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ジュンコ先生の
チャチャチャのレクチャーが続いている。


「みんなに質問。
チャチャチャのカウントは、
どうとっているかな?」



坂田さん
「ハイ “2・3・4&1”です」


トシ子さん
「“2・3・チャチャ・1”と数えています」


平田さん
「確か、音楽が1から鳴っているので、
“1・2・3・4&”と、習いましたな」

(第38話参照)



「そうね。
音楽は1から鳴っているので
“1・2・3・4&”または
“1・2・3・チャチャ”が基本カウント
・・・という認識が分かりやすいので、
初級はソコから
スタートしたほうがいいんだけれど、
ちゃんと、音楽の1234が取れるようになれば、
どんな数え方でもOKだと思うのよ」
ジュンコ先生はそう言ってから、

「ただし、今日これから
レクチャーしていくチャチャチャのカウントは
単に数を数えると言うものではなく、

アクションの数

も、表わしていくから、
ちょっとスペシャルなものと思っておいてね」
ジュンコ先生は白板にコウ書き始めた。


2&3&チャチャ1&


「では、質問ね。
このカウントの、アクションの数は? 
坂田さん、どうかしら?」



「ハイ、
“2&3&チャチャ1&”
(指を折りながら)

だから 8つ ・・・かな?」




「その通りね。
チャチャチャにおける、
ある(ベーシック)フィガーを踊る際、
男性、女性それぞれが音楽を聴きながら、
このスペシャル・カウントを取り続け
意識的に8つのアクションをちゃんとやる・・・
すると、相手とのコミュニケーションが
しやすくなるハズなのよ」

そして、ジュンコ先生はこう続けた。
「ではその、
スペシャル・カウントのひとつひとつで
どんなアクションをしているか
ということなんだけれど、
おおざっぱに言えば、

&(エンド)カウント以外では、

ステップする

そして
&カウントでは、

床へとプレスをする

また、床へとプレスをした結果
生まれるアクションが

ヒップアクション

また、その床へのプレスを利用して
行うアクションのひとつに

スイブル(=回転)動作がある。

つまり、
ベーシックステップにおけるヒップアクション・回転動作は、

&カウントで行うアクションね」



みんなはキョトンとしているが・・・。



と、そのとき
「でもそんな時間あるのかなぁ?」
と言い出したのは、カナちゃんだった。

「ルンバは、
エンド・カウントを使って踊るのは、
わかるけれど
チャチャチャは速いから
間に合わないように思えるんだけどな」




すると、ハナコさんも言い出した。
「“チャチャチャは速いから、
ステップすると同時に
ヒップを使いなさい”みたいなことを
以前言われたことがあるんですが・・・。
でも、今のお話だと、
ステップと、ヒップアクションは
分けているように思うのですが。
そんなことをして、
音楽の速さについていけるのでしょうか?」




ジュンコ先生は微笑みながら聞いていたが
「チャチャチャは確かに速いわね。
だからこそ、

細やかに

自分のやるべきアクションを

分解しておく
のよ。


2&3&チャチャ1&

とカウントすることは、
やるべきアクションが増えたぞ!大変だ!
ってことではなく、
細やかなつながりができたぞってこと。
そして、そのやるべきアクションは
カラダの内部を使っての運動だから、
むしろソレをやるほうが、
速い音楽でも間に合うのよ。
実際、やってみましょうか・・・

オープン・ヒップ・トゥイスト

2&3&チャチャ1&

カウントで踊って、
コミュニケーションをとる様子を体験してみましょう」



      続く 第406話へ



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