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エクササイズ&プラクティス集へ




さて、

ルンバ&チャチャチャ&サンバ

ラテン・ウォーク必須筋肉


と、華々しく登場していただいた

腰方形筋(ようほうけいきん)

腰椎(ようつい)の左右にある長方形の

いわゆるウエストの筋肉で、

インナーマッスル・サポートネットワークの
仲間であることはすでに紹介したとおりだが、

なぜ、重要なダンサー・マッスルなのかを
説明しておこう。
簡単に言えば“みぞおちから足”でおなじみの

大腰筋と同じような働きをするから。


広告のキャッチ・コピー風に言うなれば

必見!! 

もうひとつあった

“吊りバンド筋肉”

コレでもう、
あなたの腰は落ちることはない


って感じかな?
大腰筋は背骨と、
大腿骨(だいたいこつ)をつないで、 
足を背骨に引っ張り上げてくれている筋肉だけど、
この腰方形筋(ようほうけいきん)は、
ドコとドコをつないで
ナニをナニから
吊ってくれている筋肉かというと・・・

骨盤の背中側 頂上付近
(腸骨=ゾウさんの耳のように広がったソノ上側)
と、 
肋骨=アバラの背中側の一番下をつないで、

骨盤を、肋骨から

吊ってくれている筋肉
なんだ。

で、この腰方形筋、
背骨のすぐ横を通ってるんで、
その、腰椎(ようつい)にもくっついているんだな。
だから、骨盤だけではなく
腰椎を安定させる働きもあるんだ。
いわば、

脊柱起立筋的

(せきちゅうきりつきん=脊柱をまっすぐに立てる)
役割ってことだ。

ラテンダンスのスタンディング・ポジションとして

“下腹から、

背中に矢が抜けるように”


「お腹を引き上げ、腰を伸ばしなさい」
「腰の位置をもっと高く!」

の要求があるときは、
このインナーマッスルを活性化して、
骨盤を肋骨に引っ張ってもらうようにってことなんだな
って、理解するのもいいかもよ。

それに、さらに大切なことに・・・
で、ようやくチャチャチャの
ロック・アクションの話になるんだけど

背骨のROCK(揺れ動く)が

脚部のLOCK(組み合う・かみ合う)

を誘発する。
(第391話参照)
の実態には、
2つの吊りバンド筋肉の揺れ
大いに関与しているってことなんだ。
もう一度言うけど、
腰方形筋は、
アバラの骨から骨盤を吊ってる筋肉。
そのアバラの骨は背骨にくっついてる。
そして、腰方形筋自体もアバラと
骨盤の間の腰椎にもくっついているんだったね。
それにあの
大腿骨を吊り上げている大腰筋がくっついてるのも、
実はその大半が腰椎なんだ。
ってことは、
これらのインナー・マッスルを活性化すれば、
足元のロックを背骨(主に腰椎)の動きから
生み出せるだすことができる・・・
ソウ、背骨からユラユラ・ブランブラン揺れて
結果、足が交叉するみたいな感じになるんだ!
言い換えれば

背中に関する

インナーマッスルの連動で

足元のロックアクションを作る


ってこと!
こうしてみてみたら、
人間のカラダって
あやつり人形みたいだと思わない!?
骨を筋肉で吊っている・・・
で、重力のもとに、
みんなブラーン・ブラーン垂れ下がっている・・・
さぁ、自分人形の使い手にならなきゃね。
モチ、大腰筋とセットで使って、
その相乗効果を期待しよう!



腰方形筋(ようほうけいきん)

エクササイズ



① 前回第394話の

ひざ伸ばしウォーク

中殿筋も一緒に鍛えられるからGOODだね。

コレやりながら、みぞおち辺りを意識してもらうと
クチャクチャ動いているのが分かると思うよ。
ってことは・・・ソウ!
他のインナーマッスルも一緒に鍛えられるんだ!
日頃の歩きの途中で時折加えてみては(笑)?  

第372話のボディ改造メニュー①の

オシリ歩き

ヒデ君、マイニチがんばってますのメニュー。
実は腰方形筋にももってこい。
筋肉使用感もわかりやすいよね?
またこれも、腰方形筋だけでなく
他のインナーマッスルも一緒に鍛えられるから
一石??鳥の効果だよ。

第322話

骨格ユニット距離感を作る

エクササイズの
B(胸部)-C(腰部)間
をごらんアレ。
これ、実はすごく腰方形筋(ようほうけいきん)に効く
エクササイズなんだ。
腰方形筋(ようほうけいきん)のある、
ウエストサイド辺りを意識しながら
グニュグニュ・ギュギュギュってやってみて。



      続く 第396話へ



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