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エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生のルンバのレッスンに戻ってきたよ。
(第531話の続き)
次なる質問はカナちゃんだ。
「オープンヒップ・トゥイストの
男性の前でクィッてターンするところが、
上手くいきません」
「3歩目のことね。
ドウ、上手くいかないのかな?」
と、ジュンコ先生。
「ハイ、あの、
もっと、こう、スパッと
シャープにターンしたい
んです。
でも、私のは・・・
ビデオの映像で見て
ショックを受けたんですが、
(ターンのスピードが)
トロクって、
見ていて眠くなりそうな感じ。
そんなのイヤだから、
勢いよくグッて回ったら、
すごく力んじゃって、止まらない。
どうしたらいいのかなぁって思って・・・」
ジュンコ先生は、カナちゃんに、
坂田さんと組んで、
一度オープンヒップ・トゥイストの前半を
やってみるように促した。
ただし、
手はつないでいるが、
ほぼシャドウでしている気分でと、
指示が出た。
音楽、スタート。
カナちゃん、
少し緊張しながら、トライ。
右足後退
左足に戻り
男性の前で右足をターン
左足前進・・
を3回繰り返し
「いつも、こんな感じです」
「OK、ありがとう。
サァ、みんなの方から、
気が付いたことがあったら言ってあげて」
手が上がったのは、紀子さん。
「あの、
どんなタイミングで
ターンをしようとしている
のかしら?
ということが気になったのですが」
「どんなタイミングって・・・?」
カナちゃんは不思議そうに尋ねる。
紀子さんが言う。
「今、3回されたターンのタイミングが、
全部、
少しづつ違うように見えたので・・・」
「え、覚えていないです。
確かに、気持ちは変えたけれど。
1回目より2回目、
2回目より3回目
もっと速く回ってみようと思って・・・」
とカナちゃんは言い、
「もう1回、
やってみていいですか?」
坂田さんにお願いして、
オープンヒップトウィストを試みる。
「今、
何のカウントの時ターン
しましたか?」
と、紀子さん。
「あ、そういうことね・・・」
とカナちゃんは言い、
自分がどのカウントの時
ターンしようとしているのかを確かめるように、
もう1回トライ。
「4で右足の上に乗って・・・
1です。
1の時にターンしています」
と答えた。
でも、その後もう1回やってみて
「アレッ? 今は・・・
1の後のエンド(&)
カウントでターンしたわ。
ヘンだナァ。
いつもどのカウントの時、
ターンしてるんだろう?」
と、カナちゃん、ひとりごとだ。
すると、その様子を見ていた、
ケイコさんが
「先生、私もいつも迷うんです。
いつ、
どのタイミングでターンするのかって・・・。
男性のリードに従うのでしょうか?」
ソレを聞いた、紀子さんが声を上げた。
「実は私もハッキリしないんです。
だから、カナちゃんの
ターンのタイミングも気になって。
男性のリードに従おうと思っても、
みんなマチマチだし、
こんなことを言っては失礼ですが、
ものすごくいい加減にリードする人もいるんで、
よくわからなくなるのです、
ドコでターンすればいいか」
ジュンコ先生は、
うなずきながら聞いていたが、
「男性のリード、
ウンヌンに関わらず、
女性が目指すべき
ターンのタイミング
というものがあるのよ。
ソレをしっかりと
シャドウできるようにして、
後は男性とのコミュニケーションで
・・・というほうがいいでしょうね」
「そのターンのタイミングの勉強をすれば、
カナちゃんの目指す、
すばやい、
シャープなターンも可能になるわね」
カナちゃんは言った。
「目指すべきターンのタイミングって、
1?それともその後の
エンド(&)カウントですか?
1は間違ってるような気もするし。
ナゼってターンが遅く感じるから・・・」
「ウーン、
みんなマチガイではないけれどね。
というのも、
いつターンをするのかは、
学習レベルに合わせて進化していくもの
だから。
カナちゃんが目指す、
すばやい、
シャープなターンのタイミングは、
そのどちらでも(1でもエンド)でもないけれどね」
次回へ。
続く 第548話へ
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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「ハイ、あの、
もっと、こう、スパッと
シャープにターンしたい
んです。
でも、私のは・・・
ビデオの映像で見て
ショックを受けたんですが、
(ターンのスピードが)
トロクって、
見ていて眠くなりそうな感じ。
そんなのイヤだから、
勢いよくグッて回ったら、
すごく力んじゃって、止まらない。
どうしたらいいのかなぁって思って・・・」
ジュンコ先生は、カナちゃんに、
坂田さんと組んで、
一度オープンヒップ・トゥイストの前半を
やってみるように促した。
ただし、
手はつないでいるが、
ほぼシャドウでしている気分でと、
指示が出た。
音楽、スタート。
カナちゃん、
少し緊張しながら、トライ。
右足後退
左足に戻り
男性の前で右足をターン
左足前進・・
を3回繰り返し
「いつも、こんな感じです」
「OK、ありがとう。
サァ、みんなの方から、
気が付いたことがあったら言ってあげて」
手が上がったのは、紀子さん。
「あの、
どんなタイミングで
ターンをしようとしている
のかしら?
ということが気になったのですが」
「どんなタイミングって・・・?」
カナちゃんは不思議そうに尋ねる。
紀子さんが言う。
「今、3回されたターンのタイミングが、
全部、
少しづつ違うように見えたので・・・」
「え、覚えていないです。
確かに、気持ちは変えたけれど。
1回目より2回目、
2回目より3回目
もっと速く回ってみようと思って・・・」
とカナちゃんは言い、
「もう1回、
やってみていいですか?」
坂田さんにお願いして、
オープンヒップトウィストを試みる。
「今、
何のカウントの時ターン
しましたか?」
と、紀子さん。
「あ、そういうことね・・・」
とカナちゃんは言い、
自分がどのカウントの時
ターンしようとしているのかを確かめるように、
もう1回トライ。
「4で右足の上に乗って・・・
1です。
1の時にターンしています」
と答えた。
でも、その後もう1回やってみて
「アレッ? 今は・・・
1の後のエンド(&)
カウントでターンしたわ。
ヘンだナァ。
いつもどのカウントの時、
ターンしてるんだろう?」
と、カナちゃん、ひとりごとだ。
すると、その様子を見ていた、
ケイコさんが
「先生、私もいつも迷うんです。
いつ、
どのタイミングでターンするのかって・・・。
男性のリードに従うのでしょうか?」
ソレを聞いた、紀子さんが声を上げた。
「実は私もハッキリしないんです。
だから、カナちゃんの
ターンのタイミングも気になって。
男性のリードに従おうと思っても、
みんなマチマチだし、
こんなことを言っては失礼ですが、
ものすごくいい加減にリードする人もいるんで、
よくわからなくなるのです、
ドコでターンすればいいか」
ジュンコ先生は、
うなずきながら聞いていたが、
「男性のリード、
ウンヌンに関わらず、
女性が目指すべき
ターンのタイミング
というものがあるのよ。
ソレをしっかりと
シャドウできるようにして、
後は男性とのコミュニケーションで
・・・というほうがいいでしょうね」
「そのターンのタイミングの勉強をすれば、
カナちゃんの目指す、
すばやい、
シャープなターンも可能になるわね」
カナちゃんは言った。
「目指すべきターンのタイミングって、
1?それともその後の
エンド(&)カウントですか?
1は間違ってるような気もするし。
ナゼってターンが遅く感じるから・・・」
「ウーン、
みんなマチガイではないけれどね。
というのも、
いつターンをするのかは、
学習レベルに合わせて進化していくもの
だから。
カナちゃんが目指す、
すばやい、
シャープなターンのタイミングは、
そのどちらでも(1でもエンド)でもないけれどね」
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