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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.5 

成長軸にそって

成長しているかどうか!?


ダンスの「楽しい」は成長する!? ⑥


さて、最近、
「ダンスって、オモロイナァ」
「ホンマ勉強になるわ」

が増えてきて、
新たなダンス視線を持ちつつあるヒデ君。

リビングでのくつろぎタイムなんかに急に始まる、
二人のダンス談義の内容も
レベルアップしてきたようで、
ある日、コンナ話になったんだな。

以下、二人の会話です・・・。



ヒデ
「オレなんかは、
“成長軸”の周りを回りながら、
成長して行ってるのん?
ジュンコ先生の目から見て・・」


ジュンコ
「ナニよ、突然!? 
成長軸って・・・?」


ヒデ
「ジュンコ先生の言う、
“社交ダンスの本質の成長軸”の話、
前にしてくれたヤロ?
『音楽に乗って、
相手と感じあって楽しく踊ること』

ことが、ダンスの本質で、
その本質からできている軸の周りに沿って
成長していくのがベストやって言うてたヤン。
オレは、その“成長軸”の周りを
ちゃんと回りながら、
成長していってるんかナァって、
フト思ったンや。
まぁ、イヤ、ジュンコ先生の言う、
正しい成長ができているナァって」


ジュンコ
「できてなかったら、
エライコトでしょ(笑)
先生の一番そばにおる人が、
先生のダンス理論がまったく理解できてなくて、
ちっとも上手くならない
・・・なんてなったら大変でしょ!? 
気の毒やけど、
あなたにはドンドン成長していって、
上手くなっていってもらわんとね」


ヒデ
「ムッチャ、プレッシャー(笑)
だから、気になって聞いたみたんや。
ちゃんと・・・」


ジュンコ
「大丈夫、成長して行ってるよ・・・
って言ってあげたいけど、
自分ではどうなの?自覚はあるの?」


ヒデ
「オレは、メッチャあるで(笑)
ただ、思った以上にダンスは、難しいわ。
もっと速く上手くなると思っていたけど、
アカン、遅い・・・。
でも、着実に上手くなっていってる
手ごたえはあるな」


ジュンコ
「ソレはどんな手ごたえ?」


ヒデ
「まず、カラダが変わった。
背中が伸びてきたし、
だいぶ、お腹もへっこんだ。
胸とかに必要な筋肉も付いてきたし。
後、カラダも柔らかくなったし、
インナーマッスルを使ってる実感も増えた」


ジュンコ
「ソレは、主にトレーニングや
ストレッチの成果やろうけどね」


ヒデ
「ああいうしんどいことが、
毎日の習慣になって、
強制ではなく、
自分からヤロウと思ってヤルようになった、
コレも成長したトコやな。
自分のカラダに対して、
意識が変わったことは、
すごく良かったと思う。
それから、精神的にもタフになったわ。
ほんのちょっとのココロの迷いや、
気後れが、すぐにカラダに出て、
ソレがダンスに影響するってことが
わかったきたから、
すごくシッカリせんと
・・・って思うようになってんやろな。
ソレに・・・(笑)」


ジュンコ
「ソレにナニ?」


ヒデ
「女性と組むってことが、
オレにとってはメチャクチャええ勉強や。
ソレが最も難しいことの一つかも知れんわ。
でも、最近は、気にし過ぎず、
自分を出せるようになってきた」


ジュンコ
「ずいぶん、
腰が引けるのが直ったものね。
アノ衝撃のワルツ・デモ・デビューから
まだ1年しか経っていないのに、
(第177話参照)
すごく変わったよねぇ」


ホンマや、
あれはひどかったわってな感じで、
なつかしそうに笑っていたヒデ君、
なにやら考えてから
こんなことを言い出したんだ。


ヒデ
「今、気が付いたけど、
成長した手ごたえは?
って、聞かれたとき、
ダンスの直接的なテクニックがどうのとかって
・・・例えば、
ルンバのスタートができるようになったとか、
タンゴ・ウォークの2歩目が
シッカリ出せるようになったとかって、
コトに
なかなか頭がいけへんモンやな。
ソラ、ダンスも
上手くはなっていってるやろうし、
踊れる種目も増えてるんやけど、
ソレよりも、
自分のカラダ自体が変わるとか、
意識がシッカリするとかいったことのほうが、
オレにはオモロイし、
自分が成長した!!
って思えるんやろうな」


私は、うれしくなった。
さすがヒデ君!
ってことを伝えるためにこう言った。


ジュンコ
「今の話を聞いて、大丈夫!
アナタの、成長軸は
揺ぎなくまっすぐ立ってるし、
すごく順当に、
ダンスの成長をしていってるっていうことが
わかったよ」


ヒデ
「え? でも、オレ、今、
ダンスの話はあんまりしてへんで。
カラダのこととか意識のこととか・・・」


ジュンコ
「だから、余計に良いのよ。
私の言った成長軸は、
確かにダンスの本質
『音楽に乗って、
相手と感じあって楽しく踊ること』

を指すんだけど、
この軸で表しているのは
社交ダンスにおいての成長だけではないんよ。
あなたも、よく言ってるでしょ?
『社交ダンスはあくまでも手段』
だって、目的は他にあるって」


ヒデ
「そらそうヤン。
特にオレの場合は、
カッコエエ男になるために、
なりたい自分に出会うために
ダンスを利用させてもうてるんやから」


ジュンコ
「ってことは、
すごくルンバが踊れるようになって、
人から評価をもらっても、
パートナーのユウちゃんと、
実はドンドン
ライバル同士みたいになっていって、
裏では、お互いケンカばっかり
・・・ってどう?」


ヒデ
「ソレは、アカン。
ただ仲良くすりゃぁソレでいいって
ワケやないけど、
パートナーとライバル同士はないヤロ。
お互い、せっかく組んでるんやから、
成長せんと、
ソレに助け合わんと・・・」


ジュンコ
「ソウよね? 
ソウ思えている間は、
大丈夫ってこと。
“成長軸”の周りをちゃんと回りながら、
成長していってるってことよ」


ヒデ
「あ、わかってきた。
さっき、ジュンコ先生が言った
『この軸で表わしているのは
社交ダンスのおいての成長だけではない』
って言う意味が。
もっと、
人間的な成長がともにあるってことヤロ?
で、そっちの方が、
ホンマは大切やってこと・・・」


ジュンコ
「ソウ! 
成長軸がダンスを超えた、
より高い目的・目標につながる
“意志”に沿えば沿うほどに、
ダンスはより正しい方向性を持って
上達していくことができるのよ。
つまり、その“意志”とともにあれば、
ダンスが上手くならないはずがない・・・。
反対に、ダンス自体は上達しても、
その“意志”にそむけば、最終的には
“社交ダンスが上手い人”とは
言えないって感じになっちゃうでしょうね」


ヒデ
「なんか、深そうな話やけど、
ナニ?そのダンスを超えた、
より高い目的・目標につながる“意志”って」


ジュンコ
「カッコよく言うとね、

人類の普遍的な原則よ」



      続く 第538話へ



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