目次へ
エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生のルンバのレッスン。
テーマはルンバのスタート
オープンヒップ・トゥイストに
入る前の“予備足”
についてだ。
ジュンコ先生は言った。
「実は この
“予備足”成功のキーを握っているのは、
どちらかといえば、
男性よりも女性なのよ。
男性を迎える側の女性の動きが上手く行かないと、
『せっかくの予備足なのに、残念!
二人のコミュニケーションに
ゼンゼン活かされていない』
ってことになるでしょうね」
「ということで、まずは、
男性の方も一緒に
女性の動きについて勉強しましょう!
“女性体験”をすることで男性の役割が、
より明確になるだろうしね」
そして、ジュンコ先生は
白板にポイントを書き出す。
ルンバ・スタート予備足のポイント
① 女性の左足、後ろへの抜き方
② 男性とのタイミングのズレ
③ 男性、女性ともの、ポイズの作り方および意識
「では全員、右足に体重を乗せて、
左足を前に置いて・・・
そう、女性の
オープン・フェイシング・ポジションのカッコウね」
「これから“カウント4”で、
前に置いている左足を後退
するわけだけれど、
ココで大切なのは、
左足のアクションは、
左足自体でしないこと!
サァ、どういう感じかわかるかしら?」
みんなは、
少し考えているようだが、
しばらくしてトシ子さんが言った。
「左足自体は動かさないで
ボディを使って左足を動かす
ってことではないでしょうか?
ボディの中を動かして、
左足を後退させる・・・」
「トシ子さん、その通りよ!
じゃ、さっそくやってみましょうか」
ジュンコ先生はそう言って、
みんなの方に向き直り
「これから、
予備歩である左足の動きを、
ボディの中で操作していくわけだけれど
左足後退までのアクションを
3つのシーンに分けるわね。
まずは、
シーン1
前に置いてある
左足をポイント状態にするまで
次に、
シーン2
前に置いてある左足を
カラダの下に寄せてくるまで
そして
シーン3
カラダをパスし
後ろに左足を伸ばしていくまで
それぞれのシーンにおける、
スターティング・ポイズの変化を見ながら、
男性とのかかわりも見ていきましょう」
と、ココでカナちゃんが声を上げた。
「スターティング・ポイズって、
“スタートの時の、
背骨の床に対する傾き”
という意味、で、いいんですよね?」
(ポイズに関しては第313話参照)
「OK、そうよ。
まぁ、最も簡単に言えば、
“スタートのときの立ち方”ってことね」
ジュンコ先生はそう言ってみんなに、
次のような指示を出した。
「では、シーン1から。
最初は、
前においている左足にテンション(緊張感)
を持たず、
ダラリとしておいてね。
つまり、
ポイント※していない状態。
かかともドサッとフロアーに付けておいてOK
※ポイントとは、
体重をかけずにトウ(つま先)のみを
フロアーにつけること
この、左足を、
美しいポイント状態にするには、
どうしたらいいか?
言い換えれば、
ボディがどんな動きをすれば、
左足は“ダラリ”から“ポイント”になるか、
イロイロ試しながら考えてみて」
すると、ケイコさんが
ビックリしたように言う。
「左足をポイント状態にするときも
足でやるのではなく
ボディの中で操作するんですね!?
スゴイ、徹底していますね!」
「そうね、とっても重要よ。
ココから、つまり、
予備足である左足を
ポイント状態にするところから、
(女性の)ダンスは始まっているのよ。
だから、この操作を
カラダの中から始めることができると、
この後のすべての運動が
“カラダの中を使う→
足が動く”という順番で
アクションができるようになるからね」
ザワザワ・・・
みんなは色々試しているようだ。
「さぁ、どんなことをすれば、
左足をポイント状態にすることができるか、
また、左足の美しいポイント状態は、
カラダが何をしてくれたおかげか・・・
感じ取れた人いるかな?」
のジュンコ先生の声に
サッと手を上げたのは、
珍しいことに、真理だった。
「ハイ、まず、
カラダの中の
みぞおち辺りをぐーっと引き上げます。
それから、
腰の裏辺りを・・・ここは、
引き上げつつ、広げる感じです」
(第487話参照)
トシ子さんも声を上げた。
「カラダの
奥をキュッと締めた感じです。
あと、足をカラダの中から
引っ張ってくる感じです」
「私も、カラダの中で足を
引き込んでくる感じですが、
立って床と接地している右足裏から
上がってきた反作用のエネルギーが、
足先にまでエネルギーが流れて、
指がピンと伸ばされ、
ひざもスーッと伸び、
引きあがってくる感じがします」
とは、紀子さん。
みんなの意見を聞いていた、
カナちゃんは
「先生、コレって、
あの、
大腰筋(だいようきん)や、
腰方形筋(ようほうけいきん)なんかの
インナーマッスルの操作なんですよね?」
(詳しくは第485話参照)
ジュンコ先生は微笑み、
うなずきながら聞いていたが、
「みんな大正解!!
インナーマッスル操作であるコトも、
その通りよ!
では、カラダの中を
(今、みんなが答えてくれたように
変化させたりして)
使った結果に
目指す左足の状態を挙げておくわよ。
(左)足裏が見えるくらいに
かかとが床から高く浮き
指先がピンと伸ばされ
アウトサイドエッジ側でポイント
甲がキレイに伸び、
足裏がアーチ状になる
(第463話参照)
そして、シーン2に移るためには、
ヒップアップ・
ニュートラル・ポイズに
なっているかどうかが重要ね。
(胸部が開き、
少々背中が反った感じでオシリの位置が
美しく上がった体型
詳しくは、第471話参照)
「そして、(シーン2に移るために)
何より大切なのは、
・・・ココから良く聞いてね。
左足の指先をできるだけピンと
(長く)伸ばそうとすること!!
(第463話参照)
すると、
美しいポイントができるばかりでなく
足が床から
浮き上がったような状態になって
足を動かしやすい状態になるわ」
次回シーン2へ続く
続く 第509話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生のルンバのレッスン。
テーマはルンバのスタート
オープンヒップ・トゥイストに
入る前の“予備足”
についてだ。
ジュンコ先生は言った。
「実は この
“予備足”成功のキーを握っているのは、
どちらかといえば、
男性よりも女性なのよ。
男性を迎える側の女性の動きが上手く行かないと、
『せっかくの予備足なのに、残念!
二人のコミュニケーションに
ゼンゼン活かされていない』
ってことになるでしょうね」
「ということで、まずは、
男性の方も一緒に
女性の動きについて勉強しましょう!
“女性体験”をすることで男性の役割が、
より明確になるだろうしね」
そして、ジュンコ先生は
白板にポイントを書き出す。
ルンバ・スタート予備足のポイント
① 女性の左足、後ろへの抜き方
② 男性とのタイミングのズレ
③ 男性、女性ともの、ポイズの作り方および意識
「では全員、右足に体重を乗せて、
左足を前に置いて・・・
そう、女性の
オープン・フェイシング・ポジションのカッコウね」
「これから“カウント4”で、
前に置いている左足を後退
するわけだけれど、
ココで大切なのは、
左足のアクションは、
左足自体でしないこと!
サァ、どういう感じかわかるかしら?」
みんなは、
少し考えているようだが、
しばらくしてトシ子さんが言った。
「左足自体は動かさないで
ボディを使って左足を動かす
ってことではないでしょうか?
ボディの中を動かして、
左足を後退させる・・・」
「トシ子さん、その通りよ!
じゃ、さっそくやってみましょうか」
ジュンコ先生はそう言って、
みんなの方に向き直り
「これから、
予備歩である左足の動きを、
ボディの中で操作していくわけだけれど
左足後退までのアクションを
3つのシーンに分けるわね。
まずは、
シーン1
前に置いてある
左足をポイント状態にするまで
次に、
シーン2
前に置いてある左足を
カラダの下に寄せてくるまで
そして
シーン3
カラダをパスし
後ろに左足を伸ばしていくまで
それぞれのシーンにおける、
スターティング・ポイズの変化を見ながら、
男性とのかかわりも見ていきましょう」
と、ココでカナちゃんが声を上げた。
「スターティング・ポイズって、
“スタートの時の、
背骨の床に対する傾き”
という意味、で、いいんですよね?」
(ポイズに関しては第313話参照)
「OK、そうよ。
まぁ、最も簡単に言えば、
“スタートのときの立ち方”ってことね」
ジュンコ先生はそう言ってみんなに、
次のような指示を出した。
「では、シーン1から。
最初は、
前においている左足にテンション(緊張感)
を持たず、
ダラリとしておいてね。
つまり、
ポイント※していない状態。
かかともドサッとフロアーに付けておいてOK
※ポイントとは、
体重をかけずにトウ(つま先)のみを
フロアーにつけること
この、左足を、
美しいポイント状態にするには、
どうしたらいいか?
言い換えれば、
ボディがどんな動きをすれば、
左足は“ダラリ”から“ポイント”になるか、
イロイロ試しながら考えてみて」
すると、ケイコさんが
ビックリしたように言う。
「左足をポイント状態にするときも
足でやるのではなく
ボディの中で操作するんですね!?
スゴイ、徹底していますね!」
「そうね、とっても重要よ。
ココから、つまり、
予備足である左足を
ポイント状態にするところから、
(女性の)ダンスは始まっているのよ。
だから、この操作を
カラダの中から始めることができると、
この後のすべての運動が
“カラダの中を使う→
足が動く”という順番で
アクションができるようになるからね」
ザワザワ・・・
みんなは色々試しているようだ。
「さぁ、どんなことをすれば、
左足をポイント状態にすることができるか、
また、左足の美しいポイント状態は、
カラダが何をしてくれたおかげか・・・
感じ取れた人いるかな?」
のジュンコ先生の声に
サッと手を上げたのは、
珍しいことに、真理だった。
「ハイ、まず、
カラダの中の
みぞおち辺りをぐーっと引き上げます。
それから、
腰の裏辺りを・・・ここは、
引き上げつつ、広げる感じです」
(第487話参照)
トシ子さんも声を上げた。
「カラダの
奥をキュッと締めた感じです。
あと、足をカラダの中から
引っ張ってくる感じです」
「私も、カラダの中で足を
引き込んでくる感じですが、
立って床と接地している右足裏から
上がってきた反作用のエネルギーが、
足先にまでエネルギーが流れて、
指がピンと伸ばされ、
ひざもスーッと伸び、
引きあがってくる感じがします」
とは、紀子さん。
みんなの意見を聞いていた、
カナちゃんは
「先生、コレって、
あの、
大腰筋(だいようきん)や、
腰方形筋(ようほうけいきん)なんかの
インナーマッスルの操作なんですよね?」
(詳しくは第485話参照)
ジュンコ先生は微笑み、
うなずきながら聞いていたが、
「みんな大正解!!
インナーマッスル操作であるコトも、
その通りよ!
では、カラダの中を
(今、みんなが答えてくれたように
変化させたりして)
使った結果に
目指す左足の状態を挙げておくわよ。
(左)足裏が見えるくらいに
かかとが床から高く浮き
指先がピンと伸ばされ
アウトサイドエッジ側でポイント
甲がキレイに伸び、
足裏がアーチ状になる
(第463話参照)
そして、シーン2に移るためには、
ヒップアップ・
ニュートラル・ポイズに
なっているかどうかが重要ね。
(胸部が開き、
少々背中が反った感じでオシリの位置が
美しく上がった体型
詳しくは、第471話参照)
「そして、(シーン2に移るために)
何より大切なのは、
・・・ココから良く聞いてね。
左足の指先をできるだけピンと
(長く)伸ばそうとすること!!
(第463話参照)
すると、
美しいポイントができるばかりでなく
足が床から
浮き上がったような状態になって
足を動かしやすい状態になるわ」
次回シーン2へ続く
続く 第509話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |