fc2ブログ
目次へ

エクササイズ&プラクティス集へ




ではでは、お約束どおり

ビューティ・フットのための

「トロワ・カール・ポアント・ワーク」


に向けて
(トロワ・カール・ポアントって何?って方は、
第457話をご参照ください)


フット・アクションに対する
誤解を解いていきましょうね!
(下線部が誤解の部分だよ)


誤解その1

足指はギュって丸めないで、極力広げて使うには、
足の指を伸ばそうとして力まずに、
足首の内側をストレッチすると足指は自然と伸びる


イヤイヤ、なかなか自然と
伸びてくれないよ・・・って話だったね。
足の指は働くのを忘れてしまっているから。
いざというときになっても、動かない。
だからまずは、
目覚めてもらわないとダメなんだ。
第213話のセルフ・足底ケアの中にある、
足指のマッサージを丹念にし、
常に「足指を長く、伸ばすように」
の訓練が必要なんだよ。
ちなみに、
“足の指・命”って感じのバレエの世界では、
「足指が1本1本しっかりと伸びて、
独立して使える」
ようにするのは、必須。
指が丸まったまんまだと、
トウ・シューズはいたら、
ダメージ、デカイよってことになるらしいんだ。
だから、レッスン前の“足指メンテナンス”は、
初心の頃、真っ先に習うという話。
ダンスを踊っている間中ずっと、
足指は“丸まってお休み”はナシ!
(別にラインを作る時だけじゃなくね)
足指は休まず働いているものだってことを、
学習させよう



誤解その2

キレイな足首のラインのためには、
“足の甲を出す”練習が必要


目指すは“足の甲が出ている状態”ではなく、
“足の甲が出ているように見えること”
だったね。
結論から言えば、足首はまっすぐがイイのです!
足首は柔らかければ柔からいほど
いいってモンではなく・・・
ってお話は以前にもしたと思うしね。
(第217218話参照)

バレエ出身のラテン・ダンサーが、
ムッチャ盛り上がった(?)
足の甲を出しているように見えるけど、
アレは、甲の部位の骨を無理やり
捻じ曲げたりしているのではなく、
内くるぶしと、外くるぶしのちょうど間にある

距骨=きょこつって骨

(普通は足首のくぼみのトコに
埋もれたまんまになっている)を、

前面に滑り出させている感じ

・・・なんだな。
そうなるためには、
足の甲や足首自体を伸ばしているのではなく、
実は、

足指を遠くに伸ばす・引っ張る、

と同時に

足の裏の筋肉をしっかり使って、

足の裏にアーチを作っている
んだな。

ここでも、ヤッパ、
セルフ・足底ケア(第213話)が活きてくるよ。


誤解その3

“足首がたわんで足先が内向きになる”のは、
足首の弱さである。
足首を強くし、向きを直すと良い


これも、足首ではなく、
足指に関するお話だと思って欲しい。
親指側と小指側の引っ張りに
バランスが取れていない状態なんだ。
この場合、親指側に引っ張られているってことで、

親指側が強く(強く収縮する)

小指側が弱い
ってことだね。

だから、ここでも、小指側の感受力をアップさせ、
小指につながる足底を強くする・・・
ことが望ましいんだ。
(これ以上の詳しいことは、次回以降に)


さて次回、さらに
「トロワ・カール・ポワント・ワーク」を掘り下げ、
エクササイズもあわせて紹介しよう。



      続く 第460話へ



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)