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「アカン、やっぱりタンゴは、難しい」


踊り終わって、
席に戻ってきたA氏、
気の毒なくらい憔悴(しょうすい=疲れ果てること)
しきっている?
A氏はまだまだ初心者。
タンゴは習い始めたばっかりのハズ。
で、今日は久しぶりのパーティに参加して腕試し、
とアイなりましたってわけなのだが・・・。


「女性と組んだ時点で、もうアウト。
グッて感じで右ホールドを抱え込まれると、
気になってしょうがないんだ。
おまけにカラダをピッタリくっつけてくるし。
アァ、とてもこれじゃぁ動けないって状況なのに
スタート切らなきゃいけないし、
もう大変だね。
全然、思うように動けなかったし、
カッコウもたぶんメチャクチャ・・・」



ソレを聞いて、
一緒に来ていた仲間は、
「最初は誰だってソウだけど、
慣れたら大丈夫さ。
こういうところで、
ドンドン組んで練習すればいいんだ」

なぁんて、
ノンキなアドバイス。


でも、A氏には仲間には言えない
アル疑問がわいてきて・・・


「アンナに女性とカラダが接触しても、
もう、みんなは何にも感じないんだろうか?
俺、すごく気になるよ。
太ももも股間も触れるし、
胸にだって当たりそう。
失礼にならないかとか、
イロイロ考えていたら全然踊れなくなる。
でも、シッカリ組んで踊らないと、
かえって腰を引いたり
カラダがゆがんだりしちゃうから、
余計にダメなんだろうし。
タンゴはシャープ・パワフルに踊るって習ったし、
やってもみたいけど、
そんなモン、とてもできっこないや」



うーん、どうしたら、
あんまり

相手のこと(肉体)を気にせず

モチロン、

失礼にもならずに

でも、

ちゃんとしたホールド

で、

カッコイイタンゴ

が、

踊れるようになるんだろう?

って、
そんな都合のイイコトって
可能なんかナァ?」




さぁ、果たしてどうなんでしょうかねぇ?
ジュンコ先生・・・!!
 

「エエ、それは可能よ。
というより、可能になるように
練習を積むことが必要でしょうね」


「イイ?
今みんながやっている
イングリッシュ・スタイルのタンゴは、
競技会用ダンス、
だから、かなりテクニック的には難しいの。
競技選手のように
決まった相手と、
決まったルーティンを踊るのだったら、
それほど大きな問題にならないことが、
初めて出会った方と
踊るようなパーティ・シーンでは、
大問題として
クローズアップされることだってある・・・
その問題っていうのが、

相手とのダイレクトな

肉体の接触感覚


なのよ。

タンゴはワルツ・スローのような
スイング・ダンスではない分、
かなりピッタリと組むことが前提で、
仕上がっていくテクニックがほとんどなワケ。
カラダの前面・太ももなどの
直接的コンタクトを求める人が多いのは、
ある意味仕方のないことなのね。
で、外側のスイングをかけられない分、
相手から“逃げられない”状況におかれる・・・
だからこそ、ホンキの

相手と“組む”という

勉強ができる種目


ナンだけどね」


「A氏が望んでいるように

相手のこと(肉体)を気にせず

自分のダンスができる

相手に対し失礼にもならず

相手に悪い干渉はしない


しかも、

ちゃんとしたホールドで、

カッコイイタンゴが踊れるようになる

合理的・機能的な

ホールド(組み方)ができ

おまけに見た目も良い


が、可能になるように、
まずは意識を変えていきましょう」


「で、まずは第75話をご参照アレ!
コレを今一度見直して
相手と組むと言う“定義”を変えるのよ。

ホールドの極意は、

“相手と組もうとするな、風になれ”


だったわよね。
そして、
より深く相手と組む種目であるタンゴほど、

相手という肉体と

直接に組まないこと


コレを徹底させるのよ。
肉体で組まないのならば、何で組むのかというと・・・

空気・・・

ソコに放たれた

タンゴ・エネルギー
よ」

次回に続く



      続く 第370話へ



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