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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.5 

喜楽!ビギナー向けダンス・ライブ

ダンスの「楽しい」は成長する!? ①


イヤァ、ヒデ君、久しぶりねぇ。
長い間登場しないから、心配していたのよ。
もう、ダンス、
やめちゃったんじゃないかと思って。
え、とんでもない!
以前にも増して、

ダンス街道まっしぐらだって!?

それは良かった。
そういや、カラダつきも、変わったわねぇ
スーツの似合う体格になったって感じかな。
イエイエ、お世辞じゃなく・・・
カッコ良くなってきたじゃない。
あ、そうそう、“タンゴ”の調子はドウなの?

ジュンコ先生から
「アナタはタンゴで苦労する」
とお墨付き(!?)をいただいたっていう、
アノタンゴ。
(第371話参照)

それに、パートナー・ユーちゃんとは
アレからどうなってんの!?
(第416話参照)
まだ、一緒に練習、してるんでしょ?


ん?
タンゴは、思った以上に苦労しているけど、
サマーパーティでの発表に向けて
「もう、必死ナン」
で、何とかがんばってるって?
ナニナニ
また、近いうちに報告アリ!?
わぁ~楽しみだナァ。
それに、ユーちゃんとは
・・・仲良くやってるって?
へぇ~サンバや
スロー・フォックス・トロットの練習も
チョイ始めたって!?
すごいヤン 
コチラも何か“動き”があったら、教えてよね!



さてさて、このたびは
「社交ダンスが教えてくれたこと 
人間美学そして哲学シリーズ」

ってことで、
ヒデ君が主役ってワケじゃないだろうに、
なんで真っ先に、
ヒデ君が登場したのかしら?
についての、お話からね。


ヒデ君、語る。
「オレな、
“祭り”が大好きやネン、
小さい頃から。
人が集まって、オモロイことをする。
子供のように遊んで、解き放たれる。
そういうことを企画したり、
運営、実行したり、
時に自分が出演するコトも大好きや。
将来はそういうことを
仕事にしていきたいって思ってるんや」



紹介したことなかったけどね、
ヒデ君、今から、約3年前、
某会社の凄腕営業部長、
次期社長?
・・・という座を捨て、独立、
現在の会社を立ち上げたんだ。
っていっても、社員は3名、
で、ウチ、一人はワタクシ(笑)の
まだまだ、
アハハな小規模会社だけどね。
ソコでの事業の一つとして、
やっていきたいことの一つに、
先ほどの、ヒデ君が言う
“祭り”が、ある・・・って話。


「ジュンコ先生の、
ビギナー向けダンス・ライブを体験したとき、
“あぁ、コレって
オレの目指してる祭りや!”
と思ったモンな。
あんなに(ダンスを)嫌がっていたオレが、
コレは楽しい!オモロイ!
ってココロから思ったし、
すごく解放されたって実感したもん」



ビギナー向けダンス・ライブ

って、
ピン・ポイントで行う(1回きり)
全員参加型・ダンスイベント。
いつでも・どこでも・誰とでも・・・
「たった8秒でダンスデビュー!?」

という、スローガンを引っさげ、
全くの初心者ばっかりをダンスの世界に誘っちゃう
というジュンコ先生、お得意のライブだ。
(なお、ビギナー向けダンス・ライブは、
そのほとんどがクローズで行っているため、
ほんのイチブの関係者しか知らないモノなんだ)


さて、そのイベント、愉快なのは、
「ダンス? 
ハイ!踊ることは大好きです」
な、人が対象のイベントではないってこと。
つまり、ダンス・イベントがあるから、
っていうことで特別に募集をかけたものではなく、
ダンスに全く関係のないイベントの中に、
社交ダンスをスペシャルに組み込むって手法。

どんなイベントかって、
例えば、
会社の新年会・忘年会、
ボジョレー・ヌーボー・ワインの集い、
お見合いパーティ、
会社の立ち上げパーティ・・
デイサービスセンターのイベントで、
80歳以上のご老人と
ケア係の方を対象にしてやったコトもあったナァ。

で、もちろん、主催者側は
(ダンスをすることを)知っているけど、
お客さんには知らされていないコトも多く、
「これから、皆さんに
社交ダンスを体験していただきます」
って、なったときの、
みんなの反応にはスゴイモンがあったりするわけよ。
「ラッキー!うれしい!」
という、大歓迎ムードになることは、
まず、ナイ。
マジな顔で
「え~、聞いてないよぉ」
「社交ダンス?イヤやそんなん」
ドン引きされるコトも少なからず・・・

テレビ、映画の関係もあり、
一昔前までよりも、認知度、
人気もアル!?ハズなんだけど・・・
は、コッチサイドの勝手な見解で、
まだまだ、
「ダンス? 
そんなモン、無縁ですわ・・・」

「あんな、難しそうなこと、
無理、ムリ」

って、意見が主流、
大半なんだって現実を突きつけられる瞬間だ。


ネガティブな感情が
会場いっぱいにブワ~って広がり、
大げさではなく、
逃げ帰りたくなったコトもあったけどね。
でも、
「ハイ、ではジュンコ先生、どうぞ!」
って、ポンと押し出されるや、

もう、やるっきゃないでしょ!?

とばかり、

スイッチがONされる・・・

ってな、数々の体験を通し、
いつしか私はこう思うようになったんだ。
「絶対、大丈夫!上手くいく。
だって、
人はみな、踊りたいんだモン」


この踊るってのは、
ダンスそのものってことでなく、
もっと広い意味での
自分の表現ってことだけどね。
音楽からパワーをいただいて
あるいは全員輪になり、
あるいは男女が向かい合い、
手を触れ合い、カラダを動かし、
ココロを動かし、自分を解放してゆく・・・
ソンナコンナを人と交わりながらすることって、
最初はとんでもなく恥ずかしいし、
臆病にもなるけれど、
一線を飛び越えちゃえば、
そう、誰にだって可能なんだ。
事実、
「ダンスだけはイヤ!絶対にできない」
なんて言い張っていた人が、
手を握り、ステップした途端、激変。
硬くなっていたほおが緩み始め、
「アラ? 結構楽しいわね」
で、気がついたら
ノリノリの踊り子体質に変身!
ってなことも、しょっちゅうだもんナ。


私は言った。
「ダンスの先生って、
子供たちを遊ばせる幼稚園の先生、
カッコ良くいえば、
イベント・プロジューサー的な
役割もあると思うのよね」



「幼稚園の先生と、
イベント・プロジューサーが一緒ってのも、
オモロイけどな」

とヒデ君は言う。



「参加者全員を鼓舞して、
士気を高めて、
みんなの

創造性を引き出すよう、

時間や空間を演出して、

そのプロセスを管理する。
マァ、具体的には、
みんなにとって良い音楽を選択して、

気分を乗せさせ

全員が表現できる

超簡単なステップを、

できるだけ明快に伝える


ソレができれば、後は、
“社交ダンス”ってものが勝手に働いてくれ、
場を盛り上げてくれるわ」


ちなみに、
私とヒデ君との出会いもそのイベントで。
タダの参加者だったヒデ君が、
その後、ダンスにはまり、
そして今、私のすぐ近くにいて、
プライベートも一緒に組んでいる・・・
とは、不思議なことだけれどもねぇ。


「アレは、ホンマ、祭りやで。
今の今までメチャ暗かった人が、
なんや、内側から輝き始めるんやモン、
すごいワナ。
当時のオレもそうやったけど(笑)」

と言うヒデ君に



「ねぇ、祭りって“間釣り”って書いて、
“間を釣り合わせる”
意味があるのを知ってる?」
と私。



「ヘェ、知ラン。
ナニとナニの間を釣り合わせるの?」




「聞いてビックリ・・・神と人間よ」



???な、
感じになるかと思ったんだけど、
ヒデ君、
エラクマジメに受け取った模様。



「なるほど・・・ソレはエエナ」



で、しばらく考え込むや、
キッとしたまなざしでこう言った。

「オレ、今マジで、
ダンスを使ったイベント、
オレのプロジュースでやりたくなった」




と、コレマタ不思議なことなんだけど、
それからしばらくして
その“祭り”の依頼があったんだ。
しかも、ソレは、
ヒデ君が最も興味を持っていることと
みごとにリンクしていた・・・。



      続く 第533話へ



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