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エクササイズ&プラクティス集へ
ある男
パーティでルンバがかかった。
習ったばかりのアマルガメーションを
試してみようと思った。
リード、通じるかな?
クローズ・ホールドで
ベーシック・ムーブメント。
この女性、
あんまりベーシック・ムーブメントから
仕掛けられたことがないのか
戸惑いながら
早くファンに行きたがっている。
そんな中、コッチもあせりながら、
アンダー・アーム・ターン・トゥ・ライト
あ、回った。
良かった。
でも、エラク速くクルって回るから
調子、狂うよ。
で、
アンダー・アーム・ターン・トゥ・レフトから、
ショルダー・トゥ・ショルダーへ。
もう、無理やりっ連れて行っているって感じ。
目の前の女性は転がっている・・・
ある女
パーティでルンバの時、
たまーにリードされる、アノ一連の動き
“右に回って、左に回って、
男性と“はすかい”(斜交い=ナナメ)に関わる
手で引っ張ってきつくリードする男性が多くって、
あんまり好きではなかったんですよ。
ところが今日踊ってくださった男性は、
上手くてねぇ。
イエね、リードがすごく丁寧なんです。
オカゲで、
動きがズーッとつながっている感じで、
気持ち良く踊れました。
回転も、
とてもバランス良く、
いつもよりキレイに回れた感じがありましたし、
それに、アノ男性と、はすかいになるところ・・・
ショルダー・トゥ・ショルダーって言うんですか?
とても自然に入ることができましたね。
そう言えば・・・
アレ(ショルダー・トウ・ショルダー)が、
アンナに気分良いステップだとは
知りませんでしたよ。
お互いを感じて踊る、
ムードいっぱいのフィーリングあるステップ
だったんですね。
さて、
アンダー・アーム・ターン・トゥ・ライト
アンダー・アーム・ターン・トゥ・レフト
ショルダー・トゥ・ショルダー
おなじみ、
アマルガメーションをもっとGOODに踊るための、
リード講座だよ。
上記“ある女”が出会った
男性のリードが参考になりそうだね。
さて、その男性の評価されるべき点は・・・
① 女性の動きを良くわかってリードしている
② 各ステップがどういうものであるのか
(フィガー研究)ができている
ってことだろう。
特に、気をつけたいのが①
今回に限ったことではなく、
コレ意外とできていない人が多いんだよ。
「女性が何をやっているか・・・ですか?
そんなの、知りません」
って、男性が多いってこと。
本来なら、
「女性のこと、何も知らないで、
どーやって、ナニを、
リードしようとしているの?」
ってトコロだろうが、
イヤイヤ、ソレが結構
“知らなくても”できてしまうものなんだ。
でも、リードという
役割の更なるレベルアップのためには
女性のステップ的知識においては、
詳しく知っていれば知っているほど、
相手への理解につながるのでGOODってこと、
覚えておいてね。
できるなら、女性ステップも把握し、
踊れるまでになっておくと、
リードというものについての理解が
格段に変わるだろう・・・。
さて、このアマルガメーションにおいては、
女性が、
右へのスポットターンから、
左へのスポットターンをやっている
という認識、
ショルダー・トウ・ショルダーの
ステップにおける知識
(パートナーアウトサイドになる点など。
第552話参照)
を押さえているとまずOKってこと。
それによって、
女性の1歩から1歩への
体重移動感覚
背筋の移動感覚
を女性とつながっている左アームを通して感じ、
誘導できるようになることが望ましい。
女性の
重みを決して床から吊り上げることなく、
ズーッと床とつながっていられるよう、
正しく運動をなぞり、
床の上に置いていってあげる感じだ。
ただし、
左アーム直接のリードはノー・グッド。
左アームはあくまで
“導管”に徹することが重要だ。
(第69・70話参照)
その導管を伝わって感じられる
女性からの情報・・・
体重移動感覚・
背筋の移動感覚を正しくキャッチし、
女性、自らちゃんと動けているところは、
フォローし、さらに発展を促し、
そして、
不足分は補い、
危ないって箇所は、手助けできるよう・・
エネルギーを流し込む“導管”でもあるんだな。
ってことで、
女性のサマザマなケースに対応できるように、
左アームは柔らかくし、
リード自体はカラダの中で行うのがベストだ。
つまりは、カラダの中で女性とともに
回転運動を起こすんだよね。
(第115話参照)
ソレがまた、腕を伝わって、
女性に情報として伝わる・・・コレがリードだ。
くれぐれも直接的に女性を動かしてやろうとは、
ならないように!!
このアマルガメーションのリードの
クライマックス(!?)は
アンダー・アーム・ターン・トゥ・レフトから
ショルダー・トゥ・ショルダーへのつながりの部分だ。
女性の重みを感じ、上手く扱いながら、
アウト・サイド・パートナーに出ていくところが
気持ち良くできれば最高だ。
ポイントは、女性が、1歩目 左足
パートナー・アウトサイドに後退になるまで
左アームをズーッと解かずに、
女性の体重を正しく操作し続けること
(もちろんカラダの中での操作だが)だ。
なお、いったん
ショルダー・トウ・ショルダーが始まれば、
ホールドしないで踊るのが、
一応のベーシック規定。
つまりは、手を使わないってこと。
で、
ボディを使い
女性の周りの空気を動かすような
リードが必要になるわけだが、
(単なる、ビジュアルリード=
眼で見て行うリードではないため、ご用心)
コレが、できるようになれば、
上記、“ある女”のように
「お互いを感じて踊る、
ムードいっぱいのフィーリングある
ステップだったのね」
てな、コミュニケーションが
とれるようになるだろうね。
以上、健闘祈る!!
続く 第554話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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ある男
パーティでルンバがかかった。
習ったばかりのアマルガメーションを
試してみようと思った。
リード、通じるかな?
クローズ・ホールドで
ベーシック・ムーブメント。
この女性、
あんまりベーシック・ムーブメントから
仕掛けられたことがないのか
戸惑いながら
早くファンに行きたがっている。
そんな中、コッチもあせりながら、
アンダー・アーム・ターン・トゥ・ライト
あ、回った。
良かった。
でも、エラク速くクルって回るから
調子、狂うよ。
で、
アンダー・アーム・ターン・トゥ・レフトから、
ショルダー・トゥ・ショルダーへ。
もう、無理やりっ連れて行っているって感じ。
目の前の女性は転がっている・・・
ある女
パーティでルンバの時、
たまーにリードされる、アノ一連の動き
“右に回って、左に回って、
男性と“はすかい”(斜交い=ナナメ)に関わる
手で引っ張ってきつくリードする男性が多くって、
あんまり好きではなかったんですよ。
ところが今日踊ってくださった男性は、
上手くてねぇ。
イエね、リードがすごく丁寧なんです。
オカゲで、
動きがズーッとつながっている感じで、
気持ち良く踊れました。
回転も、
とてもバランス良く、
いつもよりキレイに回れた感じがありましたし、
それに、アノ男性と、はすかいになるところ・・・
ショルダー・トゥ・ショルダーって言うんですか?
とても自然に入ることができましたね。
そう言えば・・・
アレ(ショルダー・トウ・ショルダー)が、
アンナに気分良いステップだとは
知りませんでしたよ。
お互いを感じて踊る、
ムードいっぱいのフィーリングあるステップ
だったんですね。
さて、
アンダー・アーム・ターン・トゥ・ライト
アンダー・アーム・ターン・トゥ・レフト
ショルダー・トゥ・ショルダー
おなじみ、
アマルガメーションをもっとGOODに踊るための、
リード講座だよ。
上記“ある女”が出会った
男性のリードが参考になりそうだね。
さて、その男性の評価されるべき点は・・・
① 女性の動きを良くわかってリードしている
② 各ステップがどういうものであるのか
(フィガー研究)ができている
ってことだろう。
特に、気をつけたいのが①
今回に限ったことではなく、
コレ意外とできていない人が多いんだよ。
「女性が何をやっているか・・・ですか?
そんなの、知りません」
って、男性が多いってこと。
本来なら、
「女性のこと、何も知らないで、
どーやって、ナニを、
リードしようとしているの?」
ってトコロだろうが、
イヤイヤ、ソレが結構
“知らなくても”できてしまうものなんだ。
でも、リードという
役割の更なるレベルアップのためには
女性のステップ的知識においては、
詳しく知っていれば知っているほど、
相手への理解につながるのでGOODってこと、
覚えておいてね。
できるなら、女性ステップも把握し、
踊れるまでになっておくと、
リードというものについての理解が
格段に変わるだろう・・・。
さて、このアマルガメーションにおいては、
女性が、
右へのスポットターンから、
左へのスポットターンをやっている
という認識、
ショルダー・トウ・ショルダーの
ステップにおける知識
(パートナーアウトサイドになる点など。
第552話参照)
を押さえているとまずOKってこと。
それによって、
女性の1歩から1歩への
体重移動感覚
背筋の移動感覚
を女性とつながっている左アームを通して感じ、
誘導できるようになることが望ましい。
女性の
重みを決して床から吊り上げることなく、
ズーッと床とつながっていられるよう、
正しく運動をなぞり、
床の上に置いていってあげる感じだ。
ただし、
左アーム直接のリードはノー・グッド。
左アームはあくまで
“導管”に徹することが重要だ。
(第69・70話参照)
その導管を伝わって感じられる
女性からの情報・・・
体重移動感覚・
背筋の移動感覚を正しくキャッチし、
女性、自らちゃんと動けているところは、
フォローし、さらに発展を促し、
そして、
不足分は補い、
危ないって箇所は、手助けできるよう・・
エネルギーを流し込む“導管”でもあるんだな。
ってことで、
女性のサマザマなケースに対応できるように、
左アームは柔らかくし、
リード自体はカラダの中で行うのがベストだ。
つまりは、カラダの中で女性とともに
回転運動を起こすんだよね。
(第115話参照)
ソレがまた、腕を伝わって、
女性に情報として伝わる・・・コレがリードだ。
くれぐれも直接的に女性を動かしてやろうとは、
ならないように!!
このアマルガメーションのリードの
クライマックス(!?)は
アンダー・アーム・ターン・トゥ・レフトから
ショルダー・トゥ・ショルダーへのつながりの部分だ。
女性の重みを感じ、上手く扱いながら、
アウト・サイド・パートナーに出ていくところが
気持ち良くできれば最高だ。
ポイントは、女性が、1歩目 左足
パートナー・アウトサイドに後退になるまで
左アームをズーッと解かずに、
女性の体重を正しく操作し続けること
(もちろんカラダの中での操作だが)だ。
なお、いったん
ショルダー・トウ・ショルダーが始まれば、
ホールドしないで踊るのが、
一応のベーシック規定。
つまりは、手を使わないってこと。
で、
ボディを使い
女性の周りの空気を動かすような
リードが必要になるわけだが、
(単なる、ビジュアルリード=
眼で見て行うリードではないため、ご用心)
コレが、できるようになれば、
上記、“ある女”のように
「お互いを感じて踊る、
ムードいっぱいのフィーリングある
ステップだったのね」
てな、コミュニケーションが
とれるようになるだろうね。
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