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「いわゆるラテンダンスは、
多かれ少なかれ

アフロの踊り

ってモンの影響を受けているんだ。
だから、例えば
“キューバン・ルンバを、
本気で上手になりたい”
って言うのなら、
その動きの起源にあたる

アフロ・ダンスについて知っているって、

結構強みだと思うよ」


ソノ筋に詳しい、Aさんが語り始めた。
以下、社交ダンスをやっている
友人のB子さんとの会話だ。


「あのぉ、アフロって、
アフリカって意味よね?」


「そう、アフロ・ダンスは、

アフリカの諸部族の民族舞踊さ。

プロト・タイプ(原型)のアフロ・ダンスは、
ジャズ・ダンスやヒップ・ホップ、
タップ・ダンスなどのダンスにも
影響を与えているんだよ」


「フーン・・・どんな、
ダンスなんだろ?」


「西洋のダンスやバレエなどの動きが、
カラダを上へ上へと伸ばそうと

天を志向する

傾向にあるのに対し、
アフロ・ダンスの動きは下へ、

大地に回帰する傾向にある

・・・まァ、両極なわけだ。
だから、

基本姿勢からして全く違うんだ。

B子ちゃん、ちょっと、
どんなのか、言うとおりやってみて」


「OK、
アフロ・ダンスの基本姿勢ね
・・・どうぞ!」


「まず、
カラダの力を抜いて。
ひざを曲げ、中腰で、上半身を前に曲げ、
腰を後ろ斜め上に突き出して・・・

ソウ、それが、
プロト・タイプ(原型)の
アフロ・ダンスの基本姿勢さ」


「え~、こんなの? 
なんだか、
サッカーのゴールキーパーの構えみたい(笑)
バレエの先生が見たら、
顔をしかめそうね!?」


「ハハハ・・・確かにね。
西洋のダンスやバレエでは、
まっすぐ上へ伸びて、
なるべく宙に浮いていることが良い、
美しいってされているからね。
まぁ、どうしてここまで
(西洋のダンスやバレエとアフロ・ダンスの)
基本姿勢からして違うのかって言うと、
目指すカラダの動きがゼンゼン違うからなんだ。
西洋のダンスやバレエは、
カラダは一つものとして、捉えている。
コレを

ユニティ理論(統一体理論)

って言うんだけど、
ボディ・コーディネートを大切にしていて、
センター(カラダの中心)は一つ
であるという認識なんだ」


「へぇ~面白い!
私がやっている社交ダンスでも、
ボディ・コーディネート
すごく必要だっていわれるわ。
でも、センターが一つって・・・
ソレはどんなダンスでも
ソウカナって思っていたけど、
アフロ・ダンスは違うの? 
センターは一つじゃないの?」


「一つじゃない。
ソレがアフロ・ダンスの特徴なんだ。
カラダはバラバラな部分から
成り立っているというのが、
アフロ・ダンスの根本的な考え方なんだ。
センターはカラダのいたるところにある・・・
胸・腰・首・膝・肩などが
別々にセンターを持っていて、
各部がバラバラに動きながら連動して使う。
こういう考えを

ポリセントリック(多中心的)

っていうんだ。
で、ポリセントリックを実際に
カラダで表現するためのテクニックが

アイソレーション(孤立・分離)

ってやつなんだ」



「あ、アイソレーションって、
社交ダンスでもテクニックとしてアルわよ!
ラテンダンスで習ったわ。
私、できないんだけど(笑)
へぇ~アフロ・ダンスから
きているテクニックだったんだ」


「ソウだね。
で、そのアイソレーションのために、
必要なのが、
さっき教えた基本姿勢なんだ」


「でも、
社交ダンスの基本姿勢って、
西洋のダンスやバレエの方が
近いと思うんだけどなぁ」


「アァ、そうみたいだね。
でも、アノまっすぐな姿勢で、
アイソレーションをするなんて
きつくないかなぁ・・・と思うんだけど。
アイソレーションに絶対不可欠なのは、

リラクゼーション(リラックス)

だからね。
肉体が緊張していたら、
アイソレーションなんて無理なんだ。
西洋のダンスやバレエの姿勢で、
アイソレーションをやるには、
よほど上手くリラックスしないとなんだか、
垢抜けない、
ダサダサなアイソレーションになっちゃうよ」


「あぁ、確かにね。
だから、私、
アイソレーションができないのかも・・・。
なんだか、
アフロ・ダンスに興味が出てきたわ」


「B子ちゃん、
ちょっとアフロ・ダンスやってみたら?
きっと、
社交ダンスにも活きると思うよ。
なんせ、

カラダの各部分の

動かし分けをする


もんだしね・・・
例えば、足一つにとっても、
もも・ヒザ・すね・足首・足の裏、
足の裏の指先、土踏まず、かかと・・
すごく細かく使い分けるんだ。
ソウでないと、
ムーンウォークなんてできない」


「ムーン・ウォークもアフロ・ダンスなのね!?
わたし実は、社交ダンスを上手くなるために、
バレエを習おうかなって思っていたんだけど、
アフロ・ダンスにしよう!
そのほうが、今の私には良さそうだわ」


「本格的にしなくても“かじる”だけでも、
十分、手ごたえはあると思うしね」



      続く 第501話へ



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