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エクササイズ&プラクティス集へ




あ~足が痛い。
キツイ。
なぜってね、
今日、ルンバのレッスンでメッチャしごかれたのよ。

「足元がキタナイ!緊張感がナイ!」ってね。
前進のルンバウォークの時の送り足のラインや、
後退ウォークの時の、
前へポイントしたレッグ・ライン・・


足指で床をつかんで・・・

あぁ、ダメダメ、指をギュって丸めちゃぁ」


「(足首を)伸ばして、立てて、

甲の部分をもっと出して


「足首が弱いなぁ。
たわんで

足先が内向きになってる

やないか」


鏡の前で一生懸命にやるんだけど、
ハッキリ言って、良くわかんないのよね。
だって、
言われるとおりにがんばってカタチ作って、
「ハイ、それで踊ってごらん」
なんていわれても、到底無理!ってぐらい、
足に力が入ってくるんだもん。
もう、ガチガチでツリそうですぅ~。

でも、キレイなラインを作るためには、
コレって乗り越えなきゃいけないのかしらって、
チョッと、落ち込んでるんよねぇ。


ねぇ、ジュンコ先生、どうかしら?


「まず、足の指に関しても、
ただ単に
足の指を丸めず、開いて床をつかんで
と言ったところで、
日頃からの“学習”がないと、
どうしてもマン丸く縮めてしまいガチなのよ」

「それから

“甲の発達したキレイな足首”

を魅せる(見せる)には、
その場限りのチョチョイのチョイで
やろうとしてはダメよ。
ちゃんと、ケアしながら鍛えていかなきゃ、
というか、ケアし、ちゃんと鍛えていくと、
ソウできる(甲の発達したキレイな足首を魅せる)
ようになるからね」


「つまりは、いざ踊ろう!
ってときにやっていてもダメってこと?
日頃からやらないと・・・」


「モチロンそうね。
踊っているときは、ダンスをしたいでしょ(笑)
音楽や相手、
そして自分をもっと丸ごと感じたいでしょ? 
足元バッカリに気をとられることなく」


「そりゃぁソウです」


「で、日頃の学習として・・・

ビューティ・フットのための

「トロワ・カール・ポアント・ワーク」


を見ていきましょうね。
(トロワ・カール・ポアントって何?って方は、
第457話をご参照ください)

そのためにも、まず、
フット・アクションに対する誤解を解かなきゃね。


誤解その1

足指はギュって丸めないで、極力広げて使う
・・・コレは正解。
で、そのためにはということで、
「足の指を伸ばそうとして力を入れずに、
足首の内側をストレッチ。
すると足指は自然と伸びます」は、NGなんだ。
働き者の足指クンに目覚めてもらうためには、
必要な学習ってモンがあって、
そうでないと、
足指はナカナカ“自然に”は伸びてくれないもの。


誤解その2

実は“足の甲を出す”が必要なのではなく、
目指すは“足の甲が出ているように見える
こと”
つまるところ、足の甲の発達は大切だけど、
そうなるには
「足の甲を出す練習」をしてはだめだよって話。
実際に甲が高くなってしまうと、
そりゃ、“変形”ってもの。
目指すナチュラルなカタチではないんだな。


誤解その3

“足首がたわんで足先が内向きになる”のが、
足首が弱いのではない
だから、足首の向きが変だからといって、
足首で直してもNG!
足首がイランリキミを生んじゃって
「わぁ、バランスがムッチャ悪い」
ってことになりかねないよ。


次回、この3つの誤解をさらに紐解き、
本来の解決に導いていくね。



      続く 第459話へ



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