fc2ブログ
目次へ

エクササイズ&プラクティス集へ




オープン・ヒップ・トゥイスト

スペシャル・カウント・レクチャーの最終
いよいよ、

ヒップ・トゥイスト・シャッセ

ですぞ。
ファン・ポジションになる前、
男性と女性が
どんなコミュニケ-ションを取っているんでしょうねぇ!?
を見ていこう。



2小節目の &チャチャ1&の部分

男性
ヒップ・トゥイスト・シャッセをしているとき
女性
バックワード・ロックをしている

で、
男性
&(エンド)カウントから
ヒップ・トゥイスト・シャッセは
始まっている


女性も男性のアクションに呼応して
&(エンド)カウントから
バックワード・ロック(LRL)は
始まっている


ココでいう&(エンド)カウントって、
オープン・ヒップ・トゥイストの2小節目の
カウント3の後にくっついている
&(エンド)カウント
のことだけど、
そこでは一体どんなアクションをし、
男性女性
どんなコミュニケ-ションを
取っているのかを見ていこう。


男性 
ヒップ・トゥイスト・シャッセの
詳しいシャドウ説明は、
第401話にあるため、
まずはソレを再読していただきながら、
話を進めていきたい。
第401話にはコンナ感じに書いてある。
“ヒザたて状態”=

プレスラインになる前、

つまり
2歩目から3歩目にかけて
クィッと

左へ1/4 90度回転しちゃう

そう、この回転こそが、
カウント3の後にくっついている
&(エンド)カウントでやっているアクション
なんだ。
この回転、
&(エンド)カウントの前のカウント3で、

ヒップはまだ、
(後ろに突っ張っている)
右足上に置いたまま


“両方のヒザがピーンって伸びた、
キレイ・ポジション”

(第392話参照)

がシッカリとでき、
カラダの中にタメができていれば、
それだけ、回転はシャープになる。
それに、第408話でもお話したけど、
2&3&で一つの、
無限大アクションになっている

ってな感じで、
カラダの内側からのつながりで
アクションできるようになれば
どれだけ高速回転になっても
カラダは柔らかでいられるだろうし、
ペランって感じのうすっぺらな回転ではなく、
ビュンって感じのボリュームのある
回転アクションが可能になってくるだろう。

さぁ、ココからが
女性とのコミュニケーションの話に
つながっていくよ。
まず、確認して欲しい。

回転運動をする時は、

カラダの中を引き込んでいる


また、

カラダの中を引き込むことで、

回転運動を起こす


ってこと。
カラダの内側への引き込みが
しっかりと伴ったプレスライン状態の時の
ボディチェックは
第401話を参照にしながらやっていただくとして、
その、

引き込みがあるからこそ

女性の回転をリードできる


ってことを知り、また、
その体感を味わって欲しいんだ。


女性
この&(エンド)カウントの時、
回転している。
しかも、回転量は、教科書的には

“左へ3/8”

コレ、チョイ、意味深な角度で
この前の1小節目の最終の&カウントで
90度右に回転して、
男性の前で、
直角に位置して立っていたところからの
回転なんだけど、
ちゃーんとこの通り、
“左へ3/8”ってやってみると、
男性の左横でちょうどGOODな
ポジションで回転終了
できるようになっているんだ。
女性がバックワード・ロックに向かう前、
このポジションで
男性とコミュニケーションが取れれば、
ファンポジションで離れてしまうといった
トラブルは回避できる。
で、この女性の回転をリード、誘導するのが
男性、ヒップ・トゥイスト・シャッセの時の

左へ1/4 90度回転なんだ・・・

アレ?
女性は3/8回転で、男性は1/4だったら、
オヘソは向かい合わないんじゃないの?
男性の方が、
左に1/8回転キツクかかっているんだもん
・・・なぁんて気がついた人はすごいよね。
でも、大丈夫。
実際、続けてやってみると
コレでちょうど、

オヘソが向かい合ったイイ感じ

になるんだ。
ここでも順を追って検証してみよう。

まず、
女性の3/8左回転は、
いきなり・一気に
&(エンド)カウントでヤルってモノではなく、
実はカウント3の

相手と絡む感覚を持つ、

スパイラル感覚の

スペシャルウォークから

(第408話参照)

すでに始まっている

って事を理解しよう。
コレを男性側で言えば、
カウント2から3にかけての
“両方のヒザがピーンって伸びた、
キレイ・ポジション”
に至るまでの、
右後方にねじり上がった(ヒップは右にある状態)
ウォークのプロセスの間中、
ズーッと、つないだ右手を通し
女性とのコミュニケーションをしていることになる。
そう、女性の
強い左回転と右回転が
共存したスパイラルアクションを、
受け止めつつ、
ジワ~ッと左回転に誘導している
んだ。

男性は、
この予備回転がカラダの中のタメにもなり
(手は女性を左回転に導こうとし、
カラダの中は右回転がかかっているから)
次の、ヒップ・トゥイスト・シャッセの左へ
1/4 90度回転につながり、
シッカリとしたプレスラインを生み出す。
・・・で、実際に女性とともに
クィッて左へ1/4 90度回転をやってみると、
アララ、ホント
確かに男性は1/4、女性は3/8の地点で、
お互いの、オヘソから出る
パワー・エネルギーのようなものは
ちゃーんと向かい合ってると言うか、
通い合ってるところで終わる仕組みに
なっているってことが分かるよ。

ってことで、
この&(エンド)カウントで、
最大限にお互い近寄り、
オヘソから出るエネルギーを注ぎあった後は、
女性、バックワード・ロックに入るわけだが、
先の&(エンド)カウントで
上手くコミュニケーションできていれば、
ファン・ポジションに至るまで、
ズーッと、
男性とコミュニケーションをとることが可能。
そう、

“チャチャ1&”

1歩1歩すべてに

コミュニケーションがとれる
んだ。

細かく言えば、
男性1/4、
女性3/8の地点の向かい合った時点で、
ソレまでは、引き合っていた関係が
押し合う関係に変化するんだけど、
ただ“グッーて押してます”
なんて単純なモンじゃない。
押しあう中に、その位置関係、
お互いのアクションから生まれる、
タメの運動が微妙に加わっているんだ。
ソレはホラ、女性は
「左足引いて、右足前に交叉して、
もう一回左足後ろに引いて」ってやる間、
ズッーと前に背筋をキープしながらも、
背筋は揺れていて、
左足離れて、右足引っ張ってきて、
もう一回左足離れて」
って動きをやってるんだったよね?
(第393話参照)
しかも、
ロックステップしながら左回転を継続、
1/4 90度回転し、
晴れてファンポジションに・・・。

男性は男性で、
トーション(ねじれ)解除のアクションを
微調整しながら、
ひとつひとつのアクションを
丁寧なつながりの中で感じていく。
で、このそれぞれのアクションを、
ある意味正しく、
味わい深く、できるようになったら、
つないだ手を通し、
その1つ1つが
「あぁ、コミュニケーションしあってる!」
という実感に変わるんだ。

で、最後にカウント“チャ&”で、
チョイハッキリ“押しあう”というかかわりをもって、
男性は、
右へ1/8回転した方向に右足を横少し前に置く。
晴れて、きれいな、ファンポジションに!!
やったぁ!!

お疲れさん!



      続く 第410話へ



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)