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チョット中休み エッセイvol.12 

エネルギーで組む練習

~タンゴでダンゴになりたくない!! ④~


相手に触れたところから
エネルギーでつながる・・・
摩訶不思議?
でも、ハッキリとした実感が伴うため、
ガゼン興味がわいてきた様子のヒデ君だが・・・


「いい? 
エネルギー循環ができ、

女性とある程度組めたら

即スタートを切る
こと。

コレも大切よ」
と、言うと、


ビックリした顔をして
「え? ある程度って・・・
ピターって組まなくてもいいの?
ダイタイで」

と聞いてくる。


「そうね。
特にあなたの場合、
組み方はファジーでいいわ。
肉体的にシッカリ相手と
組もうとすればするほど、
動けなくなっちゃうからね」


「ひょっとして、
踊っている間中、そうなん?
相手と、
肉体的にガシって組まないの?」



「もちろん!
足裏から上がってきた床からの
反作用エネルギーをカラダ中に充満させて、
ソレが、やがて内側から
放たれているとイメージして、
そのエネルギーの層を通して
相手と組んでいるのよ」


「あ、ソレ、ブログに書いてあったな
(第370話参照)
なんか、スゲーこと
書いてあるナァと思ったけど、
そうか・・・
今のオレにはまさにソレが必要やねんな」


ヒデ君は真剣な顔で言い始め
「だってなぁ、タンゴって、
近いヤン。
カラダ、ビターって
くっつけてくる人もおるし、
オレ、慣れへんから
なんか、肉のかたまりに・・・
感じてしまうんや。
気になって踊られへん」



トホホな表情をする、
ヒデ君を見て、
チョイおかしくもなったけどね。
私は話を先に続けた。

「スタートの話に戻るけど・・・

女性が先に

スタートを切りやすい

状況を作る


ことが大切よ」


「エスコートするようにって
言われていたモンな」

(第540話参照)


「そう! 
動きの中で組めるように
ココから操作していくのよ」


「動きの中で?」


「そうよ。
止まったところから
いきなり動き始めると、
カラダに無理がかかるし、
相手にも伝わらない」

そう言いながら、
ヒデ君に女性役をさせ、
いきなり突っ込んだり、
ヒザを曲げたりして、
スタートを切ろうとする
男性をやって見せたんだ。


「わ、コラ、あかんわ。
女性、動かれへんわ」

と、ヒデ君。


「ジャ、コレだとどう?」
私が正しい動きをすると、


「あ、スゴクやりやすい・・・
女性が先にスタート、
切れるわ」


でも、
「どないしてるんか、ワカレヘン」


私は微笑みながら言った。
「ルンバはずいぶんわかってきたでしょ、
少なくともタンゴよりかは」


すると、ヒデ君、
少々得意げに鼻を膨らませて
「もちろん・・・」

で、
「え?ルンバと一緒って言いたいの?」
と聞いてくる。


「うん。
要領はルンバと同じよ」



すると、ヒデ君しばらく考えて
「あぁ、
インナーマッスルを使うっていうことやな? 
以前に聞いたから、
そうしようとはしているけど
なかなか難しいわ」



「インナーマッスルはもちろんだけど、
他にない?」

そう言いながら、
もう一度ヒデ君と組んで、
その極意の部分をチョイ大げさにやりながら、
スタート・・・すると


「あ、呼吸や!!

そうや、
息するの忘れてた」


「そういや、さっき、
組む練習の時、
カラダの中に床からの
反作用エネルギーを上げるのにも、
息、吸ってたな」



「ソウでしょ!
まぁ、正しくは、

呼吸筋を使ってのスタート

だけどね。
要領がわからないうちは、
実際に吸う・・・ソレが一番わかりやすい
エネルギー操作のテクニックね」


ヒデ君、わかった!って顔をして
「コレでどうや!!」
で、私をホールドし、
スタートを切った・・・


「ソウ!そんな感じ。
どうしたの?」


「吸って、組んで、
吐くときに出た(スタートした)」


そして、
「確かこのコトも
ブログに書いてあったな。

(第317話参照)
ちょっと読んで勉強しよ。
次のグループレッスンで、
今日習ったン、試してみるわ」




さてさて、
その2日後のグループレッスン終了後、
ヒデ君の表情は・・・ナーンか、さえない。
どうしたんかナァ?
女性と上手くいかなかったんかナァ?
と思っていると、


「ハァ~」
とため息の後に
「全然アカンわ・・・」
と一言。


「まだ、女性と組めなかった?」
と聞くと、


「ううん、
その辺はずいぶん変わったと思う。
相手のことが
あんまり気にならんようになったから」


「あ、それに
ジュンコ先生とやったように、
右手の平からエネルギーを通して
組んでってやったら、
案外、みんなに通じるから、
ビックリしたわ」



アララ、ソレは良かったね。
でも、
良い報告のワリには、
なんでクラインかなぁ?ッテ思っていたら、
ヒデ君、ボソッと話しはじめ


「今日、踊りながら、
チラって鏡、見たんやけど・・・
ムッチャ、不細工やねん」



「・・・?」


「ナァンか、オレって、
弱々しいしいなぁって。
だいぶ、
体格とか良くなってきたかな?
って思ってたのに」



あぁ、なるほどね。
ガッカリする気持ちは、わかる。
と思っていると
「昨夜、
DVDでミルコのタンゴ見てんけど、
やっぱ、すごくカッコええ。
ムッチャホールド、キレイやし、
エネルギー、
充満して踊ってるって感じやし」



「ソレに引き換え、
オレは存在感がない・・・」




またまた、ヒデ君、ピンチ!

さて・・・



      続く 第543話へ



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