2008.04.21 (第454話)ダンス・ボディ&ミュージックの基礎体験「ルンバ」Ⅳ ビート感のお話
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ルンバは4分の4拍子、
で、8ビート
・・・両者の関係が分からない!
ってことで、
いよいよ本題に突入なワケ!
“4分の4拍子”という
タイム(Time)についての説明は
前回の第453話を参照いただくとして、
今回は、
まず、ビート(Beat)って何?
のお話からね。
第270話の“リズムとビートのお話”のところで
チョコッと紹介したように
ビートとは、
拍(はく)のことなんだ。
タイム(拍子)をビートで説明すれば、
「タイムとは1小節中にあるビートの数、
すなわち拍数のことである」
といえるんだ。
ってことは
4拍子とは、
1小節中に4ビートあること
3拍子とは、
1小節中に3ビートとあること
・・ってな話。
この場合、1ビート=1拍=4分音符 ♩
としてみているよ。
「ちょっと待って!
ますますわかんなくなったよ。
ルンバは4分の4拍子でしょ?
ということは、
1小節中に4分音符 ♩=1拍=1ビートが4つ…
なのに、どうして8ビートって言われるの?」
そうよね?
4ビートっていうんなら、分かるけどね、
どうして8ビートの音楽といわれるんだろうね?
そういえば、ダンスも「8ビートで踊る」ことが
ビギナーから
中級者への架け橋って感じでもあるモンね。
では説明しよう。
上記 ビート(拍)は鼓動、
拍子を意味するモン、
リズムの最小単位として使われているが、
“4ビート・8ビート・16ビート・・”
って使われているビートは、
拍(はく)という意も残しながら、
現代ポピュラー音楽では、
チョイ趣が違うように使われているんだ。
つまり、同じ4拍子の音楽でも、
そのバックに流れるリズムの感じで
雰囲気って変わるじゃない!?
より躍動感があり、
カラダの奥にビンビン響く味わいを楽しめる
“鼓動”のある音楽って
ダンスにGOODだモンね。
ソノ鼓動がビートなんだ。
つまり、
現代ポピュラー音楽における
ビートとは、
音楽のバックに流れるリズムの刻み
(ドラム・ビートとも呼ばれている)
って言う意味、なんだ。
ってことで、
非常におおざっぱな整理すると
ルンバの音楽は4分の4拍子だが、
演奏形態は8ビートってわけ。
だから
ダンスも8ビートで踊ろうよ!!なんだな。
これ以上の8ビート自体の説明は、
次回に譲るとして、
下記の質問に答えよう。
「ダウン・ビートって何ですか?
他にも、アフター・ビートとか
バック・ビートとか、
○○ビートってつくものがいっぱいあって、
混乱するんですけど・・・」
ソウよねぇ、ややこしいよねぇ。
私たちはダンサーで、音楽家ではないんだもん、
知らなくっていいでしょ?
って人もいるかも知んないけどね、
イヤイヤ、私たちだって
ちゃんと楽器を演奏してるんだから、
チョイこの辺のコトも
知っておいた方がいいかもねって、
一体ナニの楽器?
自分のカラダという
世界で1つの楽器ですよ・・・
ナァンテ、
話がそれそうになっちゃいましたが、
ビートのお話の続きです。
4分の4拍子の音楽
4/4
♩ ♩ ♩ ♩
1 2 3 4
強 弱 中強 弱
弱 強 弱 強 現代ポピュラー音楽
ダウン・ビートとは
小節の最初の1拍のこと・・・1のこと
指揮者が振る指揮棒(タクト)が
振り下ろされる(ダウン)ところから
名前がついたと言う。
普通4分の4拍子では、
1拍目が強く、3拍目がやや強い、
で、偶数拍は弱い
という演奏形態になる。
(西洋の古典音楽もソウだったんだ)
コレが、
ダウン・ビートまたはオン・ビート感覚のノリ
っていわれるもんだ。
ところが
現代ポピュラー音楽
(ロック・ジャズ・ポピュラーミュージック・・)
では、
偶数拍を強調して演奏するのがほとんどだ。
ソレをアフター・ビート、
または、
オフビートやバックビートともいう。
どんな感じかつかめるように
手拍子で確認してみようか・・・
ハイ「1・2・3・4」と
4つ手をたたきますよ。
で、最初は
「1を強く、3をやや強く、
偶数拍を弱くたたいてみよう。
「1・2・3・4」
コレが
ダウン・ビートまたはオン・ビート感覚のノリ
ウーン、チョイ
「宴会ノリ」って感じでもアルケドネ。
次に
「偶数を強く奇数拍を弱くたたいてみよう」
「1・2・3・4」
コレがアフター・ビート、
オフビート、バックビート
フンフンこっちの方が乗れるでしょ!?
ちなみに、
アフター・ビート、
オフ・ビート、
バック・ビートは、
別名「ウラノリ」とも言うんだ。
ところで、8ビートはモチこのウラノリなんだ!
次回、ユックリ解説するね。
この際だもん、
8ビート&バック(アフター・オフ)ビート感覚に
強くなっちゃおう!
続く 第455話へ
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ルンバは4分の4拍子、
で、8ビート
・・・両者の関係が分からない!
ってことで、
いよいよ本題に突入なワケ!
“4分の4拍子”という
タイム(Time)についての説明は
前回の第453話を参照いただくとして、
今回は、
まず、ビート(Beat)って何?
のお話からね。
第270話の“リズムとビートのお話”のところで
チョコッと紹介したように
ビートとは、
拍(はく)のことなんだ。
タイム(拍子)をビートで説明すれば、
「タイムとは1小節中にあるビートの数、
すなわち拍数のことである」
といえるんだ。
ってことは
4拍子とは、
1小節中に4ビートあること
3拍子とは、
1小節中に3ビートとあること
・・ってな話。
この場合、1ビート=1拍=4分音符 ♩
としてみているよ。
「ちょっと待って!
ますますわかんなくなったよ。
ルンバは4分の4拍子でしょ?
ということは、
1小節中に4分音符 ♩=1拍=1ビートが4つ…
なのに、どうして8ビートって言われるの?」
そうよね?
4ビートっていうんなら、分かるけどね、
どうして8ビートの音楽といわれるんだろうね?
そういえば、ダンスも「8ビートで踊る」ことが
ビギナーから
中級者への架け橋って感じでもあるモンね。
では説明しよう。
上記 ビート(拍)は鼓動、
拍子を意味するモン、
リズムの最小単位として使われているが、
“4ビート・8ビート・16ビート・・”
って使われているビートは、
拍(はく)という意も残しながら、
現代ポピュラー音楽では、
チョイ趣が違うように使われているんだ。
つまり、同じ4拍子の音楽でも、
そのバックに流れるリズムの感じで
雰囲気って変わるじゃない!?
より躍動感があり、
カラダの奥にビンビン響く味わいを楽しめる
“鼓動”のある音楽って
ダンスにGOODだモンね。
ソノ鼓動がビートなんだ。
つまり、
現代ポピュラー音楽における
ビートとは、
音楽のバックに流れるリズムの刻み
(ドラム・ビートとも呼ばれている)
って言う意味、なんだ。
ってことで、
非常におおざっぱな整理すると
ルンバの音楽は4分の4拍子だが、
演奏形態は8ビートってわけ。
だから
ダンスも8ビートで踊ろうよ!!なんだな。
これ以上の8ビート自体の説明は、
次回に譲るとして、
下記の質問に答えよう。
「ダウン・ビートって何ですか?
他にも、アフター・ビートとか
バック・ビートとか、
○○ビートってつくものがいっぱいあって、
混乱するんですけど・・・」
ソウよねぇ、ややこしいよねぇ。
私たちはダンサーで、音楽家ではないんだもん、
知らなくっていいでしょ?
って人もいるかも知んないけどね、
イヤイヤ、私たちだって
ちゃんと楽器を演奏してるんだから、
チョイこの辺のコトも
知っておいた方がいいかもねって、
一体ナニの楽器?
自分のカラダという
世界で1つの楽器ですよ・・・
ナァンテ、
話がそれそうになっちゃいましたが、
ビートのお話の続きです。
4分の4拍子の音楽
4/4
♩ ♩ ♩ ♩
1 2 3 4
強 弱 中強 弱
弱 強 弱 強 現代ポピュラー音楽
ダウン・ビートとは
小節の最初の1拍のこと・・・1のこと
指揮者が振る指揮棒(タクト)が
振り下ろされる(ダウン)ところから
名前がついたと言う。
普通4分の4拍子では、
1拍目が強く、3拍目がやや強い、
で、偶数拍は弱い
という演奏形態になる。
(西洋の古典音楽もソウだったんだ)
コレが、
ダウン・ビートまたはオン・ビート感覚のノリ
っていわれるもんだ。
ところが
現代ポピュラー音楽
(ロック・ジャズ・ポピュラーミュージック・・)
では、
偶数拍を強調して演奏するのがほとんどだ。
ソレをアフター・ビート、
または、
オフビートやバックビートともいう。
どんな感じかつかめるように
手拍子で確認してみようか・・・
ハイ「1・2・3・4」と
4つ手をたたきますよ。
で、最初は
「1を強く、3をやや強く、
偶数拍を弱くたたいてみよう。
「1・2・3・4」
コレが
ダウン・ビートまたはオン・ビート感覚のノリ
ウーン、チョイ
「宴会ノリ」って感じでもアルケドネ。
次に
「偶数を強く奇数拍を弱くたたいてみよう」
「1・2・3・4」
コレがアフター・ビート、
オフビート、バックビート
フンフンこっちの方が乗れるでしょ!?
ちなみに、
アフター・ビート、
オフ・ビート、
バック・ビートは、
別名「ウラノリ」とも言うんだ。
ところで、8ビートはモチこのウラノリなんだ!
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この際だもん、
8ビート&バック(アフター・オフ)ビート感覚に
強くなっちゃおう!
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