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ジュンコ先生のルンバのレクチャーが続いている。

「誤解のないように言っておくと、
3つの姿勢は、
(第469話参照)
ルンバで“ニーバック”をする際のみに
存在するのではなく、
ダンス全般において存在するモノなのよ」

「つまり、ダンスをする時は
単なるリラックス姿勢ではダメ。
“重力軸に沿ったまっすぐな姿勢
=ポスチャーも、NG

コレは安定バランスであって、
ジッと立っているには良いけれど、
“動く”には不向きね
と言うことで、
ダンスを踊る際の基本姿勢は、

ダンス用のまっすぐな姿勢

=ニュートラル・ポイズ


であり

ソレから、サマザマなポイズ

(床に対しての背骨=脊柱の角度)

に変化していくモノなのよ」



と、ココで坂田さんから質問だ。
「“重力軸に沿った
まっすぐな姿勢=ポスチャー”が、
“動くのに不向き”と言うことですが、
この“動き”と言う中には、
普段歩いたり、
走ったりするときの
“動き”も含まれるのですか?」




ジュンコ先生は微笑みながら
「スゴイ!良い質問よ。
実はそのとおりなの。
普段の動きはもちろん、
他のスポーツ全般においてもいえることよ。

ただ、まっすぐ突っ立っていてはNG。
ドコにでもすぐに動ける
つまり、
動くための基本姿勢ってものがあって
それは、
ダンス用のニュートラルバランスと同じなの。
つまりその姿勢
(ダンス用のニュートラルバランス)だと、
合理的な良いパフォーマンスができるってわけね」



へぇ~、
みんなから驚きの声が上がったが、



ジュンコ先生はそのまま話を続けた。

「で、その“ダンス用のまっすぐな姿勢
=ニュートラル・ポイズ”にするには、
どういう変化をするのかというと、

“骨盤の傾きを前傾にする”

そして、それは(骨盤の前傾は)
インナーマッスルの大腰筋の働きによるもの。
では、詳しいその辺についての説明に入るわね」

ってことで、

大腰筋に更なる焦点を当てていこう!!

オッと、その前に・・・
第334話 骨盤のニュートラル・ポジション 
における
“ダンス用ポイズの基本形”と、
今回出てきたニュートラル・ポイズは、
同じモンだよってことを伝えておこう。
で、ココからが超重要赤丸ポイントだけど
骨盤の前傾って、つまりは

“ヒップアップ”

=オシリを少々後ろに突き出したポーズなんだけど
この、操作の実際は、
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)で
作るものではなく、大腰筋
でヤル
モンなんだ。
ヒップ・アップして
脊柱起立筋がシャンと張った感じの
“見た目”にはなるけど、
実はカラダの内部からの操作だったんだね。

さてさて、大腰筋。
みぞおちあたりの背骨から
大腿骨(だいたいこつ=太ももの骨)を
吊っているってことを
このブログで何度もご紹介してきたけれど、
今回はもうチョイ踏み込んで
解剖学的なお話をしよう。

もう一度詳しく、
ドコとドコにくっついているのか?と言うと・・・
第12胸椎から腰椎の椎体、
(=骨の1個1個ってこと。腰椎は5つあるんだ)
椎間板と、
腸骨筋(=骨盤についている筋肉 
183184話参照)
大腿骨の小転子(大腿骨の内側のちっちゃなでっぱり)
が、くっついているんだ。

で、大腰筋の本来の働きは? 
解剖学書には
股関節を屈曲(くっきょく=まげること)させる
姿勢を保持する

って書かれているよ。

股関節を曲げる作用ってことは、
例えば右足に体重を乗せ、
左足はフリー(体重が乗っていない)な場合に
大腰筋のスイッチON状態になると
左足に対しては、太ももを上げる働きとなり
右足に対しては、足が固定されて動かないわけだから、
腰椎が大腿骨のほうに引っ張られる
ってことになって、
結果、カラダが屈曲していくんだ。
つまりは、股関節が曲がるってことだよね。
では、肩幅に足を開き、両足体重のまま、
大腰筋のスイッチONをし、
その作用を続けていると・・・
そう!いわゆる
“スクワット状態”になっていくんだな。

(ちなみに、大腰筋の収縮感でスクワット
・・・が正しいスクワットのフォームなんだな。
ヒザがつま先よりも前に出ず、
かといって、
バックバランスにもならずの、
程よい“オシリ突き出し状態”になるよ)

この、スクワット状態に至るまでの、
「あ、腰椎がぐっと下向きに引っ張られ、
骨盤がチョイ前に傾いた
ぞ!」
って感じの時が、まさに

ダンス用のまっすぐな姿勢

=ニュートラル・ポイズ


ができた!!って瞬間なんだ。

ウーン、この感触が
実感となることができれば、
あなたのダンステクニックは
格段に上がるんだけどなぁ~!
この基本形から、サマザマなポイズを生み、
ビックパフォーマンスも夢じゃなくなる・・・。
ってことで、ソコントコ、
もうチョイ掘り下げていくんで、
次回もお付き合いよろしく!



      続く 第471話へ



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