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エクササイズ&プラクティス集へ




ハーイ、さっそく、実体験していただきましょ。

いいですか?
その場で立ち上がり

肩を水平に保ったまま

ヒザを曲げないで歩く
んだ。

ううん、
そんな小さな歩幅でパタパタ歩くんじゃなくて
結構、シッカリ目に
1回1回
足を床から浮かせながら歩くのよ。

エ? なんか変な感じだって? 

ペンギンみたいな気分だって?

それに、
体重の乗っていない側のヒップが
グイッって持ち上がって、
サンバのボタフォゴ(フィガー名)みたいな
腰つきだって!?

OK! それでいいのよ。

では詳しく様子を観察するために
その場で止まってやってみよう。

体重を右足に乗せて、
右足のヒザは伸ばしたまま
反対側の左足を床から浮かせようってするわけだけど、
浮かせたよ、って時、
左手または右手で、左のウエスト辺り
つまり、左腰&左わき腹
もっと言えば、
背骨と骨盤とアバラに囲まれたエリアに触れてみて。
(脂肪がつき過ぎてわかんない!
なんて言わないでね)

硬くなってる?
そして、縮んだ感じがするかな?
分かりにくい人は、
左側の骨盤とアバラをもう少し近づけてみて。
OK!
そのとき使ってる筋肉が、

腰方形筋(ようほうけいきん)

腰椎(ようつい)の左右にある長方形の筋肉だ。

で、次に
体重の乗っている右側で、
サポートしてくれているのが、
オシリのやや深層部にある筋肉
(表層部にあるのは大殿筋=だいでんきん 
いわゆるオシリの筋肉だ)

中殿筋(ちゅうでんきん)

整理すると、
左足が浮く=左側のヒップがクィッて持ち上がる。
左側の腰方形筋(ようほうけいきん)と
右側の中殿筋(ちゅうでんきん)が働いている。
右足が浮く=右側のヒップがクィッて持ち上がる。
右側の腰方形筋(ようほうけいきん)と
左側の中殿筋(ちゅうでんきん)が働いている。
こうしながら、一歩一歩・・歩く。
実際の歩行もこういう原理なので、
腰方形筋と中殿筋を鍛えれば
しっかり歩くことができる
ようになるんだよ。

こうやってヒザを曲げないで歩くこと自体が
腰方形筋と中殿筋を鍛える
エクササイズになっているから、
時々やってみてね!
エクササイズを終えた後、
お尻の横とわき腹の背中側に疲労感があれば成功!
ちなみに、
腰方形筋はいわゆる“腰痛”の筋肉らしいんで、
ダンサーであるナシにかかわらず、
強化は必要かもね。


エ~ッと、確か、
チャチャチャ・ロックの続きでしたよね!?
(第392393話参照)
そのときに使う筋肉ってことで、
ご登場いただいた両筋肉、
ソレを証拠に、

“右足に体重を乗せて、左足を浮かせる
=左側の腰方形筋(ようほうけいきん)と
右側の中殿筋(ちゅうでんきん)が働いている”


って、カッコウを作って見ましょうか。
で、そのまんま、つまり、左足を浮かし、
左ヒップをクィッて上げたマンマ
その左足を、右足の後ろに持っていくんだ。

すると・・・

あぁっ!!
ルンバウォーク(の時の1歩目出たところ)
あの、
“両方のヒザがピーンって伸びた、
キレイ・ポジション”

なんですよ。
(第392話参照)
ってことは、
チャチャチャ・フォワード・ロックの
1歩目のカッコウ
と一緒!!

右のオシリあたりを触ってみて。
クイッって締まり、上がった感じがするでしょ!?
これ、
中殿筋(ちゅうでんきん)の働きなんよ。
左の腰・わき腹・背中
キレイなシェイプができてるでしょ!?
腰方形筋(ようほうけいきん)の働きね。
って風に、
チェックしていただくのもいいかもと思います。

ルンバ&チャチャチャ&サンバ

ラテン・ウォーク必須筋肉


のみならず、
普通の歩行時にも大活躍してくれている
両筋肉なんだけど
このうち、腰の筋肉である

腰方形筋(ようほうけいきん)

は、チョイ意味のある重要ダンサー筋肉、
インナーマッスル・サポートネットワークの筋肉なんで、
もう少し詳しくみていきましょ。



      続く 第395話へ



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