2008.02.05 (第378話)陽気に弾けてコケティッシュ「チャチャチャ」Ⅱ チャチャチャの語源
目次へ
エクササイズ&プラクティス集へ
チャチャチャはキューバ生まれだ。
「あ、それって、
キューバンルンバも・・・よね?」
モチロン。
“発祥はキューバ”のダンス&ミュージックは、
他にもいっぱいあるよ、
例えばマンボ、ボレロ、ソン・・
そう、キューバは、
ラテン音楽&ダンス・リズムの宝庫なんだ。
キューバは、
ムラート文化(黒人と白人の混血の文化)の国。
この影響をモロに受けている
キューバの音楽&ダンス・リズムのそのほとんどが、
アフリカから来た打楽器のリズム(黒人文化)と
植民地として支配していた
スペイン人の弦楽器(白人文化)の融合から
生まれたものだ。
その中でも、
より黒人色の強いものは
アフロ・キューバン
スペイン色(白人色)の強いものは、
スパニッシュ・キューバン
と呼ばれていて、
キューバンルンバ・マンボは前者、
チャチャチャは後者に属しているんだよ。
で、
アフロ・キューバンが
民衆に親しまれたのに対し、
スパニッシュ・キューバンは白人を中心にした
上流階級の舞曲として発展を遂げたものなんだ。
「へぇ~!じゃぁチャチャチャは、
上流階級のダンスっだったてコト!?」
まぁ、そうだね。
“アフロ・キューバン”のダンスは、
もっぱら、屋外で踊られることが多く、
それに引き換え
“スパニッシュ・キューバン”のダンスは、
お金持ちの邸内で踊られていたそうなんだ。
さて、
チャチャチャは、その曲調も特徴的だ。
でも、最近のミュージックは、
そのとき流行っている歌謡曲なんかが
ダンス用にアレンジされてあるものも多いので、
ソウとは限らないが。
なぜって、
チャチャチャ・ミュージックを象徴するソレが
使われてナイもののほうが多いから・・・
ソレって何のことかというと、
音楽の中に聴こえてくる、
「ギーチャッチャッチャッ、
ジューワッチャッチャッチャッ」
って音のこと。
それは、
“グィロ”という楽器の音色なんだ。
“グィロ”は、中をくりぬいて乾燥させた
“ヒョウタン”の外側にギザギザの刻みを入れたもの。
それを棒でこすって音を出すという、
音だけではなく形も面白いパーカッションだ。
棒でこする速度を変えたり、
強弱を変えたりすることで、
色々なリズムを奏でることができるんだ。
そういえば、その独特な音色が
チャチャチャの語源とも言われているよ。
ハーイ、ここより
ジュンコ先生の
チャチャチャのレクチャーの始まりィ~。
まずは、
ジュンコ先生からこんな質問だ。
「チャチャチャって、
どんなダンスだと日頃感じているかな?」
みんなは口々に言い出した。
「ハギレの良い、
シャープな感じのダンスだなって、
思います」
カナちゃんだ。
「タンゴみたいにスタッカート
(切れている)表現のスピーディーな感じかな」
坂田さんも言う。
「リズムがクリアで、
メリハリのあるダンスだと思いますわ」
と紀子さん。
「イヤァ、
ルンバと違ってあわただしくて、
ついていきにくいと言う感じですワナ」
平田さんが苦笑しながら言う。
ジュンコ先生は微笑みながら聞いていたが、
「ソウね、確かに、
チャチャチャの音楽は、
ルンバよりも速くてスタッカートね。
でも、その
スピーディ&キレのある
チャチャチャを踊れるようになるには、
最初は・・・」
ソウ言いながら、
白板にコウ書き始めた。
リキまず、ソフトに
( )
チャチャチャを目指す
カッコに
どんな言葉が入るか分かるかしら?」
みんなは考えているが・・・
「答えはね、ゆったりよ・・・」
続く 第379話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
エクササイズ&プラクティス集へ
チャチャチャはキューバ生まれだ。
「あ、それって、
キューバンルンバも・・・よね?」
モチロン。
“発祥はキューバ”のダンス&ミュージックは、
他にもいっぱいあるよ、
例えばマンボ、ボレロ、ソン・・
そう、キューバは、
ラテン音楽&ダンス・リズムの宝庫なんだ。
キューバは、
ムラート文化(黒人と白人の混血の文化)の国。
この影響をモロに受けている
キューバの音楽&ダンス・リズムのそのほとんどが、
アフリカから来た打楽器のリズム(黒人文化)と
植民地として支配していた
スペイン人の弦楽器(白人文化)の融合から
生まれたものだ。
その中でも、
より黒人色の強いものは
アフロ・キューバン
スペイン色(白人色)の強いものは、
スパニッシュ・キューバン
と呼ばれていて、
キューバンルンバ・マンボは前者、
チャチャチャは後者に属しているんだよ。
で、
アフロ・キューバンが
民衆に親しまれたのに対し、
スパニッシュ・キューバンは白人を中心にした
上流階級の舞曲として発展を遂げたものなんだ。
「へぇ~!じゃぁチャチャチャは、
上流階級のダンスっだったてコト!?」
まぁ、そうだね。
“アフロ・キューバン”のダンスは、
もっぱら、屋外で踊られることが多く、
それに引き換え
“スパニッシュ・キューバン”のダンスは、
お金持ちの邸内で踊られていたそうなんだ。
さて、
チャチャチャは、その曲調も特徴的だ。
でも、最近のミュージックは、
そのとき流行っている歌謡曲なんかが
ダンス用にアレンジされてあるものも多いので、
ソウとは限らないが。
なぜって、
チャチャチャ・ミュージックを象徴するソレが
使われてナイもののほうが多いから・・・
ソレって何のことかというと、
音楽の中に聴こえてくる、
「ギーチャッチャッチャッ、
ジューワッチャッチャッチャッ」
って音のこと。
それは、
“グィロ”という楽器の音色なんだ。
“グィロ”は、中をくりぬいて乾燥させた
“ヒョウタン”の外側にギザギザの刻みを入れたもの。
それを棒でこすって音を出すという、
音だけではなく形も面白いパーカッションだ。
棒でこする速度を変えたり、
強弱を変えたりすることで、
色々なリズムを奏でることができるんだ。
そういえば、その独特な音色が
チャチャチャの語源とも言われているよ。
ハーイ、ここより
ジュンコ先生の
チャチャチャのレクチャーの始まりィ~。
まずは、
ジュンコ先生からこんな質問だ。
「チャチャチャって、
どんなダンスだと日頃感じているかな?」
みんなは口々に言い出した。
「ハギレの良い、
シャープな感じのダンスだなって、
思います」
カナちゃんだ。
「タンゴみたいにスタッカート
(切れている)表現のスピーディーな感じかな」
坂田さんも言う。
「リズムがクリアで、
メリハリのあるダンスだと思いますわ」
と紀子さん。
「イヤァ、
ルンバと違ってあわただしくて、
ついていきにくいと言う感じですワナ」
平田さんが苦笑しながら言う。
ジュンコ先生は微笑みながら聞いていたが、
「ソウね、確かに、
チャチャチャの音楽は、
ルンバよりも速くてスタッカートね。
でも、その
スピーディ&キレのある
チャチャチャを踊れるようになるには、
最初は・・・」
ソウ言いながら、
白板にコウ書き始めた。
リキまず、ソフトに
( )
チャチャチャを目指す
カッコに
どんな言葉が入るか分かるかしら?」
みんなは考えているが・・・
「答えはね、ゆったりよ・・・」
続く 第379話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |