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ジュンコ先生のチャチャチャ・レクチャー、
ロック・アクションの続きだよ。 


「足をズラすアクションをして、
特に引っかかりなく
前後の動きができるようになったら
(第390話参照)
いよいよ本格的な
“ロック”に移行していくわけだけれど、
ここで気をつけることは、

ヒザをワザワザ

曲げようとはしない
ってことなの。

以前にもお話ししたけれど、
ひざを曲げる行為って、
重力方向に順ずるアクションだから、
ソレ(ひざを曲げる行為)と
前進後退運動ってかみ合わないで、ロスが多いの。
(第375話参照)
だから、あえてしようとはしない・・・」



「ロックのとき、
腰が落ちてしまう人や、
頭がピョコピョコする人は、
ワザとヒザを
曲げようとしているからでしょうか?」



「そうね。
それ以外にも、
ロック・アクションに妙な引っ掛かりを感じる人は
“ロックしようとひざを曲げる
=足だけのアクション”になってしまっている

可能性は高いわね。
ロック・アクションも
本来はボディの運動の結果なのね。
だから
キレイ&機能的なロック・アクションをするには、

ボディの運動を感じ

ソレと脚部との連動


を感じなきゃいけないわけ。
でも、ひざを曲げることで
ロックしてしまう人は結構多いわ。
ウーン、コレって、ひょっとしたら
教科書に書いてあるコトも、
その原因かもしれないわね。
足を交叉させるところの部分に
“両ヒザを圧縮して”って表記があるから。
ソコだけを読むと“ひざを曲げるのか”
って思っちゃうわよね。
これは、あくまで
“結果ソウなる”ものだって風に
理解して欲しいな」



「でも、ロックのとき、
ヒザを突っ張っていたらダメなんですよね?
変なカッコウになっちゃうし、
そんなことしたら踊れないだろうし・・・」



「大丈夫よ。

ヒザは“自然に”曲がるから」



「え~、そうかなぁ? 
“自然に”曲がらない人だっているでしょう?
もし、私、曲がらなかったら、
ショックです・・・」



「ごめんなさいね。
そうね、“自然に”が、
一番ヤッカイなものですもんね。
それで押し切られたら、
『たまったもんじゃネェ』よね(笑)
では、言い直すわね。
ヒザは突っ張っていられなくなる、
曲げたくなる状態になっちゃうの。
ボディの操作で・・・」



「あぁ、ボディの操作ね。
ロック・アクションは、
ボディと脚部との連動だって話でしたよね。
で、ボディの操作の結果が脚部に表れるって」



「そうなの。
だから、ボディ操作をちゃんとしていたら、
自然にヒザは曲がるようになって、
一番キレイで機能的なフィーリングで
ヒザが使えるようになるわ」



「了解です。
それなら、
私にでもがんばったらできそうです」



「GOOD!
では、そのボディ操作と
脚部の連動のお話に移る前に

チャチャチャ・アクションは

背骨の揺らぎ・揺れから始まる


ってレクチャーしたこと覚えているかな?」
(第380話)



「ハイ!覚えています。
ってことは、
ロック・アクションもそうってこと・・・?」



「そう!もう、

典型的に背骨の揺らぎ

揺れから起るアクション
なのよ。

言わば、

背骨のROCK(揺れ動く)が

脚部のLOCK(組み合う・かみ合う)を

誘発する
のよ。

(第390話参照)


まぁ、コレはチャチャチャだけに限らず、
スタンダードのLOCK・アクションなど、
みんなに言えることだけどね。」 



「へぇ~。
スタンダードはまだ、イメージがつかないけれど、
チャチャチャはなんとなく分かるような・・・
背骨がユラユラロックして、結果、
足が交叉するみたいな感じでしょうか?」



「そうね。
背骨といっても
頚椎(首のあたり)、胸椎(胸の辺り)
腰椎(腰のあたり)とあるでしょ?
そのうちで、最初に注目すべきは、

“腰椎”ね。

チャチャチャのロック・アクションでキモになるのは
やっぱりヒップだからね。
インナーマッスルも介するから、動きは複雑よ。

では具体的に
フォワード・ロックと
バックワード・ロックの説明に移りましょうか」



      続く 第392話へ



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