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脚・足を
正しく使って、キレイに魅せる

のテーマに沿って、次は、

レッグ(ヒザから足首部分)

を見ていきましょね。
ところでヒザのテクニックで
有名なモノってありますでしょ?
ホラ、ヒザを伸ばすアレですよ・・・。
って、まずは、
コンナお話を聞いてください。


私、最近、
すごく気になるテクニックがあるんだ。

それは、“ニーバック”

最初に、その名前を聞いたのは、
サークルでルンバを習ってすぐのことだった。
ニーバックとは、
「ニーは“ヒザ”である。
ヒザをバック、つまり、
体重が乗った脚のヒザを
後ろに反らせるほどにしっかり伸ばすこと」
フーン、そんなことをするんだ・・・そう思った。
なぜ、するのか? 
する必要があるのか?
なんて、思うコトもなく、
ただ素直に受け入れたんだ。

ニーバックすることで、
チョッと腰が抜けたように感じたり
時々、ヒザが痛くなったりしても、
まぁこんなもんかな?って思っていたし。

先輩の中で、
ものすごくニーバックがキレイにできる人がいて
あんなふうになりたいって、
一生懸命ヒザ裏を反らそうとガンバッテいたんだ。

すると、ある日、
サークル仲間からこんなことを・・・
「ヒザをそんなに後ろに押し込んだらダメよ。
わたしの友達で、
趣味でバレエを習い始めたヒトがいるんだけど、
ヒザ裏を反らせる練習をやりすぎて

過伸展(かしんてん)になっちゃたんだから。

ニーバックって見た目はキレイだけど、
問題も多いのよ。
ひざ関節が不安定になるから、
気をつけたほうがいいよ」

「???」
ってなっていると、別の人からも、

「ニーバックって、その名前のとおりに、
膝を後ろにってやるものじゃないのよ。
そう見えるようにヤルだけで・・・
へたすれば、
腰が折れて、
ヒップが抜けて脚が短く
見えちゃうわ」

え?ヤッパソウなの?と思いはじめていたところに
こんな意見も・・・

「ニーバックはとても重要なテクニックさ。
見た目の美しさだけではなく、
ソレをするから、
スムーズな体重ができるんだもの。
だけど、意外とできていない人が多いんだ。
キミもまだ、足りないね。
体重が乗った側の膝を伸ばすだけじゃなく、
ソコからさらに後ろに使わなきゃ、
ニーバックとは言えないよ」

ウーン、一体どれが正しいの?



ってことで、
ジュンコ先生のレクチャーの始まりィ~。

「ニーバックというテクニックに関しては、
諸説があるわね。
みんなはどう思う?」
ジュンコ先生がそんな問いをすると、



紀子さんが手を上げて
「上手い方のを見ていると、
ヒザだけを後ろにやっているようには思えません。
すごく、自然に見えるんですが」




カナちゃんは、
「ニーバックって、
体重移動のためのテクニックって
聞いたことがあるんですけど、
私がすると、脚が突っ張って
かえって動きにくいんです」




「コノ歳になると、
いろいろヒザに難があるので・・・(笑)
ルンバを踊るとき、
ウエイトのある側の脚のヒザは
曲がっていない方がキレイだと思いますが、
ニーバックとなると、どうでしょうか・・・。
正しくする方法を学びたいと思います」

とは、トシ子さんだ。



ジュンコ先生は、うなずきながら聞いていたが、
「OK!それでは、
正しく使って、キレイに魅せる ニーバック
のレクチャーをしましょうね。

おおざっぱな結論から言えば
膝が伸びることはあくまでも結果であって、

1.曲がり始めてから

伸びて行くまでの経過

2.ニーバック状態に見える

カラダの使い方を習得すること


が大切よ」

次回へ。



      続く 第467話へ



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