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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.5 

素敵なカップルとの魅力ある出会い

ダンスの「楽しい」は成長する!? ③


「オレ、友達って、
ホンマおれへんわ(いない)」

な、ヒデ君、

「昔はギョーサンおってんけどな、
自分のことに集中し始めたら、
みごとに、
ダアレも周りから
おれへんようになってしもうた(笑)
無駄な付き合いが減って良かった
・・・いうことヤロな」



ところが、
今回のイベントの依頼主である
新郎・新婦との出会いは、
そのムッチャ数少ない友人の一人である
M君を通してだったんだから、
面白いよね。


新郎Yさんは、
M君の会社の同僚で、
Yさん
「実は、結婚するんです・・・」
M君
「あ、そうなんですか?
おめでとうございます!」

から、2次会の話に及び、
Yさん
「2次会はやっても仕方がないから、
しないでおこうかと思ってるんだ」

ってな会話になったらしいんだな。
やっても仕方がない理由が、
ヒデ君の“2次会否定論”と
ほぼ一緒であり
(第533話参照)
その意見はM君も全く同じで、
実は、ホンの数日前も、ヒデ君とM君、
M君
「結婚式の2次会って、
どうにかならないんですかね!?」

ヒデ君
「ソウいうときにダンスやったら、
オモロイ、受けるやろうって、
いつも思ってるんや」

(ちなみにM君もご夫婦で
ダンスをやり始めたところ・・・)
話で盛り上がったばっかりだったモンで、
M君、Yさんに
「(2次会について)Yさんと同じこと、
言うテル人が知り合いにいてますよ」

って感じで、なんとはナシに、
ダンスの話を持ちかけてみた・・・すると、
Yさん
「へぇ~ソレ、面白そうヤン」
と、エラク乗ってきたってわけ。
で、さっそく、
ヒデ君&私に会ってみたいということになり、
ソコから事態はトントン拍子にって
話は以前にお伝えしたとおり。 


「新郎・新婦ともダンス、
全く初めてやねんて。
それやのに、
いきなり“自分たちの2次会で、
社交ダンス・パーティやってみようかなんて、
ある意味、勇気アルワナ」

と、ヒデ君。

一体どんな人たちだろうか
と興味津々な様子なんだ。
その思いは私も一緒よね。
ひょっとしたら、ソウは言いながら、
実は昔はディスコ、今、クラブのノリの、
イマドキ・イケイケ風の人カモだし、
すごい、スタイリッシュなフィーリングで、
溌剌(はつらつ)・活発・利発(りはつ)過ぎる、
いわゆる、切れ者風かもしんないし・・・
そうなりゃ、意外とデリケートで、
年齢の割には古風な考えのヒデ君
(この6月で36歳になったよ)
と話が合うかナァって、
思ったりもしたんだけどね。


さて、面談当日、
紹介者M君に連れられて、
待ち合わせ場所に現れたお二人を見て
アララ・・・なんと・・・

想像していた感じとは

ゼンゼン違う・・・・


と、チョイびっくりだったのは、
たぶんヒデ君も同じだろうね。

新郎33歳・新婦30歳と聞いていたのだが、
まず、お二人ともメッチャ若く見えるんだ。
私からしたら、
なんだかとっても可愛いって感じ
(アーン、失礼!)。
しかも、あのチッチとサリー※よろしく、
※漫画「小さな恋の物語」の主人公
漫画から抜け出たような、
なんとも素朴で素直な
フィーリングのカップルなんだ。
気取りがなく自然体だけど、
礼儀も正しいし、
どちらかといえば朴訥
(ぼくとつ=かざりけがなく、
口数が少ないこと)なムード。
ただ、新郎のYさんは、
サリーのようにのっぽじゃなく
背はやや低め、
どちらかといえば縦ではなく
横に肉付きがアルって感じだけれどもね。
小柄でキュート、
愛らしい新婦K子さんともども、
誠実そうでまっすぐな瞳も、好感度大!
なんだか、ホッとしましたわね。


お互いの情報を交換し合ったあと、
「ビギナー向けダンス・ライブでは、
こんなことをみんなでやるんですよ」
を、音楽をかけながら軽くダンスの紹介をすると、
二人の目は大いに輝き始め、
簡単にステップを教えるや、
ニッコニコの笑顔で
「楽しい!」を連発。

失礼だが、競技会主体の
ダンス界においての目から見れば
お二人とも、
決して恵まれた
体躯(たいく=からだつき・体格)ではないし、
コンナことでもない限り、
クラブにでも行って踊ろうか・・・
なんて機会、
絶対にナイだろうなぁって感じなんだけど、
音楽に合わせてステップを踏む姿は、
生まれて初めて、
社交ダンス踊ってますって言う割には、
結構、ノリもいいし、
素直にカラダが動くんで、
もうコッチがビックリよ。

ヒデ君も、
「あれぇ?上手いですヤン!
コレ、お世辞ちゃいますよ」

と、マジで驚きを隠せない様子。

だからといって、
器用とか機敏とかっていう上手さじゃなく、
言うなれば、
踊っているときのお二人の“気配”が、

すごくシックリいい感じ・・・

ムム? ナゼだ?
の、真相を知って、
またまたビックリしたけどね。
「ハハーン、そりゃぁ、上手いはずだわ」
ってワタクシ納得の理由は・・・

なんと、YさんもK子さんも、
ジュンコ先生的
「社交ダンスが上手くなるということ」の
“下地”をすでに持ち合わせていたんだな。

ん? 
それはどんな下地かって?
じゃぁ、
ジュンコ先生がいつも言ってる
“ダンスの本質”って、何かわかるかな?
とヒデ君に尋ねるとこう答えるだろう。
「音楽に乗って、
相手と感じあって楽しく踊ること
・・・でしょ?」

ピンポーン!

ソレに照らし合わせてみると
まず、新婦のK子さん、
なんと彼女は仲間とアマチュア・バンドを組んでいて、
キーボードを受け持っているという。
つまり、

音の大切さ

リズムの豊かさを

カラダで知っている


という、
大いなる下地をもっていたんだな。
次に、新郎Yさん。
彼は、以前“中国拳法”をやっていたというんだ。
しかも、トアル立派な師を師事し、
結構なところまで極めつつあった(!?)様子。

流れのいい筋肉の使い方

呼吸やリラックス


そして

“相手を感じる”こと

にかけては、
そりゃぁすでに上級者よね、ってワケ。


さて
お二人がすでに手に入れていた
「社交ダンスが上手くなること」の“下地”は、
「音楽と相手を感じること」・・だけでない、
まだ、アル。
ソレは、

強固な“パートナー・シップ”

そして、

ベストな“カップル・バランス”だ。

これはもちろん、
「だってねぇ、
もうすぐ結婚ってこの頃、
最も二人の愛がきらめくときでしょ?
パートナーシップも
カップルバランスも最高の時じゃない!?」
という意味でもある。
でも、お二人に関する限り、
それだけではないんだ。

世に在るいろんな“違和感”を目ざとく見つけ、
「アレはアカンで。
ちっとも合ってへんで」

と、スパッと切り捨てる、ヒデ君でさえも
「珍しく、ムッチャ、
似合いのカップルやナァ」

と、絶賛。

「私もそう思う。
職業柄、
いろんなカップル見てきたけど、
ダンス的な相性もバッチリなんよ」
というと、


「フーン。
でも、ソレはオレが見ててもわかるわ」



男性はたくましく、
女性を守りつつドーンと立って、
「大丈夫。
好きに踊りや。
おれが支えるから」
ってムード。
女性はそんな男性を信頼しつつ、
あくまでも愛らしく、
自由に軽やかに舞う・・・。
もう、すでに、リード&フォローの下地が
出来上がっているではないかって感じなんだもんな。


私は、うれしかった。
このお二人との出会い、ホンマ大切にしよう。
そう、ココロから思った。
で、コンナ提案をしてみたんだ。
「(2次会当日)なにか、
簡単なデモンストレーション、
やってみませんか?」



ソレがあんな素晴らしい波紋を
投げかける結果を生むようになるとは、
そのときは、まだ、
誘った私も、当事者のお二人も・・
だぁれも、知るヨシもなかったんだ。



      続く 第535話へ



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