともに

背骨が重要かな。

例のトマティス博士の骨伝導聴力に関する
研究成果の一部によれば、
「音の周波数によって
人体の共振する部位は異なっているという」
詳しくは・・・

頭蓋骨 
8000ヘルツ

後頭骨 
4000ヘルツ

頚椎(けいつい)部 
上部3000ヘルツ 
下部2000ヘルツ

胸椎(きょうつい)部 
上部1500ヘルツ 
中部1000ヘルツ 
下部750ヘルツ

腰椎(ようつい)部 
500ヘルツ

仙骨部       
250ヘルツ

例えば、
よく“腹に響く低音”と表現されるような音は、
実際にその
人間の骨盤が骨振動を起こしている し、
“頭のてっぺんに響くカン高い音”の場合は
実際に
頭蓋骨が骨振動を起こしている現象なんだな。

つまりは、
「音楽エネルギーをカラダが感じ、
そのエネルギーによって、カラダが動く」
時って、

耳と同時に、

骨でも音を聴いている状態


なんだ。
え、そんな器用なことができるのかって?
もちろんできるよ・・・って、実は、
普段自分の声を聴くときには
そうなっているんだもん。
私たちがフツーに話しているとき、
自分の声が聴こえるでしょ。
コレは2種類の声
1つ目が、
耳が空気の振動を捉えた音
=「気導音」
2つ目が、
骨(この場合は主に頭蓋骨)を振動させて伝わる音
=「骨導音」
を同時に聴いてるんだ。

ちなみに、
テープなどに録音した自分の声って、
普段感じている自分の声と違っているでしょ?
記録されるのは、実は気導音だけ。
これに対して、
普段聴いている自分の声は、
気導音と骨導音が混じったもの。
かたや気導音、かたや気導音+骨導音。
だから違った音として聴こえるんだ。
自分の骨導音を確認するのは簡単だ。
耳をふさいで声を出してみる。
耳から音が聴こえるはずがないのに、
自分の声が聞こえるはずだよね?
それが骨導音。自分の声が頭蓋骨を震わせ、
その振動が蝸牛に伝わって音が聴こえているんだ。

さて、まとめよう。
カラダ中に染み入った音楽エネルギーは
筋肉・内臓(これも筋肉になるのか)と共鳴し、

“骨”とも共鳴し、

カラダの中から揺れ動きだす・・・
もし、二人のうちのどちらかでも、
音楽と

身体共鳴現象を起こす

ことができるなら
相手に伝えることが可能だよ。
大切なのは
カラダの中に音楽が染み入る感じや、
骨が揺れ動く感じを
シッカリとイメージすることだ。
マァ、実際にソウなっているんだけど、
イメージをちゃんとすることができれば、

身体共鳴現象に実感が

伴うようになってくる
よ。



      続く 第565話へ



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