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高周波のお話に入る前に
ここらで経過を振り返っておこう。

ダンスを踊る際にスコブル重要な“音楽”。
音楽エネルギーをカラダが感じ、
そのエネルギーによって、
カラダが動く、それがダンス

言い換えれば

音楽エネルギーを

ボディで運動エネルギーに変換


するってことだけど、
ソレを実際的にダンスの中で活かすためには

イメージの力をつける必要がある。

音楽エネルギーって、
イメージの力で
“実体” になったり
“実感”できるもの
だから。
(第559話参照)


そこから、音楽エネルギーについて
最も研究が進んでいるカモな

「音楽療法」と呼ばれる世界の話へと続き、

(第560話参照)
そして、“音”そのものの説明に入ったわけね。


で、今回、高周波の音について、
お勉強していただくことで、
どーなるか結論から言っちゃうと
「高周波音を聴くと“耳が改善”され、
もっと音楽が良く聴こえるようになってくる。
また、脳内のエネルギーが増え、
イメージ力をもつ右脳も活性化※されるため
さらに、音楽エネルギーを実感として
受け取れるようになってくる」


※脳には左脳右脳があるんだけど、
チョイその差を説明しておこう。
左脳は、言語と理論でじっくり思考し、
記憶したり計算したりする

意識脳(顕在意識脳)

短期記憶脳とも言われ、
どんどん忘れないと次の情報を記憶できない。
また、左脳を使っているときは、
緊張した意識集中によるイライラの
“ベータ波脳波状態”なんで、
疲れやすく持続力が無く
ストレスがたまりやすいんだ。

一方、右脳は、見たまま聞いたまま、
感じたままにイメージ、
5感、直感で 瞬間的に記憶したり、
情報を取り込む

無意識脳(潜在意識脳)

なんだな。
右脳が活性化されているときは、
リラックスの“アルファ波状態”なんで、
楽しく、心地よくモノゴトが進むんだ。
また、瞬間的に大量の情報をイメージとして
記憶したり超高速で計算したりも可能になるなど、
いわゆる潜在能力が開きやすい状態になるんだな。
ちなみに、音楽と右脳は深い関係があるんだよ。
音楽は右脳にギュイーンって直接届くから、
潜在能力が非常に開きやすいんだ。
あ、モチ、
ダンシング中も、右脳全開でいきたいよね。


ハァ~前置きが少々長くなっちゃったけど、
いよいよ高周波のお話だよ。
前出
「高周波音を聴くと
“耳が改善”され、
もっと音楽が良く聴こえるようになってくる」

ってどういうことか?


さて、ココからは、「音のアインシュタイン」
音響心理学者で言語学者の
アルフレッド・トマティス氏(仏)の
言葉を借りるとしよう。
「8000ヘルツ超の高周波音を聴くと
脳は活性化され、
α波が誘発されます。
と、同時に右脳の潜在能力が目覚め始めます。
実は、人間の胎児がお腹の中で聴いている音が、
8000ヘルツ以上の高周波音。
胎児はそのような高周波音を聴いて育っており、
8000ヘルツ以上の音は胎内回帰の音なのです。
人間は、生まれたときから
15ヘルツから20000ヘルツまでの
音を聴く力を備えています。
けれども耳には生活の中で聴かない音は
聴きとることができなくなるという性質を持っていて、
日常生活の中で高周波音を聴く環境がないと、
高周波音を聴く耳は閉ざされていくのです。
耳にアル“中耳”という部位が、
聴き慣れない音や、
嫌な音は取り入れないという

フィルターの働きをしているのです。

これは、聴きたくない音を
聴かないということではなく、
より効率的に耳を働かせるために、
対応域を限定するために起こる現象であるとも
説明されています。
いずれにせよ、人間は胎内にいた頃、
もしくは誕生直後には、
音を完全に聴きとる耳を持っていたのに、
加齢と共に、
聴こえない音ができてきます。
言い換えれば耳が閉ざされていくのです。
この閉ざされた耳を開くには、
胎内回帰音、つまり、高周波音を聴くのが良い
ということなのです」



さらに、興味深いコンナ話も・・・

脳のエネルギー源の

90パーセントは音による


しかも、

高い周波数の音によるもの

なのです」


ん? 食べ物から
エネルギーを得てるのではなく?
不思議に思った方も多いと思うけれど、
話を先に進めよう。

「耳の器官の一部は脳に
エネルギーを送る発電機の働きをしているのです。
脳は脳内エネルギーの90%を耳から調達し、
血液などから調達しているのは
残り10%に過ぎないのです」


「なぜ、高周波の音なのかというと、
高周波音を聴くと、
これまで働きの悪かった
聴力が改善されるからです。
耳を悪くすると、
脳のエネルギーの取り入れ口が
悪くなるということですから、
問題を生じるのです」


で、トマティス氏の
超お奨めの高周波音の入った音楽というのが、
かのアマデウス、モーツァルトなんだな。


モーツァルト以外にも、
風鈴・オルゴール・笛・・
もちろん、
小鳥のさえずりなど
自然界の音にも多く含まれているよ。
でも、都会に住む人なんかには、
低周波音にさらされることはあっても、
ナカナカ自然に
高周波音に浸ることなんてできないでしょ
・・ってことで、
高周波の出る音楽CDも
いろんな種類のモンが売り出されている今日、
聴く耳、開かれた耳を育てるためにも、
ダンスミュージックの合間に、
アナタもお好みのモノをドウだろうか??
ちなみに、ジュンコ先生は
モーツァルト派です。
ストレッチ・トレーニングの時、
うっすらと流しています。


では、次回、
ある程度耳が改善された後の

音楽エネルギーをカラダが感じ、

そのエネルギーによって、

カラダが動く、

それがダンス
の世界にはいっていくね。



      続く 第563話へ



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