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リズムのお話に入る前に、
チョイ質問、
「ルンバって何拍子の音楽か分かります?」
 
おっと、突然の質問だが、あなたはコウ答えた。


4拍子です」


では、4拍子ってどういう意味なのかな?


「え、その、
1・2・3・4って鳴ってるんでしょ、
音楽が・・・」


ソウソウ、いいぞ!
4拍子というのは、
4拍(同じ速さで
1・2・3・4 1・2・3・4とやること)が、
ひとかたまりになっている音楽を言うんだ、
と、おおざっぱな説明をしてから
では、もうチョイ掘り下げて、
「何分の何拍子か分かるかな?」


すると

4分の4拍子※・・・かな?」


お、ピンポーン!正解!
ナカナカやるネェ~
(※4分の2拍子のモノもあるけど、
ココでは4分の4拍子で話を進めるね)

では、次の質問。



「で、分母にあたるはナニを、
分子にあたるはナニを意味しているか、
わかるかな?」


「え~ハイ、たぶん
分母のは、

4分音符を基準にしていますってことで、

分子のは、基準の音符
(この場合4分音符)が

4つでひとかたまり

ですよってことだと思います」


ピンポン、ピンポーン!大正解!
ソノ通りなんだ。
 
それじゃ、楽譜を白板に書いてみるね・・・
       
        タンタンタンタン     タンタンタンタン

   ♩ ♩ ♩ ♩  | ♩ ♩ ♩ ♩

        1  2  3  4      1  2  3  4


と、こうなる。

確かに4分音符が4つひとかたまりになって、
縦線で区切られたひとつの部屋の中に入っているね。
このひとつの部屋のことを小節って言うんだ。
ということは、

4分の4拍子 とは、

1小節の中に4分音符が4つ入っている


・・・ということだね。

※なお、この拍子のことは音楽用語でタイムと呼ばれる


さて、ココまでで質問はあるかな?


「あの、

4分音符 ♩

ってよく見かけるんですが、
これが、

音の長さの基準なんですか? 

必ずこの

4分音符1つをもって1拍

となっているのですか?」


ハイ。
ソウ思っていていただいてOKです。
4分音符が1拍の長さとして
“基準”
にされます。
ただし、じゃぁ
「ナンで4分音符って言うのか?

なんでなのか?」

ってことナンだけど、
実はこれ、
1小節中(ひとつの部屋)が4等分される
ってことなのね。
で、音符にはコレより長いものがあって、
最高に長いものは
1小節すべて分割されない、
つまりズーッとつながっている
音っていうのがあるんだ。

ソレを、全音符というんだ。

音に切れ目がないため
タァーン
って感じだ。
コレを1として、
その半分

1/2の長さの音を2分音符
 
タンァン  タンァン

1/4の長さの音を4分音符 ♩

タン タン  タン タン

1/8の長さの音を8分音符 ♪ 

タ タ タ タ  タ タ タ タ

1/16の長さの音を16分音符

タカ タカ タカ タカ タカ タカ タカ タカ

と、名づけているんだね。

さて、次に
4分音符が1拍の長さとして
“基準”した時


全音符は4拍

2分音符は2拍

4分音符は1拍

8分音符は1/2拍

16分音符は1/4拍


もあわせて、イメージできればいいね。

と、ココで、質問だ。

「ルンバは4分の4拍子
ということは分かったのですが、

8ビートなんですよね?

ってこの、関連が分かりません」
いよいよ、本題に突入ね・・・は次回へ!



      続く 第454話へ



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